コンビニで中高年向けサービス 少子高齢化で若い世代が減少するなか、大手コンビニチェーンの間では、中高年や高齢者向けの品ぞろえやサービスを充実させた店舗を展開するなど、新たな顧客を取り込もうという動きが広がっています。 このうち、ファミリーマートは、東京・渋谷に中高年の顧客にねらいを絞った新たな店をオープンさせ、通常よりもカロリーや塩分を抑えた弁当を多くそろえました。また、茶葉やワインなどの種類を増やすとともに老眼鏡なども用意し、中高年の好みを意識した品ぞろえとなっています。商品の多くは、通常よりも1割程度高いということですが、今後、販売が伸びればほかの店舗で扱うことも検討するということです。一方、最大手のセブン-イレブンは、高齢者などにも多く利用してもらおうと、この1年でプライベートブランドの総菜の種類を1.5倍に増やしました。また、高齢者向けの弁当を宅配するサービスについて、来年春にも全国で配送料を無料にすることも計画しています。少子高齢化で、今後、コンビニの利用者の中心だった若い世代が減少するとみられることから、各社では中高年や高齢者向けの商品開発やサービスをさらに充実させることにしています。 (NHKニュース・11月26日 11時9分) |
コンビニチェーン各社が中高年向けのサービスを充実するというなら、当の中高年であるところのわたしは嬉しいわけだが、そういうのをNHKが報道するというとなんとなく嫌な予感がしなくもないわけである。上の記事の中だとたとえば「通常よりもカロリーや塩分を抑えた弁当を多くそろえました」なんていうのが嫌な予感なわけである。コンビニ弁当が糖尿や高血圧防止の病院食みたいなつまらん味のものばかりになったら悪夢である。中高年と言ったって好みは色々なのだ。わたしだったら「てめえら俺を早死にさせる気か(笑)」と言いたくなるくらい味の濃い、塩辛い、脂っこい食い物が大好きなのである。
まあコンビニチェーンは民間企業だからNHKみたいな半役所と違って客の本音やニーズにはずっと敏感だろうけれど、メディアのネガティブ・キャンペーンを恐れることではなまじの役所よりヘタレだったりすることがないでもない。そういうのに負けないで頑張っていただきたいところである。
題名とは直接関係ないが、中高年が活躍しているニュースがあったので併せて紹介しておく。サイトでは動画も見られるので、わたし同様テレスクリーンのない人も是非ご覧あれである。
“空飛ぶ男”ジェット機と編隊 ジェットエンジンのついた翼を背負って空を飛ぶ「ジェットマン」として知られるスイス人の冒険家が、本物のジェット機と編隊を組んで飛行することに成功しました。 この冒険家は、かつて戦闘機のパイロットだったスイス人のイブ・ロッシーさん(52)で、(中略)今回は、24日、スイスの北西部の上空で、ヘリコプターから飛び降りて飛行を始めました。そして高度1500メートルで、ロッシーさんの活動を支援している時計メーカーが用意した2機のジェット機が現れ、ロッシーさんは2機に近づいて均等な間隔を保ちながら10分ほど見事な編隊飛行を披露しました。この際のスピードは時速220キロほどだったということです。ロッシーさんはパラシュートを使って無事に地上に降り立ち、編隊飛行を成功させたことを喜んでいました。 (同・11月26日 12時21分) |