(1)の最後の方に述べたことを図解してみる。ラプラス分布(両側指数分布)というのは下図のような概形の分布である。
ただの三角やんけ、ではない。縦軸は対数表示であることに注意。
そして以下が実際のドル円レートの分あたり変動の分布である。
まさしくラプラス分布であるように見える、が、よく見ると裾の方が広がっている(裾が厚くなっている)ような気がする。気がするが、はっきりわからない。上のグラフでおおよそ±150(×0.1pip)より外はすべて出現回数が1回なのである。正の側を拡大してみたのが以下の図である。
ヒストグラムの階級幅をある程度大きくすることで多少は伸ばせるが、階級幅を大きくしすぎると概形が掴みにくくなってしまう。特に±200を超えた先の領域はもう、本当はどんな分布なのだか、このヒストグラムだけからは一切わからないと言っていい。それを調べてみよう、というか調べるための(多少とも合理的な)手法を考えてみよう、というのがこのキカクである。
ただの三角やんけ、ではない。縦軸は対数表示であることに注意。
そして以下が実際のドル円レートの分あたり変動の分布である。
まさしくラプラス分布であるように見える、が、よく見ると裾の方が広がっている(裾が厚くなっている)ような気がする。気がするが、はっきりわからない。上のグラフでおおよそ±150(×0.1pip)より外はすべて出現回数が1回なのである。正の側を拡大してみたのが以下の図である。
ヒストグラムの階級幅をある程度大きくすることで多少は伸ばせるが、階級幅を大きくしすぎると概形が掴みにくくなってしまう。特に±200を超えた先の領域はもう、本当はどんな分布なのだか、このヒストグラムだけからは一切わからないと言っていい。それを調べてみよう、というか調べるための(多少とも合理的な)手法を考えてみよう、というのがこのキカクである。