THNの私訳を岩波文庫の大槻訳を下敷きにして進めているわけであるが、今回の私訳プロジェクトは「自分で訳す」ことに必ずしもこだわっていないのである。つべこべ言っても公刊された(また高価な古本でも何でも入手することは可能な)全訳が大槻訳しかなく、それがまた㌧でもなく古めかしい書体と旧字と言葉遣いでなされているために、1960年代生まれのわたしはすでに読むのが難儀なのである。基本的にはこの難儀を取り除くためにやっているわけで、だから手っとり早い方法が他にあるのなら、遠慮なくそれを用いる気でいるわけである。
現状で大槻訳の他に参照しているのは中公から出ている抄訳で、いくらかは役立っているのだが、思ったほどは役に立っていない。この訳も部分的には、いや相当に大槻訳を参照しつつ作られたものではないかとわたしには思える。時折の誤訳を直したり、語彙や表現を現代日本語のそれに近づけてはいるわけで、それ相応の価値はあるのだが、わたしが読んで変な訳だと感じるところは大槻訳でも抄訳でも同じように変だったりするわけである。
この調子だと先が思い遣られる感じがするので、改めてWeb上から拾える日本語訳がないものかと探してみると、第三巻については全訳があった。第二巻についてはまったく見当たらない。第一巻についてはよくよく探すと、最初の方だけわたし同様に私訳を手掛けて、早々に放棄された(笑)とおぼしきものがちらほら見つかる。・・・まあアレだよ、既存の訳を参照せずに頭から自分で訳そうとすると、よほど英語の達者な人でもこの文章を訳すのは難儀をきわめるのではないかとわたしには思える。大槻訳は(書体文体のことはさて措いて)最良の訳とは言えないかもしれないが、かなりよい訳だ(とわたしには思える)ということである。
いつもならこんなことは言わないが、今回に限って言えば「お前みたいなど素人のヘボ訳など読んじゃいられない、オレの訳を読め」というオススメがあったらいくらでも申し出てもらいたいことである。遠慮なく参考にさせていただく。
ただしもちろん、このblogは通信途絶blogで、コメントはつけられないし、その設定を変更するつもりも予定も一切ない。このblogの題名なりURLなりをつけて何か書くか呟くかしてもらうばかりである。自サイトの検索は毎日(!)やっている(むろん、悪口を言われたら応酬するためにである)から、そのうち気がつくはずである。ただの悪口なら無視するか、悪口を倍にして返すとかするだけだが、このTHNのネタに限っては、悪意がないのに無視することはたぶんないと言っておく。いまこのblogの日々のIP数は200~300である。この数字は、このgooブログの場合、実数はその百分の一くらいに見積もっておけばいいことになっている(爆笑)。要するにまともに眺めている人はほとんどいない、どこかで誰かが変なことを言い出せば漏れなく検索にひっかかるのである。
現状で大槻訳の他に参照しているのは中公から出ている抄訳で、いくらかは役立っているのだが、思ったほどは役に立っていない。この訳も部分的には、いや相当に大槻訳を参照しつつ作られたものではないかとわたしには思える。時折の誤訳を直したり、語彙や表現を現代日本語のそれに近づけてはいるわけで、それ相応の価値はあるのだが、わたしが読んで変な訳だと感じるところは大槻訳でも抄訳でも同じように変だったりするわけである。
この調子だと先が思い遣られる感じがするので、改めてWeb上から拾える日本語訳がないものかと探してみると、第三巻については全訳があった。第二巻についてはまったく見当たらない。第一巻についてはよくよく探すと、最初の方だけわたし同様に私訳を手掛けて、早々に放棄された(笑)とおぼしきものがちらほら見つかる。・・・まあアレだよ、既存の訳を参照せずに頭から自分で訳そうとすると、よほど英語の達者な人でもこの文章を訳すのは難儀をきわめるのではないかとわたしには思える。大槻訳は(書体文体のことはさて措いて)最良の訳とは言えないかもしれないが、かなりよい訳だ(とわたしには思える)ということである。
いつもならこんなことは言わないが、今回に限って言えば「お前みたいなど素人のヘボ訳など読んじゃいられない、オレの訳を読め」というオススメがあったらいくらでも申し出てもらいたいことである。遠慮なく参考にさせていただく。
ただしもちろん、このblogは通信途絶blogで、コメントはつけられないし、その設定を変更するつもりも予定も一切ない。このblogの題名なりURLなりをつけて何か書くか呟くかしてもらうばかりである。自サイトの検索は毎日(!)やっている(むろん、悪口を言われたら応酬するためにである)から、そのうち気がつくはずである。ただの悪口なら無視するか、悪口を倍にして返すとかするだけだが、このTHNのネタに限っては、悪意がないのに無視することはたぶんないと言っておく。いまこのblogの日々のIP数は200~300である。この数字は、このgooブログの場合、実数はその百分の一くらいに見積もっておけばいいことになっている(爆笑)。要するにまともに眺めている人はほとんどいない、どこかで誰かが変なことを言い出せば漏れなく検索にひっかかるのである。