瓢簞舟の「ちょっと頭に浮かぶ」

こちらでは小説をhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427846884378

善く生きる極意

2017-09-01 18:51:14 | 随想
不思議といえば不思議、当たり前といえば当たり前なのだが、人は誰に教わるでもなく「善い」を知っている。が、なかなかに「善く生きる」ことは難しい。

なに、実は自ら難しくしているだけなのである。こうしなければならない、ああしてはならぬ。強制したり戒めたり。自らを矯正しようとするから無理がでる。難しくなる。

「善い」を知っていれば、それで十分。矯正する必要なんてない。知っているのだからそのままでいい。あとは実行するだけ。

その実行が難しい、と言われそうだ。
では実行しやすくするための極意を。

私を手本にしなさい。
私を見習いなさい。

そう思うだけでいい。
手本にしなさい、と思いながら「悪」は行えまい。見習いなさい、と思えば「善く生きる」ほかないのである。

「善く生きる」という在り方は美しい。美しさは人を感動させる。感動した人は自らも美しく在ろうとする。
こうしてあなたの周りの人たちは美しく、つまり善くなる。変化に時間はかかるかもしれないが、間違いなく善くなる。

ともかくも、まずは自分が善く生きることだ。
そこから始まる。
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