瓢簞舟の「ちょっと頭に浮かぶ」

こちらでは小説をhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427846884378

読書メモ(小松左京 その4)

2024-01-28 10:11:00 | 本の話
宇宙は神の卵だといい、この宇宙が死ぬことによって神が生まれ、神は新しい別の宇宙をつくるという。では、私たちの住むこの宇宙を誕生させたのもやはり神という理屈になる。この宇宙の前に存在した宇宙から神が生まれてこの宇宙をつくったという連続性の上に宇宙の生死はある。これが理屈のはずだけど、この宇宙を説明するときには超越は始元においてはじめからあったのではなく、これから未来へかけてあらわれてくるものだ、と小 . . . 本文を読む
コメント