先日注文した本を読めるようになりました。某ハウスメーカーの社長が書いた本です。初めのほうは、建ってから1300年経つ法隆寺を例にとり木造住宅は200年住める、木は建材になってからも生きているなど私も語りない内容でした。問題点も納得できる内容で、注意しなければと感じさせるものですが、木は曲がる・ねじれる・割れる解釈の仕方ぐらいから考え方が変わりました。しっかり乾燥して、その後の変形はそれほど大きなものではありません。構造材にセッコウボードなどを直接打つ、即席住宅のような構造ならばボードにヒビが入り問題になるでしょう。胴縁を打つ洋風作りや、和風作りならば問題にはなりません。また、日本の山には3流4流という木が5万と眠っていると書かれていました。台風などで倒れた木、早く成長しすぎて目が荒すぎる木、アテのある木など集成材やベニヤなどにしか使えない木は知っていますが、ほとんどが使える木だと思います。今日の夜、地元の木で家を作る組合の寄り合いに参加してきました。ここのメンバーの製材所の方や理事長に聞き、私の考え方が間違ってないことを確かめました。とんでもない本です。
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