この記事には、回路図が掲載されていますが、なんら動作を保証するものではありません。
参考にされる場合は、全てにおいて自己責任でお願い致しますぅ~<(_ _)>゛
********************************************************************************
以前に製作した「汎用電動カムスイッチユニット」について、フト新たなアイディアが浮かんでしまい( ・_・)フト
若干の改良をすることにしました。
前回、”集大成”とか言って製作したのに・・・ねぇ。早くも機能追加です(^_^;)ゞ エヘヘ
さて、電動カムスイッチは、基本のカムが1回転する間に、連動する別のカムとマイクロスイッチによって、様々なスイッチングをさせる仕組みです。
1回転する途中で、小信号によって一時停止をさせることができたら便利かも!(^_^)b
と思いました。
例えば、カムによってスイッチをONさせる装置Aと装置Bがあったとします。
装置Aの動作が完了するのを待ってから、次に装置BをONしたいといった場合、装置Aから何らかの信号を受けて、カムの一時停止と再開ができるようにすれば、簡単に実現できます。
制御用の回路をちょこっと見直しました。
カムの回転がスタートするまでは、以前の動作と同様です。
カムによってマイクロスイッチが押下されると、Tr1のベースに電流が流れます。
すると、サイリスタのA-K間をTr1のC-E間で結ぶことになり、結果、サイリスタの保持は解除されます。
カムが回転している途中で、Tr2のベースに電流を流すと、Tr1がOFFとなるためリレーもOFFとなり、モーターは(ショートブレーキもかかり)停止します。
Tr2のベース電流を止めれば、再びTr1がONとなりリレーもONして、カムの回転が再スタートします。
つまり、Tr2のベース電流の有無で、一時停止と再開をさせることができるようにしたというわけです。
この電流を、装置Aからの信号として受けるようにすれば、順番にスイッチングをさせることもできるでしょう。
基盤ユニットは、このようになりました。
できるだけコンパクトにするため、パーツの配置はギチギチです。
パーツが6つほど増え、基板は3列分大きくなりましたが、幅は以前の基盤に合わせることができましたので、ギヤボックスやマイクロスイッチの配置などは、前回のものと同様です。
うまくうごきましたので、見てやってください。
動画では、Tr2へのベース電流を、押しボタンスイッチで流しています。
カムの回転をスタートさせた後、ベースに電流を流している間は停止させることができました。
電動カムスイッチの応用範囲がさらに広がりそうです(*'ー')ノ
<おまけ>実態配線図