昨夜の眩暈で、ふらふらしながらごみ捨てに出てみると、
細かくて、気持ちの良い小雨。
澄んだ空気の誘われて
ふらふらとそのまま、散歩に出た。
空き地へ出ると、
薄く降り注ぐ雨の中、
コスモスたちが、ぴん！と背筋を伸ばして咲き誇っている。
鮮やかな花弁の上を転がる、雨の露。
音のない鈴のように、あとからあとから転がり落ちて。
「一輪、失敬しようかしら」
手を伸ばしたら
見た目のたおやかさとは裏腹の、丈夫な茎。
…ああ、残念。
名残惜しくてしばし立ち尽くすわたし。
そんなわたしの姿に、ほんの情けをかけてくれたのか、
隣家の軒先から顔を出した白ばらが、
はらはら はらはら と 花びらをこぼしてくれた。
手の甲に降り立った、柔らかい、良い香り。
薄く雨の降る、秋の朝。
雨のなかの、やさしいひととき。
《追記》
◆うさこ日記「ごあんないですよ」 にトラックバックしました。
初めて、お絵かきに成功しました。
うさこさんが、教えてくださったおかげです。
うさこさん、本当にありがとう。
細かくて、気持ちの良い小雨。
澄んだ空気の誘われて
ふらふらとそのまま、散歩に出た。
空き地へ出ると、
薄く降り注ぐ雨の中、
コスモスたちが、ぴん！と背筋を伸ばして咲き誇っている。
鮮やかな花弁の上を転がる、雨の露。
音のない鈴のように、あとからあとから転がり落ちて。
「一輪、失敬しようかしら」
手を伸ばしたら
見た目のたおやかさとは裏腹の、丈夫な茎。
…ああ、残念。
名残惜しくてしばし立ち尽くすわたし。
そんなわたしの姿に、ほんの情けをかけてくれたのか、
隣家の軒先から顔を出した白ばらが、
はらはら はらはら と 花びらをこぼしてくれた。
手の甲に降り立った、柔らかい、良い香り。
薄く雨の降る、秋の朝。
雨のなかの、やさしいひととき。
《追記》
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初めて、お絵かきに成功しました。
うさこさんが、教えてくださったおかげです。
うさこさん、本当にありがとう。
・咲き誇る薄桃いろの秋桜よ風やはらかに秋の雨降る
たまさん 初画像おめでとうございます＾＾ 色のにじみ具合がお見事です♪
一つ前の記事で流した涙もこちらにおいてゆきましょう・・・静かな雨に洗い流して頂きましたようです ＾＾
もう、秋なんですねぇ・・
これからも、大変かも知れないですが
絵をつけてみては？
なんか、言葉のイメージが浮かびやすい感じがしました。
けど、大変なんですよね・・
あきは、一時間はかかります。
ばっくおーらいを、いただきましたので
ふふんと、はなうたを、しながら、かけつけましたよ。
あわい、色づかいが、とっても、やわらかくて
なんだか、とっても、やさしい、絵だと、思うんですよね。
なんだか、とっても、やさしい、絵だと、思うんですよね。
それでは、またね。
今朝は、こちらも小雨です。
うちの子供から
秋っていつからなの？（下の子）
答えるのに、苦労しました
秋刀魚の焼く匂いとコスモスのあの色が見え出したらと・・・。
さなかがとっても好きなので、妙に納得してました。
さて、私は拙ブログでは白状できなかったのですが、雑草を取りに行った時、実は初めてコスモスもちょっと失敬してしまったんです．．．余りに可愛いんで．．．それも荒地なので(言い訳がましいですね、ゴメンナサイ)。
しばらく玄関に他の草と飾ってましたが、異常に可愛かったです．．．。
暫く挿していても花びらがハラハラ散るのではなく全部がしょんぼりしてしまいます。
はかなげな見かけとは裏腹に部分的には案外強いのかも。
わたしが絵でしか表現できないものを、三十一文字で謳いあげる。とても真似できないなと思います。
絵、実は、お絵かきツールの、水彩とエアブラシのみを使って、５分くらいでさささっと書いたのです。
（ちょうど、はがきにさっと絵をつけるような感じで）
早く、いろいろ使いこなせるようになりたいな^^
秋の朝の雨って、どうしてこんなに清らなのでしょうね。
（申し訳ないくらいさささっと書いてUPしたので、恥ずかしいのですが）
確かに、文字の情報だけでは補いきれないものを、今回、伝えられたかなって気はしています。
もうちょっと上手かったらなぁ^^;
あきさんの絵は、じっくり丁寧に、なんていうか大切に書いてあるでしょう？
あんなふうに、かけるといいんだけど…。
あきさんところへ、こころと技法を盗みに伺って、またわたしも、絵、描きますね^^
いつも、お世話になっております。
お忙しい中、それでも、はなうたを携えて、かけつけてくださって、うれしいです。
ありがとうございます^^
うさこさんの、絵も漫画もお料理ももちろん大好きだけど、
なによりも、
ふふん、ふん、と、いつも鼻うた、
いつもこころがお天気 いつもごきげん
そんなうさこさんが、だいすき、なんですよ。
そんなうさこさんが、だいすき、なんですよ。
では、また伺いますね^^
あれは本当に、「隠れた秋の色」だなぁって、思います。
「秋っていつからなの？」
…なんて、素朴で、根源的な問いなのでしょう。
きっと、お子さんの目は、どの季節の空よりも透き通って、うつくしい。
わたしもそばで、こっそり、拝見したかったです^^