第384話 浅い眠り

2011年10月09日 06時02分22秒 | 子育て・「おママごと」
子供が生まれてから、眠りが浅くなった。

真夜中、息子が「おしっこ」と言えば、
今、起きるのはちょっと・・・という深い眠りから這い上がり、
ねぼけながらフラフラ歩く息子を誘導する。

真夜中の突然のつぶやきにも応える。
悲しい気持ちには頭をなで、納得いかない気持ちには共感してやる。
安心して眠る息子を確認してから眠る。

息子はとにかく寝相が悪い。
おなかにかかと落とし、顔面キックの痛さに飛び起きることもあれば、
ふと気がつけば、息子が北枕になって寝ていることもある。
息子だけ北枕で寝かせるわけにはいかない。
寝ている息子の向きを変える力はなく、まずは私から・・・の思いで私も北枕に寝る。

子供の頃、「まだお母さん、起きてる・・・一体いつ寝ているんだろう」
という光景に何度も出会った。
北枕の息子を覆い隠すように私も北枕になりながら、母の愛の深さを思う。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第383話 劇的 | トップ | 第385話 一抹の不安 »

コメントを投稿

子育て・「おママごと」」カテゴリの最新記事