第802話 ながら族

2014年10月18日 05時06分43秒 | Weblog

802といえば、FM802(はちまるに)

高校、大学と洋楽にはまり、802にをききながらの試験勉強。

洋楽の格好良さに、切ないメロディにどんな歌詞かと調べてみた時のあの衝撃。

ラジオからのカセット録音・・・あぁ、懐かしき青春の日々。

 

今も変わらず、無音だとなんとなくさみしくて、家に帰るとすぐにテレビをつけてしまうので、

系統でいうと、私は音楽・音響系ながら族。  に対し、主人は、ながらスマホ。

デート中、相手に真摯であるために携帯を見ないのが良識だと思うが、

結婚前から 隙間を見つけては私の目の前でも平気で携帯を見ていた。

その失礼な行動に私が20代であれば、怒って帰っていたであろうが、

30代、言ってもきかないものはきかないと許容。

食事中、主人がスマホを見るのは、我が家では日常の光景であったのだが、

この日常が手厚いサービスを招く?

 

結婚記念日を祝して、ランチをとっていた時のこと。

主人がスマホを見始めると、我がテーブル担当者が 一声かけてくれる。

主人がスマホを見るので、何気なく私も見てみようかと手にとると、また一声かけてくれる。

ん? これは、もしかしたら「私は退屈です」サインと認知されてのことかもしれない。

結婚記念日利用と伝えていたので、携帯片手に会話のない我々は倦怠期夫婦と思われ、

なんとか場をとりもとうとしてくださっているのかも?

テーブルに案内された折、「本日は、思い出に残るお食事となりますよう心を込めて・・・」と

ご挨拶・自己紹介してくださった担当のK様、誠に申し訳ございません。

最後に「末永く お幸せに・・・」とおっしゃったK様の目力(笑)

同じながら族でも、給仕しながらの目配り、気配り、見習うべきながら族。


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