すべて終わったら（第4013話）
もっと清々するのかと思っていたが、
そう単純なものではないことを知る。
この晴れない気持ち、わだかまりは・・・
ふと、（原作者）先生の気持ちがよぎる。
もちろん比べものにならないことは
重々承知している けれど、
懸命に取り組んだ結果が、こんな・・・
衝撃と痛み。
正しく伝えようとすればするほど・・・
とめられない自己嫌悪。
伝わらない絶望感。
築くことができなかった・・・
無力感、孤独感。
自分の非として自身を責め続けてしまう
内省時間。
全員が全員でないこともわかっている。
ひとりひとりは いい人なのに
集団になると異なる形相を帯びることも。
直接伝えられる言葉だけが嫌味ではない。
そうすることで・・・
間接的に伝わる攻撃もあって。
それは、想像以上に相手に届くもので。
誠実に、心を込めたからこそ
双方に生まれた罪悪感が
さぞかし、辛かったであろうと。
何万もの多くの言葉より 関係者の、
当事者からのたった一言に救われるから
時間を巻き戻せるなら・・・
少なくとも、今回の経験で
相手を慮る言葉の力を
以前よりわかった気がすると言ったのは、
しんどいなと思っている方へ
どんなお声がけが嬉しいのか
身をもって知ることができたから・・・
