イギリスは、HIV対策を行う南アフリカの要請に答えコンドーム4200万個を寄付すること本日9日発表する。これは、先日のジェイコブ・ズマのイギリス訪問の際に取り決められ、多くのサッカーファンが南アフリカを訪れコンドームの需要が増えることを想定してのことである。
国際発展大臣のGareth Thomasは
「南アフリカはコンドーム供給の増加の必要性を自覚し、特別にイギリスに要請を求めたため、我々はそれに答えている。」
南アフリカ政府は数十万のファンが南アフリカを訪れると予想、それにより近隣諸国、東ヨーロッパからセックスワーカーの到来し、HIVの時限爆弾がセットされることを懸念している。
先週、中央麻薬局(CDA)は4万のセックスワーカーが南アフリカに出稼ぎにくる可能性を警告している。
南アフリカはHIV蔓延と奮闘し安全なセックスの重要性を浸透させようとしているが、南アフリカ保健大臣は、HIVが簡単に治療できるものであると信じる人々がいることを認めている。
4億5000万のコンドームが毎年配布されているが、性的活動の激しい男性は1600万人おり、HIV蔓延世界トップクラスでは、コンドームはいくらあってもありすぎることはない。
南アフリカには現在570万人HIV感染者がいると想定されており、5人に1人の成人という計算である。毎日、新たに1400人が感染し、1000人が死亡している。前大統領のタボムベキはHIV対策にほとんど力をいれず30万人が死亡し、批難を浴びた。
現大統領ジェイコブズマは2006年レイプ疑惑で起訴されており、また相手側の女性はHIV感染者であった。ズマは、性行為の後にシャワーを浴びたので感染のリスクは低いと会見で述べ、そのあまりの低レベルの発言に笑いものとなった。レイプ疑惑は取り下げられている。
また、友人の娘とコンドームを使用せずに性行為を行い妊娠させ20人目の子供をもうけたことが数週間前に明るみになっている。
>多くの人々(同じ部族、文化を共有)にとってズマ大統領は神のような存在であり、彼の言動に決して間違いはありえない。僕を含む回りの人にはズマがHIV対策に関して何を言っても説得力なし。日本の皆様にHIV感染を防ぐ方法を述べる必要性は皆無。コンドーム忘れずに。一時の感情にハイジャックされず冷静に行動してください。男女に関係なくコンドームを携帯するべきだと思います。そこらで配布されているのでは箱ごともらいバックにでも放り込んで起きましょう。
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