UTCT－ウルトラトレイルケープタウン100キロ

12月10日、UTCTを走った。ウルトラトレイルケープタウン100キロ。今年最後のレースでありこれまでのトレーニングの集大成。
ハウトベイウルトラトレイル68キロの時に比べるとそこまでナーバスではなかった。
今年から制限時間が2時間延ばされ17時間。前回までの制限時間15時間を切るとオリジナルメダルがもらえる。密かにそれを願った。今まで一度も100キロ走ったことはない。68キロの後はボロボロだった。そこからさらに30キロ。どんな世界が待っているのか。レースはとてもよく管理され、エイドステーションには十分な食料、スポーツドリンク、水、ボランティアの人がおりとても暖かく迎えられサポートしてくれた。

アーマンドは途中水がなくなり、自分の水を分けてやったので命の恩人だとかいわれてしまった。最初のエイドステーションは10キロほどの地点だったが、そこでは66位、そこからどんどん順位を上げ、一度も誰にも抜かれなかった。アーマンドに追いつかれたが、抜き返した。痙攣して動けなくなった人気分が悪くなって吐いてばかりでリタイヤした人などいた。自分はラッキーなことに痙攣はするけど長くは続かない。ちょっと止まってストレッチすればだいたい大丈夫である。

結果は13時間16分。自分でも信じられなかった。アーマンドやダリンなどとてつもなく早いランナーにも勝ってしまった。友人の声援があんなにも励みになるのはいつも驚く。あの過酷な状態の中、声援はとてもうれしいもんだ。

あまりの嬉しさにメダルと一緒に寝た。何と13位。40才以上では2位！！