東京大阪ラプソディー

私が生まれ育った故郷「東京」の友人たちへ、また私の「大阪」での生活を知る心優しき人たちに、徒然なるままに綴っています。

記憶喪失のイヴ…

2009-12-25 17:06:53 | 日記
 50歳を過ぎて今さらクリスマスなんてと思っていても、やはり家族でホームパーティを開いてケーキを食べたり、ちょいマシなホテルで食事をしたり、プレゼントを交換したり、クリスマスに託けて普段とは違う晩を過ごす友人も多いはずだ。
商業主義に乗せられて内需を喚起するイベントだとは分かっていても、家に引篭もっていては勿体ないような気分にさせるのがクリスマス・イヴの晩である…

…ということで、家内やその連れと淀屋橋(最近ちょくちょく出かける場所)の方へ出かけた。「2009光のルネサンス」へは既に行ったが、今日の人出はスゴイ。イヴの晩ぐらいさすがみんなお金を使いたいようだ。

イルミネーションで真昼のような明るさの御堂筋を100mほど南へ行ってすぐの所にある真新しい白亜のビルへ入る。


入り口に飾ってあるユーノス・ロードスターも眩しい!


今晩出かけたのは、今流行の温泉水を使った豆乳だしを売りにしているお店で、佐賀牛しゃぶしゃぶのコースが味わえるレストランだ。飲み屋さんというイメージではないのであまり日本酒への期待はしてなかったが、、、種類はさほどない中で抜群に旨い酒に出会った。九州が本店だけあって焼酎のレパートリーはまずまずだ。

佐賀にある温泉地「うれし野」の名前が店名になっているが、何故か店のロゴマークは「丸に十文字」・・・薩摩藩島津家の家紋である。。。う~ん、何でだろう?
聞いてみたい。。。
最近、方々を飲み歩いているので聞いたことのないお酒でも、まず外さないようになった。今晩の一押しは佐賀県の地酒「東一」(あずまいち)である。
やや辛口で適度にフルーティーで飲みやすい。それに比べて菊正宗の冷酒はイマイチ。その差は歴然としていた。


料理も期待した以上に美味しい。。。お造りや前菜などの盛り付けも綺麗で新鮮だった。




豆腐がとろとろに溶け出すまえにポン酢でいただく。

豆腐の成分と温泉のミネラルが溶け合って白濁した鍋に霜降りの佐賀牛をしゃぶしゃぶで食す。。。


佐賀牛もいいが、重箱に一緒に盛り付けてあった鹿児島産の豚、茶美豚(ちゃみとん)も味が凝縮されていて非常に美味かった。ポン酢・胡麻ダレ、どちらで食べてもよい。


この時点でお酒の量(生ビール2杯、冷酒3合、熱燗1合ほど)は既に定量だったが、この後タクシーで地元の「Tちゃん」へ…
ちょっと一杯のつもりが、知り合いが多数来ており、、気がつけば、また午前様~
黒霧島のボトルをほとんど空けてどんちゃん騒ぎ…意味不明の写真多数///


最後は家内の呆れた顔を横目に、一人で隣の第2キッチンへ立ち寄り、、、
悪い癖はなかなか治らないものだ。
この頃になると既に記憶は飛んでいた。所々が空白~  
さすがに朝、肝臓の辺りが痛かった… 今晩は禁酒しよう。。。