なんと、いっしょにプロジェクトをやらせていただいた、東京大学 宇宙線研究所所長の梶田さんが
ノーベル物理学賞を受賞したでつ

2015年のノーベル物理学賞に決まった梶田所長らの研究は、素粒子物理学の標準的な理論と矛盾する素粒子ニュートリノの性質を初めて明らかにしたでつ。

宇宙の謎を解く手がかりとされるニュートリノ研究に新しい道を開き、ヒッグス粒子発見でいったん完成したとされる理論が新たな展開を迫られることになるでつ。
梶田所長らが受賞を決めた研究成果を初めて発表したのは1998年の国際会議。
発表後に聴衆全員が立ち上がって拍手したと関係者は振り返るでつ。
反響は米国にも伝わり、クリントン大統領が演説で驚きを口にしたほどだったでつ。
長らくノーベル賞候補の最有力とされていたでつ。
これだけ世界の注目を集めたのは、宇宙の成り立ちを解明する手掛かりになるとの期待が大きいからでつなぁ~
宇宙には大きな謎が未解決で残っているでつ。
宇宙の質量の大半を占めるのは正体のわからない暗黒物質や暗黒エネルギーで、現在の理論で説明できる物質は約5%にすぎない。
宇宙の誕生時には物質と、それとは性質が反対の物質(反物質)が同量あったはずだけど、今は反物質が消えて物質ばかりになったでつ。
その理由も不明。
解決の糸口になるのが、不思議な振る舞いをする素粒子ニュートリノ。
物質と反物質の不均衡を説明する手がかりは粒子と反粒子の振る舞いに表れる微妙な違い。
これを説明しようとしたのが、08年にノーベル物理学賞を受けた小林誠・益川敏英両氏の理論。
ただ「小林・益川理論」ではなお十分に説明できてなくて、ニュートリノが注目されていたでつ。
それまでニュートリノの質量はゼロとされていたため、実験は不可能とみられていたでつ。
ニュートリノには3種あり、飛行中に頻繁に他のニュートリノに姿を変える。
ニュートリノ振動と呼ばれる現象。
これはニュートリノが質量を持っていることが条件となるでつ。
梶田所長らによって確認されたニュートリノ振動と質量の存在の確認は、難題に迫る突破口を開いたでつ。
ニュートリノの性質を詳しく調べることで、標準理論を超える理論が構築できる可能性。
京都大学の佐藤名誉教授は「標準理論を発展させた大統一理論への足がかりになる成果だ」と評価されているでつ。
梶田所長らのグループは検出装置「スーパーカミオカンデ」を使い、2年間の実験データをもとに、このニュートリノ振動が実際に起きていることを
98年に発表。
標準理論を巡っては、12年に万物に質量を与えるヒッグス粒子が発見され、存在が予想された素粒子が全部そろったものの、ニュートリノは性質がよくわかっていないでつ。
ニュートリノの性質をより詳しく調べるため、国内ではその後、つくば市の高エネルギー加速器研究機構や、茨城県東海村の施設で人工的に発生させたニュートリノを、
スーパーカミオカンデに向けて打ち込んで、ニュートリノ振動を観測する実験が進んだいるでつ。
そしてそのスーパーカミオカンデーを超えるハイパーカミオカンデープロジェクトも着々と続いているでつ。
小柴さんがカミオカンデーでノーベル賞を受賞して、それを継いだ戸山さんがスーパーカミオカンデを作って、それを梶田所長が引き継いで
今回の受賞になったでつ。
師弟の受賞って始めたではないかなぁ~
そしてカミオカンデばかりではなく、KAGRAプロジェクトにも力入ってるでつなぁ~

インタビューでは…
宇宙線研究所では1990年代半ばから、重力波を将来的に取り組むべき最も重要な研究テーマと位置づけていました。
それから20年近く経って2010年、KAGRA建設がスタートしました。
私は2008年に宇宙線研究所長に着任し、所長として研究所の重要課題をスタートさせることができたわけですが、所長としてただ外から眺めているだけと
いうわけにはいかないだろうという思いから、研究者としてもこのプロジェクトに参画することとなりました。
もちろん研究の重要性にも惹かれてのことです。
スーパーカミオカンデもKAGRAも100人を超えるようなチームで進めています。
そこには、大学、国を超えた大きな組織を作って、それを動かし、まとめ上げる、といった大変さがあります。
大規模組織を作って一つのプロジェクトに取り組むという点は、他の分野の研究の手法とは少し異なるように思います。
建設開始から5年が経ちますが、2015年度中にはレーザー干渉計をテスト的に運転したいと思っています。
2017年度中の本格観測、つまりKAGRAの装置の主要な部分すべてを動かしての観測開始を目指していますが、スイッチを入れればすぐ設計通りに動くというものではありません。
装置が設計感度を出せるまで数年かかると見込まれるので、具体的な成果が出るには、更に数年要するかもしれません。
設計感度が出てくれば、現在の天文データに基づく予想では、年10回程度の重力波の観測ができると考えています。
建設中の意外な難しさもあります。
地下の方が地上よりも地面の振動が百倍、千倍小さい(揺れがない)ため、観測に有利ということから地下の設置が進められているのですが、
地下水が思った以上にポタポタ落ちています。
地下の工事に限らずこのようなプロジェクトでは予想外のことも多いので、試行錯誤しながら工事を進めてきました。
課題はいくらでもあるといえます。
可能な限り完璧な装置を作るためには、装置に必要な様々なものすべてを完璧なまでに調整する必要があるからです。
巨大な装置ですが一つ一つはとても繊細で、装置の技術的難易度も非常に高いです。
装置に求められる精度の高さを達成するには、研究者だけでは不可能で、技術者や工事関係者、関連企業、実に多くの人がプロジェクトに関わっているといえます。
KAGRAと同規模の重力波望遠鏡は、アメリカ、ヨーロッパでも建設が進んでいます。
その世界的な競争の中で遅れをとらないよう、総力を挙げて取り組んでいかなければなりません。
KAGRAは人類史上初めて、「重力波」という波動現象をとらえることを目指していますが、
私は、KAGRAによる重力波の検出は、重力波を使ったサイエンスを進めるための第一歩だと思っています。
重力波がどういうところから来るかというと、例えば超新星爆発。それから超新星爆発の後、中心に中性子星という非常に小さくて重い星が残りますが、
中性子星の連星(お互いの周りを回る星)は重力波を出して近づき合い、最後には合体してブラックホールができると考えられているので、
その合体の信号をとらえてブラックホール誕生の瞬間を見たい。
こうした現象はこれまでの観測方法ではとらえることができませんでした。
ブラックホールは光さえ出さない天体なので、光を使って観測はできません。
ブラックホールの周りの研究では、ブラックホールに落ち込んでいく物質の放射の観測がこれまでも行われていますが、
ブラックホールそのものは重力波で観測するしかありません。
また、超新星爆発については、星の中心が重さでつぶれて中性子星ができることがわかっていますが、光で見える超新星爆発は星が壊れて1日くらい経ってから光ったものを見るので
、1日経ってからでは本質的な情報がないのです。重力波で星がつぶれる瞬間を直接観測すれば、超新星爆発で何が起こったのか見えます。
このようにいろいろな形で、強い重力が関わる現象がこの宇宙にはたくさんあるので、重力波の観測によって、
過去の宇宙、また宇宙生成の瞬間まで、今までは知ることのできなかった宇宙の姿を明らかにできると考えています。
人類史上初の重力波検出によって、宇宙の理解が全く別の角度から始まる。それは人類の知的財産という意味でものすごく重要なステップになるはずです。
う~ん、こっちのプロジェクトに関わったし、神岡町から二度もノーベル賞出たし、二度あることは三度つうことで
KAGRAもノーベル賞取ってほしいなぁ~
この二大プロジェクトは、梶田所長でないと立ち上げれなかっただろうなぁ~
こういうすごい人とプロジェクトやったちゅうのは、大きな自慢でつなぁ~
さ~て脅威の遠距離でつなぁ~
頑張るでつかなぁ~
という感じでタケスィHP更新したでつ!
http://eritakecy1029.jimdo.com/
ノーベル物理学賞を受賞したでつ


2015年のノーベル物理学賞に決まった梶田所長らの研究は、素粒子物理学の標準的な理論と矛盾する素粒子ニュートリノの性質を初めて明らかにしたでつ。

宇宙の謎を解く手がかりとされるニュートリノ研究に新しい道を開き、ヒッグス粒子発見でいったん完成したとされる理論が新たな展開を迫られることになるでつ。
梶田所長らが受賞を決めた研究成果を初めて発表したのは1998年の国際会議。
発表後に聴衆全員が立ち上がって拍手したと関係者は振り返るでつ。
反響は米国にも伝わり、クリントン大統領が演説で驚きを口にしたほどだったでつ。
長らくノーベル賞候補の最有力とされていたでつ。
これだけ世界の注目を集めたのは、宇宙の成り立ちを解明する手掛かりになるとの期待が大きいからでつなぁ~
宇宙には大きな謎が未解決で残っているでつ。
宇宙の質量の大半を占めるのは正体のわからない暗黒物質や暗黒エネルギーで、現在の理論で説明できる物質は約5%にすぎない。
宇宙の誕生時には物質と、それとは性質が反対の物質(反物質)が同量あったはずだけど、今は反物質が消えて物質ばかりになったでつ。
その理由も不明。
解決の糸口になるのが、不思議な振る舞いをする素粒子ニュートリノ。
物質と反物質の不均衡を説明する手がかりは粒子と反粒子の振る舞いに表れる微妙な違い。
これを説明しようとしたのが、08年にノーベル物理学賞を受けた小林誠・益川敏英両氏の理論。
ただ「小林・益川理論」ではなお十分に説明できてなくて、ニュートリノが注目されていたでつ。
それまでニュートリノの質量はゼロとされていたため、実験は不可能とみられていたでつ。
ニュートリノには3種あり、飛行中に頻繁に他のニュートリノに姿を変える。
ニュートリノ振動と呼ばれる現象。
これはニュートリノが質量を持っていることが条件となるでつ。
梶田所長らによって確認されたニュートリノ振動と質量の存在の確認は、難題に迫る突破口を開いたでつ。
ニュートリノの性質を詳しく調べることで、標準理論を超える理論が構築できる可能性。
京都大学の佐藤名誉教授は「標準理論を発展させた大統一理論への足がかりになる成果だ」と評価されているでつ。
梶田所長らのグループは検出装置「スーパーカミオカンデ」を使い、2年間の実験データをもとに、このニュートリノ振動が実際に起きていることを
98年に発表。
標準理論を巡っては、12年に万物に質量を与えるヒッグス粒子が発見され、存在が予想された素粒子が全部そろったものの、ニュートリノは性質がよくわかっていないでつ。
ニュートリノの性質をより詳しく調べるため、国内ではその後、つくば市の高エネルギー加速器研究機構や、茨城県東海村の施設で人工的に発生させたニュートリノを、
スーパーカミオカンデに向けて打ち込んで、ニュートリノ振動を観測する実験が進んだいるでつ。
そしてそのスーパーカミオカンデーを超えるハイパーカミオカンデープロジェクトも着々と続いているでつ。
小柴さんがカミオカンデーでノーベル賞を受賞して、それを継いだ戸山さんがスーパーカミオカンデを作って、それを梶田所長が引き継いで
今回の受賞になったでつ。
師弟の受賞って始めたではないかなぁ~
そしてカミオカンデばかりではなく、KAGRAプロジェクトにも力入ってるでつなぁ~

インタビューでは…
宇宙線研究所では1990年代半ばから、重力波を将来的に取り組むべき最も重要な研究テーマと位置づけていました。
それから20年近く経って2010年、KAGRA建設がスタートしました。
私は2008年に宇宙線研究所長に着任し、所長として研究所の重要課題をスタートさせることができたわけですが、所長としてただ外から眺めているだけと
いうわけにはいかないだろうという思いから、研究者としてもこのプロジェクトに参画することとなりました。
もちろん研究の重要性にも惹かれてのことです。
スーパーカミオカンデもKAGRAも100人を超えるようなチームで進めています。
そこには、大学、国を超えた大きな組織を作って、それを動かし、まとめ上げる、といった大変さがあります。
大規模組織を作って一つのプロジェクトに取り組むという点は、他の分野の研究の手法とは少し異なるように思います。
建設開始から5年が経ちますが、2015年度中にはレーザー干渉計をテスト的に運転したいと思っています。
2017年度中の本格観測、つまりKAGRAの装置の主要な部分すべてを動かしての観測開始を目指していますが、スイッチを入れればすぐ設計通りに動くというものではありません。
装置が設計感度を出せるまで数年かかると見込まれるので、具体的な成果が出るには、更に数年要するかもしれません。
設計感度が出てくれば、現在の天文データに基づく予想では、年10回程度の重力波の観測ができると考えています。
建設中の意外な難しさもあります。
地下の方が地上よりも地面の振動が百倍、千倍小さい(揺れがない)ため、観測に有利ということから地下の設置が進められているのですが、
地下水が思った以上にポタポタ落ちています。
地下の工事に限らずこのようなプロジェクトでは予想外のことも多いので、試行錯誤しながら工事を進めてきました。
課題はいくらでもあるといえます。
可能な限り完璧な装置を作るためには、装置に必要な様々なものすべてを完璧なまでに調整する必要があるからです。
巨大な装置ですが一つ一つはとても繊細で、装置の技術的難易度も非常に高いです。
装置に求められる精度の高さを達成するには、研究者だけでは不可能で、技術者や工事関係者、関連企業、実に多くの人がプロジェクトに関わっているといえます。
KAGRAと同規模の重力波望遠鏡は、アメリカ、ヨーロッパでも建設が進んでいます。
その世界的な競争の中で遅れをとらないよう、総力を挙げて取り組んでいかなければなりません。
KAGRAは人類史上初めて、「重力波」という波動現象をとらえることを目指していますが、
私は、KAGRAによる重力波の検出は、重力波を使ったサイエンスを進めるための第一歩だと思っています。
重力波がどういうところから来るかというと、例えば超新星爆発。それから超新星爆発の後、中心に中性子星という非常に小さくて重い星が残りますが、
中性子星の連星(お互いの周りを回る星)は重力波を出して近づき合い、最後には合体してブラックホールができると考えられているので、
その合体の信号をとらえてブラックホール誕生の瞬間を見たい。
こうした現象はこれまでの観測方法ではとらえることができませんでした。
ブラックホールは光さえ出さない天体なので、光を使って観測はできません。
ブラックホールの周りの研究では、ブラックホールに落ち込んでいく物質の放射の観測がこれまでも行われていますが、
ブラックホールそのものは重力波で観測するしかありません。
また、超新星爆発については、星の中心が重さでつぶれて中性子星ができることがわかっていますが、光で見える超新星爆発は星が壊れて1日くらい経ってから光ったものを見るので
、1日経ってからでは本質的な情報がないのです。重力波で星がつぶれる瞬間を直接観測すれば、超新星爆発で何が起こったのか見えます。
このようにいろいろな形で、強い重力が関わる現象がこの宇宙にはたくさんあるので、重力波の観測によって、
過去の宇宙、また宇宙生成の瞬間まで、今までは知ることのできなかった宇宙の姿を明らかにできると考えています。
人類史上初の重力波検出によって、宇宙の理解が全く別の角度から始まる。それは人類の知的財産という意味でものすごく重要なステップになるはずです。
う~ん、こっちのプロジェクトに関わったし、神岡町から二度もノーベル賞出たし、二度あることは三度つうことで
KAGRAもノーベル賞取ってほしいなぁ~
この二大プロジェクトは、梶田所長でないと立ち上げれなかっただろうなぁ~
こういうすごい人とプロジェクトやったちゅうのは、大きな自慢でつなぁ~
さ~て脅威の遠距離でつなぁ~
頑張るでつかなぁ~
という感じでタケスィHP更新したでつ!
http://eritakecy1029.jimdo.com/