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ミニ臓器で、薬候補の毒性予測

2024-09-10 07:10:29 | 理系オタク
薬って、副作用が気になるでつなぁ~
合う合わないもあるしね。

安心感がねぇ~
小林製薬みたいなこともあるC~
薬の有毒性を研究してるでつ。

薬の候補物質が人体に有毒か調べるのに役立つミニ臓器、オルガノイドをヒトのiPS細胞から作製することに成功。
肝細胞の上に胆管の細胞が載ったもので、薬候補の代謝や体外への排出を再現できるでつ。
人体に有毒かどうかを創薬研究の早い段階で見極められれば、開発コストを減らせるでつ。

薬を人に投与すると、肝臓で化学的に変化し、尿や胆汁に入って体外に出るでつ。
成分や代謝物の体内の巡り方によっては、効果が期待通りに出ない場合があるでつ。
代謝物などが強い毒性を持つ場合は薬として使えないでつ。

通常は動物実験の結果をもとにヒトでの代謝のされ方や体内の巡り方を予測するでつ。
ただ、動物とヒトでは肝臓の代謝能力が違うため、正確な予測は難しいでつ。
動物実験で毒性がなかったものの、人に投与して初めて毒性が判明して開発中止となる例もあり、薬の開発コストが膨らむ要因になっているでつ。

研究チームはこれまで肝臓のもととなる細胞をiPS細胞から作ることに成功。
今回は細胞の培養方法などを工夫し、肝細胞の上に胆管の細胞が載ったオルガノイドを作ったでつ。
肝細胞と胆管細胞の間には袋状の構造があり、肝細胞から出た胆汁が集まるでつ。

胆汁に含まれる代謝物などを分析しやすくなる。肝細胞の状態を安定させやすく、薬の成分が体から出るまでの長期的な毒性も調べられるでつ。
従来、動物実験の代わりにヒトの肝細胞を培養する方法もあったでつ。
ただ、胆管の細胞を含まないため胆汁を集めづらく、長期的な毒性も調べづらかったるでつ。

今後は製薬現場での活用を見すえ、オルガノイドが実際の人体の機能を再現できているか様々な薬剤で検証するでつ。
オルガノイドで脂肪性肝疾患の発症までの過程を再現するといった応用も研究を進めるでつ。
安心できる薬の開発は、どんどん進めてほしいでつ。