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マツダ コスモAPリミテッドはロータリ復活の序章だったでつ。

2024-09-06 07:10:29 | 
ロータリーを搭載したスポーツカーとしてセンセーションを巻き起こしたコスモスポーツ。
そして3年のブランクを経て、プレステージ・スペシャリティカーとして蘇ったのが、コスモ AP。

昭和50年のフランクフルトショーにマツダ RX-5の名で出品。
そして…
同年10月に国内販売を開始。

燃費の悪さを踏まえ、低公害をアピールするAPを車名に掲げていたのはマツダの意地が感じられるところ。
スタイリングもセンターピラーの中央に小さなウインドウをはめ込んだ伸びやかなサイドシルエットや、
縦線を基調とした立体的なグリルが新鮮な印象を与えているでつ。

インテリアもゴージャスな作りで、ダッシュボードには5個のメーターが並び、シリーズの頂点に立つリミテッドは、
パワーウインドウやリモコンミラーなど、フル装備。
エンジンはレシプロの4気筒も設定されていたでつが、主役となるのはロータリー。

リミテッドに搭載される13B型654cc×2ローターは、51年排出ガス規制をクリアし最高出力は135ps/6000rpm、
最大トルクは19.0kgm/4000rpmを実現。

マツダ コスモAPリミテッド諸元でつ。
 ●全長×全幅×全高:4545×1685×1325mm
 ●ホイールベース:2510mm
 ●車両重量:1220kg
 ●エンジン型式・種類:13B型・2ローター
 ●排気量:654cc × 2
 ●最高出力:135ps/6000rpm
 ●最大トルク:19.0kgm/4000rpm
 ●トランスミッション:5速MT
 ●タイヤサイズ:185/70SR14
 ●新車価格:179万5000円

ウッドステアリングにウッドパネル、シフトノブとサイドブレーキレバーまでウッドが奢られ、スポーティ感と上級感を兼ね備えたコクピット。
マツダらしいこだわりがあったでつ。
燃費も、サーマルリアクターやエンジンの熱効率の改善により、旧型に比べ40%の向上を果たしたでつ。

最高速度は5速MTは195km/hに達したでつ。
コスモAPは発売から1年半にして10万台を販売し、マツダの救世主となるでつ。
昭和52年7月にランドウトップのノッチバッククーペ、コスモLを追加設定したでつ。

RX-7が本命だったけど、コスモAPはロータリ復活の序章だったでつ。
コスモAPは高校入って免許取ったら、即買買いたい車だったでつなぁ~
次期マツダロータリ復活もやっぱり、コスモでないとでつ。
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