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女性建築士・ふるとちかこの徒然なるままに

新美術館への期待

2016-09-20 16:45:56 | 日記・エッセイ・コラム
八戸市美術館で開催中の「開館30周年記念展」。

八戸市美術報奨作家の作品が展示されていると言う内容。

従兄の作品が「書」の部門で展示されているので、行ってみました。

他に工芸・絵画が展示されていて、

八戸にこんなに素晴らしい作家の方々がおられたことに正直驚きました。

作者の紹介のそばに、「新美術館に寄せる想い」が書かれていて、

作品と共にそちらも興味深く読んできました。

八戸の美術館は、旧税務署庁舎を払い下げしたもので、

建物としての価値もさることながら、

美術館の機能にも欠けるところがあるような気がして、

鑑賞に出掛けたのは数えるくらい。

読んいて、観る側の不満より、

作家の皆さんのフラストレーションは大きかっただろうと。

でも、この建物を利用した美術館での思い出や出会いなど、真摯に書かれていて、

ちょっと、いや、かなり、反省。

個人的な思いは色々あったのだけど、それはともかく。

この場所はアクセスもよく、いつでも気軽に立ち寄れて、

そして、あらゆるジャンルの作品を展示できて、

八戸市の自慢のひとつになる、そんな美術館であったらと、素直に思う。

因みに、「開館30周年記念展」は25日まで。

次の企画展は北斎、行ってみよう。

あいまいな記憶だけれど、この美術館に初めて行った時も北斎だったような。

@ふると



コメント
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