ダサクな日々

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体験談

2016-07-02 16:51:29 | 日記

いつまでも迷いながら

死はいつか わたしを選ぶ


1992.7.10


怖い話続きで

前回は お化けは見たことないけど
ただの金縛りにはあった事ある て話だったけども

? ていう体験がもひとつあった

あれは20そこそこの頃

家で一人 昼間にベットで寝ていた時
布団の上を猫が歩く感触があった
小さい丸い重みが 足元の方にちょんと沈む

ああ 猫がきたのだな と思って
ふと考える
「今 うちには猫はいない 死んじゃったから」

はっと思って起きたけど やっぱり何もいない
眠りと覚醒のハザマの出来事なので
気のせいといえば 気のせい

同じような事がもう一回
同じ時期に

家で一人 昼間にベットで寝ていた時
誰かが来て横に立って 肩をトントン て叩いた
母が帰ってきたのかな?て思って起きたけど
誰も帰って来てはいない 家には私一人だった

これも眠りと覚醒のハザマなので
気のせいといえば気のせい

けど 確かな感触は残る

今考えると その頃は荒れた生活というか
甘えた考えのぐうたらな生活をしていたから
「もっとちゃんとしなよ~」と叱咤激励的な事のようにも思う

両方とも 明るい昼間の出来事のせいか
まったく恐怖が無かったから良かった
丑三つ時だったら 激怖だよなぁ

この↓くにっと丸め込まれた手先が好き

くにっと↓





  「そのころ」
    頭の隅のほうが重くて
    真っ赤な血の中に どっぷり浸かっている
    生暖かい息が
    ぬめった肌が
    どうにも気持ち悪くて
    血は幾度も
    体の中へ入ったり出たりを繰り返し
    うんざりするけれど
    逃れるすべは知らない

    すべては忘却から始まり
    そして忘却で終わるか終わらないかは
    自分自身

1992.7.9

 
コメント
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