とうとう本年も今回が最終回です。
早いですね。また年を取る。
寒さも本格的に厳しくなってきました。
しかし、オベロン会はまだまだ大丈夫。
今回は、満を持しての千葉康樹さんの発表です。
タイトル
18世紀英国の「歴史記述」と「小説」:ヒューム、フィールディング、ウォルポールに見るジャンルの様相
内容
18世紀の英国の半ば~後半にかけて活躍した何人かの書き手に即して、
「歴史記述」の問題と「小説」ジャンルの関係を考察してみたいと思います。
『パメラ』や『トム・ジョーンズ』などの近代小説が生まれ、それを追いかけるように
『オトラント城』が書かれた時代は、ヒュームの『英国史』、ロバートソン『スコットランド史』など
歴史記述においても「近代」を画するテクストが生まれた時代でした。
本発表では、ヒューム『英国史』、フィールディング『ジョナサン・ワイルド』、
ウォルポール『リチャード三世論』『オトラント城』などの主要テクストを
検討しながら、「歴史」と「小説」が明確に分離していない段階の
テクストの様相を見てみたいと思います。
これは、すごい。とても簡単には追いつけないところですが、
いつものように、千葉さんのわかりやすい解説で、
とても勉強になるかと思います。楽しみです。
発表の後は、おいしいビールや紅茶などをのみながら、
歓談、歓談、また歓談、間違いなし!
忘年会で楽しく一年を閉めましょう。
_______________
場所などは、いつもの通りです。
午後2時半より。(会場費:1000円)
場所は、国際文化会館
都営大江戸線 麻布十番駅 7番出口より徒歩5分。
東京メトロ南北線 麻布十番駅 4番出口より徒歩8分。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます