オベロン会ブログ

英米文学の研究会、オベロン会の専用ブログです。

1月例会のご報告

2009-02-01 | Weblog
文学作品に母国語を使うというのは
当たり前のことのようにも思いますが、
イギリスで最初にそれを行ったのが
チョーサーでした。

「英詩の父」と呼ばれるチョーサーですが、
ヨーロッパ文化の伝道者でもありました。
「カンタベリー物語」が「デカメロン」の
影響を受けた作品であることはよく知られて
います。

チョーサーの初期の著作「名声の館」The House of Fameの
場合は、「バラ物語」や「神曲」の影響が色濃いようです。

宮島さんには、「名声の館」を中心に
「神曲」についてもたっぷり語っていただきました。
ありがとうございました。

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