やっと涼しくなってきたと思ったら、台風に次ぐ台風で、全国様々な被害が出ていますが、皆様無事にお過ごしでしょうか。
次回のオベロン会は松田幸子さんによるご発表「スティーヴンソンの南海諸島:「瓶の小鬼」と「声の島」における貨幣と魔術」です。
要旨は以下の通りです。
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ロバート・ルイス・スティーヴンソンは1890年にサモアに移り住んで以来、イギリスで初めて南洋諸島を舞台とし、その土地に根ざした物語を書いた作家である。スティーヴンソンの「南海もの」には、しばしばハワイ・サモア諸島の島民が中心的な登場人物として登場し、そこでの奇妙な風習・出来事が語られる。今回の発表ではとりわけこれらの作品に頻出する、貨幣と魔術に注目し、西洋と非西洋の関係が、スティーヴンソンの小説においてどのように語られているのかを分析する。
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スティーヴンソンといえば『ジーキルとハイド』や『宝島』ですが、南海ものとはどのような作品なのでしょうか?スティーヴンソンは稀代のストーリーテラーなので、とても楽しみですね!
皆様、ぜひ週末は麻布十番で会いましょう。
場所と時間はいつもの通りです。
午後2時半より。(会場費:1000円)
場所は、国際文化会館
都営大江戸線 麻布十番駅 7番出口より徒歩5分。
東京メトロ南北線 麻布十番駅 4番出口より徒歩8分。
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