オベロン会ブログ

英米文学の研究会、オベロン会の専用ブログです。

6月のオベロン会例会

2010-06-23 | てこな姫
すっかり梅雨らしい陽気になりました。


東京は雨続きというより
湿度ばかり高い日が多くなっています。

一方、南日本では、大雨になっているようです。


天気の成り行きについては、案じるしかないのですが、
安定的に作物の育つような、
ほどほどの暑さ寒さ(雨量)であって欲しいものですね。


さて、
5月をお休みして
2ヶ月ぶりに開かれるオベロン会例会ですが、
今月の発表は、杉本裕代さんです。


杉本さんは、オベロン会初登場。


今回のご発表は、
メルヴィルの短篇作品 "Piazza" についてです。


いただいたタイトルは

"The Piazza"におけるアイロニーと空間認識の関係性
--Melvilleにとっての記憶を考える



"The Piazza" は、ご存じのとおり、
ベランダで風景を楽しむ主人公が日常生活から抜け出して、
いつも眺めている山の彼方に実際に行ってみるというお話しです。


杉本さん、
この「ベランダから風景を眺める」という、なにげない所作に着目し、
アメリカの住宅建築史におけるベランダの位置づけなどと絡めながら
"Piazza" に肉薄されるようです。


これ以上は、発表前のことですので、内緒にしておきますが、  
いったい、どんな展開のお話になるのでしょう?

楽しみですね!  

時間のある方は、
"Piazza" を繙いて、きっちり予習しておきましょう!! 


暑すぎず、降りすぎず。
適度に梅雨っぽい土曜日になることをお祈りして・・・。


会場は、六本木の国際文化会館。
6月26日、午後2時からです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿