アルティマDB その4

2010年11月10日 | アルティマRB5&DB


順調に走行を重ねていたアルティマDB君ですが、ある日VECTOR7.5を搭載して走行していると
スロットルONの度に「ガッ」「ガッ」という異音が・・。
だんだんその異音が酷くなってきて、明らかにデフが滑ってしまっています。
ギアデフは基本的に滑らない構造のはずですが、標準搭載のモーターがブラシ20Tである
ことを考えると、負担が大きかったのかもしれません。
ここまでで走行は約20パック。DF02やDT02が殆どノーメンテなのを考えると微妙な数字だなあ。
ともあれ、初めてのデフメンテです。
基本構造はRB5と同じですし、メンテナンスマニュアルも付属しているので分解もラクラク。
スパーギアに目立った摩耗は今は見られません。

リアバルクを取り外すと、砂がテンコ盛りでした。

デフユニット。案外小さい。

分解して、ギア類をクリーナーでお掃除。べベルギアが多少肉痩せしてます。
車体の大きさに対してべベルギアの小ささと華奢な感じがかなり意外。DF-02やらDT-02の方がゴツい。

このデフユニットにはパッキンが付いているのでグリスではなくデフオイルでセッティングを
行うこともできるそうです。
今回はモリブデングリスを充填しましたが、次にデフが滑りだす時期を考え、次回にはアンチウェアグリス
を試してみようかなと考えてます。
しっかし、ギアデフはメンテも楽チンで助かります。部品数も少ないし、ボールデフのようにスクリュー
の締め込み加減に気を使う必要もなし。
BUNBUNが初めてボールデフを組んだのはDF-03ですが、樹脂部品を壊したり、パーツの方向を間違えたりして
えらい苦労した覚えがあります。
ボールデフ組み立てはビギナーが苦労する最初で最大のポイントなのです。
バギーではDEX410が先陣を切ってギアデフ標準となり、純レース志向のツーリングでさえギアデフ回帰(?)の流れが
見え始めています。良いことだ。

 


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