久々に走らせてみた

2011年10月03日 | BLAST S10 TX


BUNBUNです。
更新が滞り、月イチ更新と化した惨状の中、一定数のアクセスを頂きまして感謝でいっぱいです。

最近かなり涼しくなったので、久々に走らせてきました。
屋外の走行時の写真がありません。すっかり忘れておりました(汗)

今回の出番は

LRP BLAST S10 TX


今回の仕様
今までORION Experience2 14T(3920KV)を搭載していましたが、相次いでリングギアの歯欠けを発生して
いたので高パワーは断念。主にDT-02で使用していた19T(2840KV)に変更。
イーグルレーシングのファン付モータークーラー搭載。

単純に言えば約25%のパワーダウンですが、
ピニオンを16T(ギア比12.42)→17T(同11.69)に変更+リポをもってすればかなりのスピードを見せてくれます。
しばらくはコレでいこう。
また、スリッパースプリングを京商レーザーZX5用に変更してます。


DF-02


現在の仕様
お子様まったり走行用でありながら、ブラシレス+リポ仕様に変更しました。
手持ちのNi-MHバッテリーが次々に死亡し、バラセルは全滅、残るはORION スポーツパワー
二本となってしまったのでこれを機にNi-MHはすべて引退させリポに移行することに決定。
しかし手持ちのブラシモーター用ESCはリポカットが無いため、リポカットのあるブラシレス用ESCを
使用する必要があり、結果的にブラシレスモーター化した次第です。
モーターは高回転である必要は無く、むしろ3000KV程度でもリポだと速すぎて危ないことこの上ないので
なるべく低回転なモノをということで、

ゴールドカラーが鮮やかな R246 MC-010 Kv2000モーター


ピニオンは16T。これをYEAHRacing BRAINPower35Aで回します。
タイヤ:S10 BLAST用。
ダンパーは今まで3Racing製でしたが、フロントのストローク量が少なすぎたのでCVAダンパーに
戻しています。また、砂浜での走破性能を上げるため、デフギアにティッシュを詰めてデフロック化。
曲がらなくなってしまいますが、スピードも出ないし気にならないでしょう。



実走行での出来事です。
まずはDF-02走行テスト。リポの効果もありそこそこのスピードで走ってくれます。これはこれで
いいんじゃないかな?
BUNBUNはBLAST S10にチェンジし、DF-02はスロットル30%で興味深げに見ていた小学生の男の子二人に
レンタル。トイラジには次元の違う走行性に目を輝かせながら操縦してます。
二人のパパさんとの会話。
パパさん:「いや~面白いですねー 家の中でゲームやらせてるよりイイかも?」
BUNBUN:「子供にやらせるつもりが親の方がハマるかもしれません。実例が自分です(笑)
パパさん:「なるほど(笑) 以前にトイザラスでラジコン買ったことあるんですけどすぐ壊してしまってそのまま」
BUNBUN:「この手のラジコンは壊れても自分で直せますよ。壊れることが前提なので
パパさん:「ほお~自分で直すんですか!  で、これ一万円くらいで買えるんですか?
BUNBUN:「・・・・・・1万円は厳しいです。1万5千円くらいで基本セットが買えますけど。」

値段の話はいつも難しいと感じます。DF-02かDT-02のXBなら確かにその位で買えますけど、
少し手を加えるとそれこそ湯水のようにお金が・・・。

そうこうお話しているうちに、リポカットが働いてスピードダウン。
モーターを強制冷却し、バッテリーを交換、コネクターを接続したその瞬間・・・・
バチバチッ!!
「!!!!」
バッテリーXESCのコネクターでショート!モワッと煙が立ちあがりびっくり。慌ててコネクターを引き抜きます。
次の瞬間、ESCの2Pコネクタと、バッテリーのバナナコネクタの半田が溶けて外れました。

ESC側


バッテリー側

半田が一瞬で溶けるって、どんだけ大電流が流れたことやら・・・。原因はバッテリー側コネクタの
ショートと考えられます。
パパさん:「ショートしちゃったんですか」
BUNBUN:「まあよくあることですwww」


帰宅後、ESCとバッテリーをチェック。
ESCはお亡くなりになりました。安い方で良かった。

問題のリポ。


リチウムポリマーバッテリーはその電解質の性質上ショートに弱く、過放電に陥ると、
バッテリーの破裂・発火に至る可能性があります。
ケースの破損や膨張はありません。テスターで確認すると、電圧は8.2Vをキープできており、
過放電は回避している模様。
しかしかなり派手なショートでしたので今は大丈夫でも、セル内部で化学反応が進むかもしれません。
とりあえずフル充電状態ではヤバイかなと考え、2000mAほど放電させ、電圧を7.7V(3.85V/SEL)
まで下げます。


あとは耐火リポバッグに入れて密封、さらに陶器のポットに入れて二週間程様子見です。

世間ではケータイとか、ノートパソコンのバッテリーで、破損すると煙が出る可能性があるとかで
リコールとなりますが、ラジコンのバッテリーの場合、破裂して怪我をしようが、発火して家が燃えようが、
全てが自己責任です。大電流でバッテリーを使用するというリスクはユーザーが背負う必要があります。

逆に考えれば、説明書に従って適切に使用すれば全く安全で便利なものであるということも事実ですね。

リポバッテリーは説明書を熟読して、安全に使用しましょう!!