あるマーケティングプロデューサー日記

ビジネスを通じて出会った人々、新しい世界、成功事例などを日々綴っていきたいと思います。

企画力をアップさせる

2005-04-02 10:01:50 | マスコミ関連
よく学生さんに、「企画力をつけるには、どうしたらでしょうか?」と聞かれます。

メディアを創る上で、企画力は非常に重要です。

そこで、今までの経験上「これは使える!」と思うやり方を、紹介したいと思います。

◆自分の直感を大事にする

インターネットや図書館で調べたものをそのまま企画にしても、面白いものはできません。ヒットする企画のネタは、普段友人が話している会話や電車の中吊に結構潜んでいたりするものです。広くアンテナを張りながら、そこに気付くかどうか。そこには、洞察力も必要になってきます。

◆現場に足を運ぶ

企画のテーマに通じる現場に足を運ぶことも、ヒントになることがたくさんあります。講演やインターンシップガイドの設置などでキャンパスに足を運んだ時、僕は結構壁に貼ってある張り紙をジロジロ観察します。そこには、「学生の間で話題になっていること」のヒントが結構見つかったりします。

◆競合を研究する

ある有名なスパイの言葉です。「ある国の情報を取る一番良い方法は、その国の仮想敵国が出している出版物を研究することだ。」
限られた時間内で効率的に情報を収集したり、企画のヒントを掴むには競合メディアは有力な情報源です。
そのままパクるのではなく、ヒントを掴み大きく飛躍させることで、全く新しい企画に生まれ変わらせるケースも意外と多いのです。

◆海外メディアをチェックする

日本版ニューズウィークや月刊プレイボーイなど、世界各国で刊行されているメディアを僕は結構チェックします。外国人の視点というのは独自性が高く、我々日本人が普段気がつかないことに気付かせてくれることが多いのです。

◆「絶対面白い!」と思う自信を持つ

実は、これが結構大事だったりします。「この企画、結構面白いんじゃないかな?」なんて思っていても、最後のトドメは、「絶対イケル!」という自信が必要です。この自信が、大きな“勘違い”にならないためには次の処方をおススメします。

◆ターゲット自身に聞いてみる

ガイドの場合、ターゲットは学生ですから、僕はよく編集部の学生に企画を見せて反応を確かめています。
「次、こんな企画を考えているんだけど、どう?」そんな感じでラフを見せるわけです。そして、見せて2秒くらいの反応で判断します。良い企画は、必ず体が反応します。逆に、頭で考えないとわからないモノは、良い企画ではないのです。

“自分のコンテンツは、どれ位通用するのか?”


今後ブログは、テストマーケティングメディアとしてもさらに本格化すると思います。