あるマーケティングプロデューサー日記

ビジネスを通じて出会った人々、新しい世界、成功事例などを日々綴っていきたいと思います。

ハスキー犬飛鳥がお出迎え

2007-12-30 23:27:00 | 日常生活
今年の正月は、奈良の実家へ。

妹夫婦の家にお邪魔した時、いつも温かく迎えてくれるのがこのシベリアンハスキー犬飛鳥ちゃんです。

かなりサイズは大きく、エサに飛びつく勢いはオオカミそのものです。

こう見えて実はかなり高齢の雌で、人間でいうと50歳くらいでしょうか。

とは言っても野生の強さは健在で、散歩の途中に嗅覚を働かせてすずめの子供を捕獲することもあるそうです。面白いのは、鳥類は捕まえたら食べるのに、ネズミは絶対食べないそうです(笑)。

ネズミは美味しくないのかも知れませんね。

ACミラン優勝の向こう側

2007-12-16 14:46:11 | サッカーネタ
世界クラブ杯で、ACミランが見事優勝しました。

決勝の対戦相手ボカジュニアとACミランの戦いは、さながらアルゼンチンとブラジルの代理戦争の様相を呈していましたが、さすが世界最高峰の戦いだけあってその戦術、個人技のレベルの高さは見応えありました。

常々思うことですが、最高のクオリティを目指すためには最高のものを見ることが重要だと思います。

最高レベルのスポーツ、最高レベルの料理、最高レベルの映画、最高レベルのファッション、最高レベルの経営、最高レベルの政治…。

理屈抜きでそこで感じるもの、体験するものが自己の判断のベースになっていきます。

Jリーグが発足した当時のサッカーファンの判断基準と、BSやスカパーで世界のサッカーシーンが簡単に見れるようになった今とでは、全く違うと思います。

端的に言えば、日本開催のワールドカップで全国民が見た外国人選手のあの華麗なミドルシュートの弾速が、我々のサッカー観を一変させたわけです。「これが世界なんだ」と。

ミランの華麗なパスワークの向こう側に、どんな選手育成プログラムが、どんなスカウト戦術が、どんなマネジメントが、どんな体調管理があるのか。

先日訪れたイタリアンのオーナーが、こう語っていました。

「ミラン専属のコックが私の知り合いなんですが、今回のミランはかなり本気でした。一週間前に日本入りして、万全の準備をしていたそうです。」

表面には見えない勝利の向こう側。クラブオーナーを筆頭に、その重要さを知っている集団が桧舞台で結果を残し、名門と呼ばれ、また優秀な選手を獲得し、更に強くなっていく。

しかも、サッカーは放映権料、選手の移籍料等巨大なお金が動くビックビジネス。そのメカニズムに、今非常に興味があります。

長崎に根付く中国文化

2007-12-12 23:14:27 | プロジェクト
出島しかなかった当時、長崎は世界文化を吸収できる唯一の街でした。

鎖国状態だった日本で貿易を許された長崎には、当然貿易に長けた中国人も大勢来日しました。

長崎にはその時の子孫が今でも住み、華僑社会のようなコミュニティを形成しているそうです。

面白いのはスペイン人やポルトガル人も大勢来日し、その子孫もいるとのことでしたが、現在に到るまで同じ民族同士で結束しているのは中国の人達だけだそうです。

特に毎年行われるお祭りは一種独特の雰囲気らしく、この写真のような道具も使われ盛大に行われるとのこと。

長崎の街には至るところに西洋式の建物があり、異国情緒に溢れています。郊外の画一的な住宅街で育った自分としては、こういった環境で育つとまた違った感性が育まれ、別の人生を歩んでいたかも知れないと感じました。

長崎出張/グラバー邸にて

2007-12-11 23:53:44 | プロジェクト
長崎に行ってきました。日帰りです(笑)。

目的は某有力会計事務所の所長への取材依頼と、某外資系証券ディレクターの紹介です。

この所長は業界では非常に有名な方で、先進的な経営手法を次々に実施し、成功させてきたことでも知られています。

“ミスターTKC”と称され、まだインターネットが普及する前に阪大の基礎工学部出身の人間を採用、IT課長に任命し、事務所のIT化を促進したという強烈なエピソードをお持ちの方です。

次回の情報誌への出演依頼もOKを頂き、また世界的にも先進的な金融商品を前向きに取り組んで頂くこともご了承頂きました。

帰りの飛行機の時間まで余裕があったので、長崎の名所グラバー邸へ。ここは中学の修学旅行時以来なので、ほとんど初めてのようなものです。洋館の美しいフォルムと綺麗に咲いた花の組み合わせが、まるで絵葉書の写真のようでした。

高台から見える長崎港の眺望は、絶景でした。当時の長崎は上海への密航ルートだったらしく、グラバー邸の中には青年時代の大隈重信や板垣退助が密航前に隠れていた隠し部屋もありました。

当然、密航は重罪です。当時革新に燃えていた若者は、命の危険を冒してまで世界の最先端の情報を取りに行っていたと思うと、隠世の感があります。ただ、いくらインターネットが発達しようと、一番重要な情報は人に属しています。

実はそのことを一番実感したのが、今回の出張でした。

盛大なる懇親会

2007-12-10 23:24:26 | プロジェクト
本日は西新宿にある某有名ホテルのパーティー会場で、私が関わっている企業の盛大な懇親会に出席しました。

グループ企業合わせて総勢150名近くの人々が総結集し、乾杯の音頭は元さくら銀行の副頭取という豪華な顔ぶれです。

関連企業の役員の方々を次々と御紹介頂き、名詞交換と話に夢中になるあまり、豪華な料理に全く手をつけることができなかったのが非常に心残りです(笑)。

思えばリクルートに入社した時、入社式は武道館でした。インカムをつけた社員の規律正しい見事な動き、大スクリーンに映し出された数々の映像…。その時の躍動感は、今でも鮮烈に覚えています。

事業を創るということは、一緒に目標を共有できる仲間作りでもあると思います。

勢いのある大勢の社員のパワーを目の当たりにして、そのことを実感しました。

六本木キャバーンクラブにて

2007-12-08 23:35:56 | 日常生活
久しぶりに、六本木のキャバーンクラブに行ってきました。

ここはビートルズのコピーバンドが生演奏を聞かせてくれるライブハウスで、学生時代から通っているお店の一つです。

実はこの日12月8日は、丁度ジョン・レノンがニューヨークのダコタハウスの前で凶弾に倒れた命日。そしてこのキャバーン・クラブは、ジョン・レノンの一周忌の翌日に誕生したそうです。

この日はジョンの命日ということもあって、ジョンの曲のオンパレードでした。

スターティング・オーバーやウーマンといったビートルズ後の曲もあれば、ビー・バップ・ルーラといったクラシックまであって、非常に楽しめました。

途中、ジョンが凶弾に倒れた当時のラジオニュースが流れた瞬間は、思わず同時代に戻りました。布団の中でラジオでそのニュースを聞いた時の衝撃は、今でも覚えています。

場内はぎっしり満員で、外国人のお客さんもちらほらいて、いかにも六本木という雰囲気でした。

このお店に入る前にハード・ロックカフェに入ったのですが、ディープ・パープルや最近再結成で盛り上がっているレッド・ツェッペリンが壁にかかる大画面テレビで流れていました。

ストーンズしかり、最近のブリティッシュシルバーロッカーのパワー、恐るべしです(笑)。

情報誌がついに納品!

2007-12-07 23:47:00 | プロジェクト
ついに納品しました、渾身の作が(笑)。

まずは、第一弾の1,500部です。全体で15,000部ですから、まだ1割です。半年で3倍にはもっていきたいと考えています。

インターンシップの大学生に事前にお願いしていた女子大生封入部隊が、早速会議室で手際良く封入していきます。

今回は透明なビニールの袋で、かつ宛先シールもA4で44枚貼りの最小シールを貼るので、クリエイティブのインパクトを最大限アピールする体裁になっています。

こういったディティール(細部)が、実は非常に重要なのです。

ターゲットにどういった状態で届くのか、それを受け取ったターゲットはどういう気持ちになるか、いつ、どこでどんなスタイルで読むのか、保存するかどうかといったことをイメージしながら作るのと作らないのでは大きな差が生まれます。

本日発送した分は、おそらく月曜日には届くでしょう。反響がとても楽しみです。

企画書作成とロープレ

2007-12-04 23:31:23 | プロジェクト
本日は営業チームで企画書の作成の訓練と、営業のロールプレイングを行いました。

企画書作成は、ベースになるパワーポイントの資料を共有し、その上で自分流にカスタマイズしたものを作成するというものです。

各自が作成した企画書を見れば、それぞれがサービスをどの様に捉えているか、その認識度が鮮明に把握できます。

この手法は、サービスへの思い入れを醸成させることができ、かつ各人の状況も把握できるのでオススメです。

人間は文字化できないものは、言葉で話せません。本好きな人間に論理的思考ができる人間が多いのは、そのためです。

営業トークは、大きく以下の構成で考えました。

◆自社紹介→安心感を持ってもらえる事実を明示
◆先方ヒアリング→まずは相手を知り、共感性の高い事例を提供
◆本日お伺いした目的→全体イメージの共有
◆具体的プランの明示→成功イメージの共有
◆価格体系の明示→相場観、出稿実績、競合のヒアリング
◆次回への課題の共有→参画ニーズのジャッジ

実際やってみると、「自分が思っていたよりも、全然話せなかった」という声が結構ありました。

だから、訓練は重要です。人は効果的なトレーニングを実施すれば、そこそこのレベルには必ず到達します。

強力な組織を作る―そこに辿りつくには、良い人材を採用すると同時に、効率的に育成するというのも大きな経営テーマだと最近実感しています。

入稿直前の文字校正作業

2007-12-03 20:08:52 | プロジェクト
いよいよ、入稿直前の文字校正作業へ。

ほぼ1ヶ月ほどでオールカラー24Pの情報誌を作成することは、後にも先にももうないでしょう(笑)。

デザイナーさんから上がってきた見開きのpdfファイルをA3サイズでプリントアウトし、台割順に机の上に並べていきます。

メンバー全員で全ての原稿に目を通し、用語や言い回し、漢字の打ち間違いなどをチェックし、赤を入れていきます。

最後の文字校正では、必ず間違いが見つかります。これを修正すると同時に、修正指示通り直っているかどうかの確認も、同じ位重要です。

そうやってだんだんOKマークの付いたページが増えてくると、何とも言えない充実感が全身に充ちてきます。

これこそが、仕事の面白さなのかも知れません。

昔、大成建設の企業広告の名キャッチコピーに「地図の上に残る仕事。」というのがありましたが、「人々の記憶に残る仕事」を目指して頑張れるのが、メディアビジネスの醍醐味の一つです。

メディアを立ち上げ、ブランドを作っていく。このブログでは、そのプロセスをできるだけ詳しくお伝えしていければと思います。

秋深まる新宿御苑から

2007-12-02 18:31:18 | 日常生活
いよいよ情報誌が最後のピークを迎え、紅葉の綺麗な新宿御苑を横目にオフィスへ。

まだ最後のコピー作成と、デザインの詰めが残っています。

全ての仕事に言えることですが、この最後の“フィニッシュ”が一番重要なのです。

ここで一気に精度を上げることができるかどうかで、クリエイティブの完成度に大きな差が出ます。

キャッチコピーの語感、見出しのテンポ、写真のトリミング、全体の配置、オビの色…。ほとんど職人の世界です。

自分の中にある出来上がりイメージに、いかに近づけるか。

いよいよ正念場です。

半蔵門でイタリア気分に

2007-12-01 23:23:55 | グルメ
本日は、半蔵門駅そばにある本格イタリア料理『エリオ・ロカンダ』に行ってきました。

会員制の秘密クラブのような扉を開けると、そこは南イタリアの世界。壁には来日したら必ず来ると言われているローマの貴公子トッティの写真とサインが飾ってあります。

店員さんに話を聞くと、あのジーコ元日本代表監督も在任中は家族でしょっちゅう来ていたとのこと。ちなみに、ジーコさんはモッツァレラチーズが大好きだそうです(笑)。

この日はコースを頼みましたが、濃厚な味の赤ワインとの相性が抜群で、ぐいぐい飲んでしまいました。

店員さんの中にはあのジローラモさんそっくりの人がいたり、誕生日の人が4人もいてその度に部屋が真っ暗になって合唱がおこったり、男同士で見つめ合う三谷幸喜そっくりの二人組がいたり(笑)と、非常に快適な空間でした。

ちなみにオーナーのエリオ氏は、現在はホームページの130%くらいに成長されています。

ここはいつも店内の半分以上が外国人のお客さんなので、日本にいてもイタリアを感じられる希少価値のあるお店だと思います。

いよいよ情報誌完成間近!

2007-12-01 15:01:54 | プロジェクト
ここ1ヶ月間、土日も休まずに作ってきた情報誌が、いよいよ大詰めを迎えています。

この業界で見る情報誌とは全く一線を画した、かなり斬新なクリエイティブを実現できたと確信しています。

表紙は私がニコンの一眼レフで撮影し、24P分のデザインフォーマットも一から作成し、コピーもほぼ全文作成しました。

今までの人生でこんな短時間でこれだけの量を制作したのは初めてですが、今回はこのメディアを軸に今後いろんなビジネス展開を予定しているので、そのモチベーションが一番のパワーの源でした。

“イケるイメージを共有すること”の重要性を、今回の情報誌の制作で自分自身も強く実感しました。