こんにちは。
夜食事を終えてホテルに戻ってゆっくりすると、やはり知らない土地の夜を徘徊したくなるのは、男の性です(笑)。
しぶる同行者の竹内さんを説得し、男2人でブカレストの夜に探検に出ることにしました。
夜12時過ぎにキャピタルホテルのエントランスを出ると、まわりに人はほとんどいません。しかも東京ほど明かりもなく、かなり暗いのです(泣)。
そんな状況にもめげずに昼間歩いた勘を頼りにどんどん歩いていくと、突然薄暗い路地の奥から何やら声をかけてくる輩がいます。
「Hi! Where do you go?」
声がする方を見ると、曙と子錦を足して2で割ったような陽気そうな男が、満面の笑みで駆け寄ってきました。
だぼだぼのTシャツに帽子を被ったヒップホップ系のファッションをしたその男は、間違いなく旅行者を引っ掛ける夜のポン引きです。しかし、その子供のような明るい笑顔と、ラテン系特有のオーバーな身振り手振りになぜか親近感を抱いていまいました。
「Nice Girl OK?」
やっぱりそうでした(笑)。夜の商売と言えば、あとは薬ぐらいのものでしょう。煙草もやらない健全な私は、人一倍好奇心が旺盛なため、彼についていくことにしました。勿論、竹内さんはかなり怯えています。
彼は私達を連れて、どんどん細い路地を入っていきます。するとその先に、非常に怪しいバーらしき看板が見えてきました(写真参照)。
そして、その階段を下っていきました。私と竹内さんはこのまま行くかどうか迷いましたが、ここまで来たら行こうということで、一緒に降りて行きました。
扉を開けると、そこはプールバーになっていて、何人ものルーマニア人男性がビリヤードに熱中しています。そのポン引きはこっちこっちと例の笑みで、奥へ誘います。
奥には、2人の女性がテーブルに座っていました。25歳前後の金髪のルーマニア人女性と20歳前後の黒髪の女性です。英語で話してみると、黒髪の方はルーマニア人と中国人とのハーフとのことでした。
「Which girl do you like?」
彼は、耳元に囁くように話しかけてきました。勿論こちらはその気はないので、残念ながら好みのタイプではない旨を伝えて、その場を退散しました。こういった場合、この種のサービス業に従事する方々はNoと言った瞬間急に不機嫌になるタイプが多いのですが、彼は少し残念そうな顔をした後、明るい笑顔で明日もやってるからおいでよ!みたいな言葉をくれました。
「いや~、明るいですね。さすがラテン系ですね。」
ワケのわからない言葉を発しながら(笑)、2人の日本男児はホテルへの帰路につきました。そして無事ホテルの自分の部屋にたどりついてベッドの上に寝転がると、急にのどが渇いてきました。すぐ竹内さんに連絡し、ビールを一緒に飲みながら一日の振り返りで盛り上がりました。
自分の知らない世界がまた1ページ増えた感じで、なかなかエキサイティングな夜でした。
夜食事を終えてホテルに戻ってゆっくりすると、やはり知らない土地の夜を徘徊したくなるのは、男の性です(笑)。
しぶる同行者の竹内さんを説得し、男2人でブカレストの夜に探検に出ることにしました。
夜12時過ぎにキャピタルホテルのエントランスを出ると、まわりに人はほとんどいません。しかも東京ほど明かりもなく、かなり暗いのです(泣)。
そんな状況にもめげずに昼間歩いた勘を頼りにどんどん歩いていくと、突然薄暗い路地の奥から何やら声をかけてくる輩がいます。
「Hi! Where do you go?」
声がする方を見ると、曙と子錦を足して2で割ったような陽気そうな男が、満面の笑みで駆け寄ってきました。
だぼだぼのTシャツに帽子を被ったヒップホップ系のファッションをしたその男は、間違いなく旅行者を引っ掛ける夜のポン引きです。しかし、その子供のような明るい笑顔と、ラテン系特有のオーバーな身振り手振りになぜか親近感を抱いていまいました。
「Nice Girl OK?」
やっぱりそうでした(笑)。夜の商売と言えば、あとは薬ぐらいのものでしょう。煙草もやらない健全な私は、人一倍好奇心が旺盛なため、彼についていくことにしました。勿論、竹内さんはかなり怯えています。
彼は私達を連れて、どんどん細い路地を入っていきます。するとその先に、非常に怪しいバーらしき看板が見えてきました(写真参照)。
そして、その階段を下っていきました。私と竹内さんはこのまま行くかどうか迷いましたが、ここまで来たら行こうということで、一緒に降りて行きました。
扉を開けると、そこはプールバーになっていて、何人ものルーマニア人男性がビリヤードに熱中しています。そのポン引きはこっちこっちと例の笑みで、奥へ誘います。
奥には、2人の女性がテーブルに座っていました。25歳前後の金髪のルーマニア人女性と20歳前後の黒髪の女性です。英語で話してみると、黒髪の方はルーマニア人と中国人とのハーフとのことでした。
「Which girl do you like?」
彼は、耳元に囁くように話しかけてきました。勿論こちらはその気はないので、残念ながら好みのタイプではない旨を伝えて、その場を退散しました。こういった場合、この種のサービス業に従事する方々はNoと言った瞬間急に不機嫌になるタイプが多いのですが、彼は少し残念そうな顔をした後、明るい笑顔で明日もやってるからおいでよ!みたいな言葉をくれました。
「いや~、明るいですね。さすがラテン系ですね。」
ワケのわからない言葉を発しながら(笑)、2人の日本男児はホテルへの帰路につきました。そして無事ホテルの自分の部屋にたどりついてベッドの上に寝転がると、急にのどが渇いてきました。すぐ竹内さんに連絡し、ビールを一緒に飲みながら一日の振り返りで盛り上がりました。
自分の知らない世界がまた1ページ増えた感じで、なかなかエキサイティングな夜でした。