久しぶりにお気に入り映画の横綱、『ゴッド・ファーザー』をDVDで観ました。
部屋の電気を全て消してホームシアターで観ると、音楽の良い映画は耳に染み渡ります。
この映画はあまりにも有名な名作なので詳細は省きますが、この作品で一番印象的なシーンの一つに、マーロン・ブランド演じる父親と、アル・パチーノが演じる息子の対話のシーンがあります。
「わしは一生ファミリーを見てきた。裏の世界でだが…。どんな大物にも踊らされることはなかった。わしの人生だ。悔いはない。だが、お前の時代は表に出て人を繰るべきだ。コルレオーネ上院議員…。コルレオーネ知事…。」
「僕はなるよ。」
「もうわしは、何もしてやれん。」
「大丈夫さ。見ててくれ。」
父と息子の世代交代を感じさせるこのシーンは、なかなか情緒深い趣が漂っています。
この映画を撮ったコッポラは、ゴッドファーザーの三部作は、イタリア系アメリカ人の自分と重なる“コルレオーネ家のホームムービーだった”と語っています。
組織間の勢力争い、タフな相手との交渉、権力闘争、家族愛、裏切り…。
この映画が今なお多くの人の胸を打つのは、“今の時代にも十分通用する普遍性”があるからではないでしょうか。
これを起業に置き換えてみると、最初は仲の良い人間と組み(創業メンバー)、人がやらないことでお金を作り(原資・ベンチャーキャピタル)、メジャーになるにつれて外と組み(提携・買収)、正業にも進出(公開)していく。
つまりゴッドファーザーという映画は、実は起業家のための格好の教材だったのです(笑)。
PS.ちなみに“同族経営の破綻”というテーマは、パートⅢで描かれています
部屋の電気を全て消してホームシアターで観ると、音楽の良い映画は耳に染み渡ります。
この映画はあまりにも有名な名作なので詳細は省きますが、この作品で一番印象的なシーンの一つに、マーロン・ブランド演じる父親と、アル・パチーノが演じる息子の対話のシーンがあります。
「わしは一生ファミリーを見てきた。裏の世界でだが…。どんな大物にも踊らされることはなかった。わしの人生だ。悔いはない。だが、お前の時代は表に出て人を繰るべきだ。コルレオーネ上院議員…。コルレオーネ知事…。」
「僕はなるよ。」
「もうわしは、何もしてやれん。」
「大丈夫さ。見ててくれ。」
父と息子の世代交代を感じさせるこのシーンは、なかなか情緒深い趣が漂っています。
この映画を撮ったコッポラは、ゴッドファーザーの三部作は、イタリア系アメリカ人の自分と重なる“コルレオーネ家のホームムービーだった”と語っています。
組織間の勢力争い、タフな相手との交渉、権力闘争、家族愛、裏切り…。
この映画が今なお多くの人の胸を打つのは、“今の時代にも十分通用する普遍性”があるからではないでしょうか。
これを起業に置き換えてみると、最初は仲の良い人間と組み(創業メンバー)、人がやらないことでお金を作り(原資・ベンチャーキャピタル)、メジャーになるにつれて外と組み(提携・買収)、正業にも進出(公開)していく。
つまりゴッドファーザーという映画は、実は起業家のための格好の教材だったのです(笑)。
PS.ちなみに“同族経営の破綻”というテーマは、パートⅢで描かれています