あるマーケティングプロデューサー日記

ビジネスを通じて出会った人々、新しい世界、成功事例などを日々綴っていきたいと思います。

お絵かき大会

2007-01-31 22:26:42 | 研修プログラム
さて、この絵は何を表しているのでしょう?

正解は、「かぶと虫」です。

人によっては台所をはいずり回る昆虫に見えるかも知れませんが(笑)、描いた人はかぶと虫として描いたのです。

絵は、その人のキャラクターがとても出ます。

几帳面な人は細かい絵を描こうとするし、大雑把な人はそういう絵になります。なので、お互いを理解し合う手法として絵を活用することは、とても効果があります。

この日は1月最後の研修プログラムということで、“一流のプロフェッショナルの仕事へのこだわり”を感じてもらうために、まずジョルジオ・アルマーニの映像を放映しました。

ご存知の通り、アルマーニは40歳で会社を設立し、アルマーニ帝国を築いた後も自分自身が常に第一線に立って働き、そのブランド力を他の追随を許しません。

彼の仕事への取り組み方とその厳しさは有名で、「時には怒鳴りちらすことも、全体の緊張感を高めるための演出として使う」という言葉が、とても印象に残りました。

やはり同じ美を追求する業界の巨匠だけに共感性が高いのか、この上映は非常に好評でした。

第二部はお互いを深く理解し、親睦をより深めるためにお絵かき大会を実施しました。

これは具象画部門と抽象画部門に分け、あるキーワードを時間内に絵に落としていき、一番ふさわしくない絵を描いた人が罰ゲームというものです。

「ミッキーマウス」や「パンダ」といった具体的なものならまだしも、「愛」や「平和」といった抽象的なものは、そう簡単ではありません。

本州が分裂している日本列島や的場浩司のような小泉元総理が出たりして、爆笑の絶えない、そしてお互いをよく知ることができた濃い時間になったと思います。

お絵かき大会での名作品集を、今度の合宿のレジュメに付録としてつけてFBしようと考えています。

あるIT企業の社長とのアポ

2007-01-30 22:41:29 | 活躍するビジネスマン
こんばんは。

本日は、以前学生派遣企業でフリーペーパーの編集長をしていた時からお付き合いがあるIT企業の社長と久しぶりにお会いし話をしました。

この方は学生時代バーを経営して大成功させたり、“豊かな日本の現状に危機意識を感じ”フィリピンの貧民街に単身飛び込んで死にそうになったというユニークな(?)キャリアの持ち主です。

この社長が今取り組んでいるのが、大学生の就職活動用のコミュニティサイトです。

リクナビなどに代表される企業と大学生をマッチングするWebと大きく違うのは、在学時代からの履歴が蓄積・得点化・ランキング表示され、企業に在籍する自分の大学のOB訪問も簡単にできてしまうところです。

カリスマ的な有名大学生もかなりこの活動に加わっているらしく、いつの時代も就活は学生の大きな関心事だとの実感を抱きました。

東大・早慶といったトップクラスの学生を中心に着実に会員を増やしているこのコミュニティサイト「Lipple」を中心に据え、「2年後には必ず上場させたいんです。」とのことでした。

その他最新の学生気質から企業の採用状況まで、1時間半近く幅広いテーマで盛り上がりました。

“人がやらないことをやる”勇気と行動を目の当たりにすると、アドレナリンが涌いてきますね。

ある飲食コンサルティング会社社長との会食

2007-01-25 12:30:33 | 出会い
こんばんは。

本日は、ある飲食コンサルティング会社の社長と銀座で会食でした。

お店は、沖縄料理が凄く美味しい琉球ダイニング『ちゅらり』というところで、久しぶりの沖縄料理に思わずシークアサワーを5杯も飲んでいましました(笑)。

私はよく新宿にある沖縄料理屋さんに行くのですが、このお店は銀座にあるだけにお洒落な感じで、料理の味やお皿への盛り方も女性受けするようにカスタマイズされており、事実店内は女性客でいっぱいでした。

本日お会いした社長は飲食業界では非常に有名な方で、よく講演会もされており、数々の実績をお持ちの方です。この社長が、私の父親が勤めていた会社に内定をもらっていたお話が出た時は、何か運命的な縁を感じました。

その方とそのコンサルティング会社の今後の事業戦略について、いろんなお話をしました。

飲食業界の最新事情を知り尽くした方だけに、現場にどんなニーズがあり、どのくらいの価格でサービスを提供するとどれ位の売上げが上がるかという議論には、リアルな説得力があります。

今回のプロジェクトは、一企業のサービスの開発というスタイルではなく、各企業が連合し、世の中の仕組み作りになるようなサービスを確立させるような動きになりそうです。

私の場合、その活動における顧客開拓の実行計画について、過去の実績に基づいた提案をいろいろさせて頂きました。

やはり何ごとも、まだ世の中にないものを作り上げることに関われるのは、最高にエキサイティングですね。

非常に楽しみな活動がまた一つ生まれた、記念すべき夜でした。

幕張メッセでのお披露目

2007-01-24 17:36:04 | 活躍するビジネスマン
こんばんは。

どんな魅力的な商品でも、人の目につかないと売れません。

スウェーデン陸軍生まれの自転車の日本での初めてお披露目は、2006年11月10日に行われた幕張メッセでのCYCLE MODEイベントでした。

コンテナの入荷がギリギリのタイミングになり、その社長は先日の夜会場での準備に追われ、ちなみに会場を出たのは最後の一人だったそうです。

そして、当日。スウェーデン陸軍生まれの自転車は、その商品名を「クローナンバイク」として、日本で初めてその姿を現しました。

設置ブースには日本人だけでなく、外国人にもかなりの人気を集めました。ヨーロッパ出身の外国人や向こうに住んだことのある日本人にとって、クローナンバイクは街でよく見かける人気の自転車なのです。

また一般の人々だけでなく、このスタイリッシュなデザインに目をつけたバイヤーさんも名詞交換に来ました。東急ハンズ、西武のロフトといったお洒落な商品を扱うメジャーなところだけでなく、六本木でお店を経営しているオーナーからも「うちのお店に是非置かせて欲しい。」といったオーダーもきました。

また当日会場に来ていた出版社の編集者も興味を示し、名詞交換しました。この時がキッカケで、『自転車生活』という雑誌にクローナンバイクが掲載され、最初の注文が入ったのです。

ちょうどその頃、自社サイトをもっと販売に活かせないかという相談を受けて、この社長のオフィスにちょくちょくお邪魔するようになりました。

この会社はそれまでにも綺麗な自社サイトをお持ちでしたが、商品の販売向けというよりは企業ホームページといった感じでした。

企業を紹介するサイトから、商品を売るためのサイトへ―それが大きなテーマでした。

次回は、ネット販売について書きたいと思います。

スウェーデン陸軍生まれの自転車

2007-01-23 00:02:52 | 活躍するビジネスマン
こんばんは。

今日は、そんな社長が惚れこんだ北欧の商品の一つ、スウェーデン陸軍生まれの自転車にまつわるお話をご紹介したいと思います。

この自転車はもともとスウェーデン陸軍で保管されていたものを、3人のスウェーデンの大学生がそのデザイン性と機能に目をつけ、修理販売するようになったのが発端です。

その人気はスウェーデンを中心にヨーロッパ全土にまたたく間に広がり、在庫があっという間になくなってしまいました。そこでその図面を入手し、新たに生産するようになったというわけです。

今で言う、学生ベンチャーの先駆けみたいなものですね。

この社長はある雑誌でこの自転車を発見し、そのスタイリッシュなデザインに惚れこみ、日本での輸入販売権獲得のため単身スウェーデンの首都ストックホルムに乗り込みました。その時、この街の美しさに心を打たれたそうです。

「ストックホルムの街並みの美しさには、感動しました。第二次世界大戦で空襲にさらされなかったのかも知れませんが、長い歴史を感じさせる重厚な建物と石畳が完璧にマッチしているんです。こんな環境に育った人間だからこそ、美しいデザインを生み出すんだと納得しましたね。」

そしてこの自転車を販売している会社に単身乗り込み、20代のスウェーデン女性社長と英語で交渉し、日本での輸入販売契約にこぎつけたのです。

有望な商品を見つけ、相手と交渉し、契約を結ぶ。また税関やコンテナの手配もし、輸入の段取りをつける。こういったことは総合商社での経験が、かなり生かされたことは想像に難くありません。

そして遂に、最初のコンテナが日本に上陸する日がやってきました。

この続きは、次回に書きたいと思います。

南米エクアドルでのエピソード

2007-01-22 00:01:24 | 活躍するビジネスマン
こんばんは。

この社長は日商岩井に在籍中、南米のエクアドルに5年駐在されていました。

エクアドルは正式名はエクアドル共和国で、首都はキト、人口は1300万人ほどで、言語はスペイン語、宗教はカトリックです。

この国の主要産業は、バナナやコーヒー、ココアや石油、あとはエビを中心とした水産産業です。

この社長は駐在時代、三菱自動車を担当されていました。ある日、社長が現地の人と三菱自動車製のパジェロに乗っていた時のことです。

「いきなり自動車のタイヤがパンクしたんです。下りて見てみると、道にビスが撒かれていて、それがタイヤに突き刺さっている。しょうがないからパンクしたまま先に行くと、タイヤ修理の看板を立てた店があった(笑)。おまえ達がやったんだろと言っても、ニヤニヤしたまま黙ったまま。そんな国なんです。」

日本ではあり得ないコントのような話ですが、実話です。

また、こんな話もありました。

「外出から帰ってくると、部屋が大洪水状態になっていた。原因を調べたら、どうやら上の階から水が漏れている。そこで抗議しに行ったら、“ワタシ、シラナイ。神サマシカ、ワカラナイ”と言う。全てがこんな調子。タフじゃないと生きていけないんです。」

何十億という大きな取引が、政変で担当者が変わり、いとも簡単にキャンセルになったことも度々とか。

南米でのビジネスの大変さをリアルに実感すると同時に、そんな環境を生き抜いてきたこの社長に、ますます興味が涌いてくる自分がそこにいました。

日商岩井出身の社長のベンチャー企業

2007-01-21 03:32:20 | 出会い
こんばんは。

私が今関わらせて頂いている会社の一つに、スウェーデンからスウェーデン陸軍生まれのスタイリッシュな自転車や世界最高級のベビーワゴンを輸入販売するベンチャー企業があります。

この会社の社長は非常にユニークな方で、早稲田のボート部出身で大学卒業後日商岩井に入社され、その後某寝具メーカーで新規事業を担当され、昨年このベンチャー企業を立ち上げられました。

大学や会社の同期の方は日本最大の携帯コンテンツ企業インデックスの創業者をはじめ、TBSの人事部長、フジテレビのプロデューサー、日経の論説委員などそうそうたる顔ぶれです。

大前研一さんが主催されるビジネススクールのプレゼンテーション大会で優勝したこともあるこの社長が、なぜ地理的にも遠い北欧の商品に目をつけたのか、私は最初そこにとても興味が涌きました。

「携帯電話のNOKIA、自動車のボルボ、最近日本に進出して話題になったIKEAなど、もともと北欧は国民性も勤勉で工業力、デザイン力が高い地域なんです。フランスやドイツなど、ヨーロッパの中央部は既に日本の大手商社がかなり入り込んでいますが、北欧にはまだまだ日本に紹介されていないお洒落な商品が一杯あるんです。」

そんな社長との初めての出会いは、昨年ある人に紹介して頂き、三軒茶屋のフランス料理店で食事した時でした。

当時某商社の社長と東欧とのビジネスを検討していたこともあり、世界とのビジネス経験豊富なこの社長の実体験に基づくお話は、最高にエキサイティングでした。

次回は、その強烈なエピソードの一部をご紹介したいと思います。

地魚が最高!湯河原『鮨秀』

2007-01-18 07:54:13 | グルメ
おはようございます。

久しぶりに、ぶらっと湯河原の温泉に行ってきました。

湯河原は東京駅から東海道線の快速で90分ですので、結構楽に行けます。

そして湯河原に行く時に必ず寄るのが、お寿司屋さん『鮨秀』です。

湯河原はフリーペーパーの編集長をしていた時に、よく大学生と一緒に「編集企画大会」や「生蛍鑑賞会」などの企画で合宿をしていたところで、その時には必ず『鮨秀』に寄っていました。

たまたま今回寄った土曜日の夜8時30分頃は、なんとテレビ東京の「素泊まり温泉特集」でまさに鮨秀が紹介されている時でした!

ここのお店の魅力は、何と言っても新鮮な地魚メインの美味しいお寿司とプロ級の絵の腕を持つご主人のキャラクターです。

この日はトロ、カレイ、サヨリ、カワハギ、ぼたん海老をつまみに、オススメの地魚メインに握ってもらい、最後はカサゴで出汁を取ったあら汁で締めるというコースでいきました。

ここの御主人は非常に明るい方で、お寿司のネタのことでも毎日描かれている魚の絵の話のことでも、何でも明るく話してくれます。

ちなみにこの日ぼたん海老の残った頭の部分を焼いて出して頂き、これがまたこんがり香ばしくて、ビールのつまみに最高でした☆

東京の築地市場の中のお店も外もお店もある程度は知っているのですが、やはり海のそばの美味しいお寿司屋さんには勝てない気がしますね☆

超美味!京都網野の蟹料理

2007-01-01 15:08:44 | グルメ
あけましておめでとうございます。

2007年もいよいよ始まりましたね。

今年は年初めに、妹夫婦と弟と私とで京都網野の蟹料理を食べに行ってきました。

日本海に面した網野はズワイガニで有名な所らしく、あの有名な温泉地城之崎もすぐ近くに位置しています。

今回食べたのはズワイガニのフルコースで、蟹のゆで身、蟹味噌、蟹ご飯など蟹づくしの内容で、特筆すべきは“ズワイガニの刺身”です。

ズワイガニの刺身は生まれて初めて食べたのですが、とても甘く、とろけるような食感が何とも印象的でした。

佐竹という旅館で食べたのですが、そこの仲居さんが蟹の食べ方をいろいろレクチャーしてくれました。

お腹の部分を軽く押すとパリっと殻が割れて、身が食べ易い状態になったり、蟹を食べるいろんなワザをマスターしました(笑)。

また是非行きたい場所の一つですね。