あるマーケティングプロデューサー日記

ビジネスを通じて出会った人々、新しい世界、成功事例などを日々綴っていきたいと思います。

このブログでの出会い

2008-07-31 23:02:12 | 出会い
このブログを通じてコンタクトを頂いた方と、夜新宿で会いました。

京都出身のY氏は、六本木にあるクリエイティブ会社のプロデューサー。京都の大学を卒業後、アパレル企業に入社。その後方向変換のために、奥さんの了承を得て専門学校に入り直したツワモノです(笑)。

そのY氏が、Yahoo!で「マーケティングプロデューサー」のキーワードで検索した結果、1P目に表示されていたこのブログを発見したというのが経緯でした。

具体的なビジネスの話というよりは、初対面でもあるのでお互いの素性や今までの略歴、そして何よりも同じ関西出身ですので、久しぶりに西出身者のノリを堪能しました。

ちなみに、この日久しぶりに「しらこい」という単語を聞きました。「しらこい」という関西弁は、「しらじらしい」という意味ですが、こういったボキャブラリーがだんだん忘れてしまっているだけに、懐かしい気分になりました。

ブラジル出身のアーティストに知り合いがいたり、バトルゲームのマニアだったりと、その守備範囲の広さに少々脱帽。

情報誌の制作が落ち着いたら、是非一度オフィスをお伺いしようと考えています。

六本木での美味しいビール

2008-02-18 23:15:54 | 出会い
本日は某企業の社長と右腕の方と、六本木交差点近くのビールの美味しいお店で会食しました。

この会社はタイで80人近くの人を雇い、WEBの施工を手がけています。

中国や台湾、タイといったアジア諸国の人件費が安いことに目を付けてアウトソーシングをする会社が一時かなり乱立しましたが、失敗してケースも多いとのこと。

一番の原因は、やはり人間関係。

一緒に気持ち良く仕事をするためには信頼関係を築く必要があり、それは海外でも同じこと。この社長はしょっちゅうタイに飛び、従業員とよく食事にも行くとのことでした。

この会社とは、今後一緒に仕事を組んでいけそうな気がしています。

盛り上がった札幌の夜

2007-10-22 23:50:24 | 出会い
勉強会の後には、同じホテル内で懇親会。

その後、この日オープンしたてのお洒落な居酒屋に移動しました。ここでは、主催者のS先生のまわりの、かなりコアな人々が大集合(※写真)。

ここでは、札幌の美味しい食材の話で盛り上がりました。

北海道では各家でイクラを買ってきて、お醤油でつけて保存食にするそうです。ちょうど韓国でキムチを漬けるのと同じ感覚だとのことでした。ちなみに今年はイクラが不作なんだそうです。

また蟹については独自の仕入れルートがあるらしく、現地の人からだと市価の6分の1の値段で買えるとのこと。このルートは、是非次回行くまでに築きたいと考えています(笑)。

あとは、お土産情報。新千歳空港のお土産物コーナーのどこにどういう美味しいものが売っているのか、いろいろヒアリングさせて頂きました。

この日はこの後数人でお洒落なバーに行き、夜中1時半過ぎまで語り合いました。

私は3次会からが本番だと考えているタイプですが、かなり深い話までできてとても楽しかったですね。

講師依頼の話も含め、また北海道には行く機会があると思いますので、今度は現地の美味しいお店もレポートしたいと思います(笑)。

マーケティング勉強会

2007-10-22 23:30:42 | 出会い
札幌のホテルでのマーケティング勉強会。会場はとても綺麗で、パワーポイントの画面も見やすく、主催者の準備態勢がしっかりしていることを感じさせます。

第一部は「マーケティング発想を取り入れる」というテーマで、小樽商科大学の大学院の教授の方からアメリカの経営学者フィリップ・コトラーの内容を中心に、解説して頂きました。

印象に残ったフレーズを書きとめてみます。

◆最後の広告は、満足した顧客が行ってくれる/コトラー
◆イギリスは貸借表にブランド資産を金額化している
◆新規顧客の獲得コストは、既存顧客の獲得コストの5倍である
◆売上高ないし利益の80%は、20%の顧客によってもたらされる
◆独創的という主張の大半は無知の証拠であり、魔法という主張の大半は傲慢の証拠である/James.G.Maroh

第二部の講師の先生は、午後にお会いした会計事務所の実質No,2の方で、同志社大学の工学部を卒業後山一證券に入社、中小企業診断士の資格を持ちながら活躍されている方です。

テーマは、「4つの資産作りの考え方と使い方」。ポイントを以下に列挙してみます。

◆目標を設立する意義
目標とは、判断を不要にするためでなく、判断を必要なタイミングで行うためにある。

◆人間は、無目的に行動し続けることはできない

※エピソード/「囚人を殺すのには刃物は要らない」
ロシアでは昔、囚人を殺すために以下の手法を使った。まず強制的に穴を掘らせ、翌日その穴を埋めてしまう。それを繰り返すと、目的のない行動による喪失感に襲われ、死んでしまうという。ちなみにノルマという単語は、ロシア語。

◆事業の目的は、顧客の創造である

◆経営の7つの道具と利益を生むサイクルの4つの要素
※7つの道具
・経営理念
・経営ビジョン
・経営方針
・経営目標
・経営戦略
・経営計画
・経営情報システム

※4つの要素
・仕組み作り
・人作り
・顧客作り
・利益作り

◆「あらゆる人にあらゆることをお約束することはできません」/コトラー

◆「全身を投げ打つ者」/P.F.ドラッガー
エドセルという自動車の話がよく知られている。一般には、フォード社が行うべきことを行なわなかったために失敗したように思われている。実際には、マーケットリサーチ、基本設計、エンジニアリング、その他あらゆるものをほぼ完璧に行っていた。欠けていたものは、一つしかなかった。全身を投げ打つ者だった。

入念に作っていた。マーケットリサーチも行っていた。しかし、誰もコミットしていなかった。問題が起こった時、面倒を見る者がいなかった。コミットメントさえあれば、成功したのだろうというのではない。だが、心からのコミットメントなしには成功のしようがなかった。

この勉強会で一番心が打たれた話は、この「全身を投げ打つ者」です。この話と同じ状態の会社を、いくつか見てきました。全て、赤字に転落していきました。

経営の普遍性に触れた、記憶に残る勉強会でした。

某外資系企業オフィスから

2007-10-22 23:20:25 | 出会い
札幌中心部にあるその外資系生命保険会社のオフィスからの眺望は、最高でした。

今回の企画の中心人物が、このオフィスで個人の部屋を与えられているエグゼクティブライフプランナーのTさんです。

「僕はイノベーション(革新)意識の高い、志のある仲間をもっと増やしていきたいと考えているんです。ご存知の通り、北海道の経済は今苦しい。でも、一人一人のイノベーションこそが、流れを変える原動力になると思います」

そう熱く語るTさんのネットワークは北海道にとどまらず、東京でも頻繁に活動されています。

そんなTさんから誘われた、夕方の勉強会。Tさんが総合プロデューサーを務めるこの勉強会は、想像以上に白熱した内容でした。

つづく

社長の特命を受け北海道へ

2007-10-22 23:10:07 | 出会い
本日は、会計士ネットワーク企業の社長の特命を受けて、北海道へ出張しました。(※写真は初秋の雰囲気漂う旧北海道庁)

羽田から1時間少しで、新千歳空港へ。そこから電車で30分ほどで、札幌中心街に着きます。

営業事務の方が気をきかして予約してくれたホテルは、見事にススキノのど真ん中でした。

今回札幌でのコーディネータをして頂いたのは、私の出身リクルートからも大量に転職している某外資系保険会社の方です。

某エグゼクティブライフプランナーの方を筆頭にしたこのチームは、保険商品を使った節税対策、相続対策、事業継承対策の手法を全国に広めようと活動されています。

この日のランチは、札幌市内で一番美味しいと言われているスープカレーのお店を案内して頂きました。ご飯とスープは別々で、スープのお椀にはチキンとじゃがいも、人参が串に刺された状態で入っていました。さすが北海道、じゃがいもが美味しかったですね。

その後、某有力会計事務所へ。そこのS先生は、若い時にコンサルティング会社を立ち上げたこともあるユニークな方です。各種勉強会も開催されており、人望も厚い人格者です。

そこでは、会計士ネットワーク企業の今後の事業戦略についてご説明しました。Webと情報誌、メールマガジンといったメディアを大幅に強化しながら、どう会員の方々によりメリットを感じて頂けるようにしてくのかを具体的にお話しました。冷静沈着そうな所長が吐いた最後の一言が、とても印象的でした。

「今までと全く違うイメージですね。さすがリクルート出身者という感じです。これからどうなるかワクワクしますよ」

会計事務所を出た後は、某外資系生命保険会社のオフィスに向かいました。

つづく

コーチング勉強会での出会い

2007-10-15 23:27:58 | 出会い
本日は、某外資系生命保険会社のÅさん主催の勉強会に出席してきました。

場所は、有楽町駅そばの国際フォーラムです。

ここは、私が以前インターンシップ企業で働いていた時に大きな就職イベントを行った場所で、とても懐かしい気がしました。

本日のテーマは、「コーチング」。

ユア・コーチ株式会社代表取締役の田中イブキさんという方に、相手のタイプを把握しながらの教育手法を伝授して頂きました。

ポイントを以下に記します。

◆4つのタイプの特徴を知る
 1、主導タイプ
 2、行動タイプ
 3、慎重タイプ
 4、安定タイプ
◆自分のタイプを知ることが需要
◆異なったメンバーでチーム構成する方が、効率は高まる
 →アメリカの国防総省の軍隊編成にもこの手法は使われている
◆社長がどれ位絵が描けるかが、その会社の成長余力を決定する
◆Coachingの英語の語源は、「ともに同じ方向に向かう」ということ
 →TrainingはTrainからきている

講義の後は、国際フォーラム内にある居酒屋での親睦会へ。

店員さんのミスで肩と膝に思いっきりビールをかけられるアクシデントはありましたが、かなり盛り上がりました。

いろんな出会いがあったので、またつなげていこうと思います。

あるプロデューサーとの出会い3

2007-10-11 23:15:30 | 出会い
Tさんは、大学卒業後グレイ大広で数年仕事をし、その後マーケティングプロデューサーとしての道を歩み始めます。

ただ、当時の日本にはまだマーケティングという言葉は浸透しておらず、ハーバードとスタンフォードで学んだとはいえ、一介の若者に仕事を任せてくれる企業はなかなかありませんでした。

「生来僕は、負けん気が強くてね(笑)。当時はとにかく、実績を作ることに必死だった。マーケティングといっても、基本はシンプル。商品をいかに市場に普及させ、顧客満足を作るかだ。昔、松下幸之助が全国に販売店網を作ったのも、立派なマーケティング政策だ。そういう意味では、日本という国にあったマーケティングスタイルは必ずある。日産のカルロス・ゴーンの改革は、マスコミは良い時だけ散々囃し立てるけど、10年20年のスパンで見た後に本当の真価が問われると僕は思うよ」

負けず嫌いのTさんは、有名コンサルタントで前マッキンゼー日本支社のトップでもあったO氏とも、大手企業のプレゼンで対決したこともあったそうです。

娘さん二人は、それぞれ留学先のイギリス人とフランス人と結婚し、2人のお孫さんもいるTさん。

「イギリス人の方は、やはり大英帝国のプライドを感じるね。一方、フランス人の娘婿は優しいんだよ。“将来日本で暮らしたい”って言ってくれている。同じヨーロッパ人でも、イギリスとフランスは気質が全く違うね。あとイギリス人と一緒になった娘が、以前旦那と孫を連れて日本に遊びに来てくれたんだ。男の子なんだけど、まだ5歳の孫が“イチバン、イチバン!”って叫ぶんだよ。僕と同じ負けず嫌いな血が流れているんだと思うと嬉しかったね」

そう語るTさんの表情は、やり手のプロデューサーの顔ではなく、また孫と会えるのをとても楽しみにしている好々爺の顔でした。

あるプロデューサーとの出会い2

2007-10-09 23:19:23 | 出会い
Tさんは、ハーバード大学とスタンフォード大学で1年ずつ遊学した後、日本に帰国し、友人のつてで代々木のアメリカンハイツに出入りするようになります。本場アメリカで学んだ英語力が買われての採用でした。

当時、敗戦後の駐留米軍将校の居住地だったアメリカンハイツはアメリカそのものでした。

それだけに出入りする日本人への身元調査も相当厳しく、Tさんはこんなエピソードを語ってくれました。

「倉敷の実家に、興信所みたいな人が訪ねて来て根堀り葉堀り聞くんだよ。だから、友達が心配して“お前、東京で何か悪いことしたのか?”って。でも、こっちは何の覚えもない。後から考えると、アメリカンハイツに出入りする日本人を徹底的に身元調査していたんだね。当時の米軍は強大な権力を持っていたから、日本の警察を動かすことはわけなかったよ」

Tさんのアメリカンハイツでの生活は快適そのものだったそうで、ある意味特権階級でした。

「軍人といっても将校クラスだから、マナーもしっかりしている。僕の仕事は物資の配達なんだけど、彼らは気前よくチップもくれた。あの中の生活は、まるで別世界だった。当時僕はアメリカ軍のワッペンのついた軍用ジャンバーにジーンズ姿で早稲田に通っていたから、かなり風変りな学生だった。まわりの奴には、相当怪しいと思われてたね(笑)。今でも忘れられないのは、渋谷の駅前のロータリー前に米軍将校に高級車で送ってもらった時。まわりの人は、こいつ何者なんだ?って目で見ていたよ」

物資の配達係だったTさんは、当然役得にも預かります。当時人気があったのは、流通ルートに乗っていないお酒でした。

「ジョニ黒なんかを手にしてバーにいくと、ママなんかはビックリするわけ。だって当時手に入らない高級ウィスキーを若造が持っているわけだから、“アナタ、そのお酒どうやって手に入れたの!”って感じだよね。もうどんなコでも、ご自由に状態(笑)。当時駆け出しの女優やモデルと、朝までボーリングしたこともあったよ」

自由奔放な学生時代を送ったTさんは、当時かなり羽振りが良かっただけに普通の就職で満足できるはずもなく、大学卒業後マーケティングプロデューサーとしての道を歩み始めます。

つづく

あるプロデューサーとの出会い1

2007-10-08 23:18:22 | 出会い
先日、会計士ネットワーク企業の情報誌の編集をお願いするあるプロデューサーにお会いしました。

会計士ネットワーク企業の社長から紹介されたのですが、かなり強烈な個性の方で、年は68歳位、数々の実績をお持ちの方です。

早速、新宿御苑のオフィスのそばにあるお気に入りのとんかつ屋さんに食事に行きました。

Tさんは、岡山県の倉敷生まれ。父親は満州に渡り、日本に帰ってきてからは家具のメーカーを興し、皇室にも納品するほど発展したそうです。ただTさんは次男だったため家業を継ぐわけにはいかず、東京の大学に進学するために九段高校に入学しました。

「自分で言うのも何だけどね、地元の倉敷では神童と呼ばれていたよ。成績は断トツでトップだったし、スポーツも万能だった。それが東京の高校に入学した途端、成績の順位は半分以下。地方と東京のレベルの差を、つくづく実感したね」

身長が160センチもない小柄なTさんは、相当の負けず嫌い。絶対東京大学に入るんだと、駒場東大前に住み込むほど。ところが病気を患って入院生活を送り、4年かかって高校を卒業後、早稲田大学政治経済学部に入学。そこで、運命的な出会いを果たします。

「グレイ大広の社長が早稲田の出身で、その人が大学まで学生を集めにきていたんだよ。これはチャンスだと思った。その人に売り込んで、そこで働くことにしたんだ。当時の就職は、東京に身寄りがないものには不利だった。親戚の紹介がない者は、大手に採用されない時代だったんだ。だから、自分は実技で生きていくしかない、そう思ったんだ」

グレイ大広の社長に気に入られたTさんは、当時としてはかなり珍しいアメリカ遊学を命じられます。

東海岸のハーバードで1年、西海岸のスタンフォードで1年、それは同じアメリカでも全く違う環境だったそうです。

「ボストンあたりのアメリカ人はプライドも高く、僕ら日本人を明らかに見下している雰囲気があったね。それに比べて西海岸はオープン。何でも吸収しようとする姿勢には感銘を受けたよ」

アメリカから帰ってきたTさんは、当時米軍将校が住んでいたアメリカンハイツ(現在の代々木公園)に出入りするようになります。

つづく

有名日本画家との出会い

2007-09-12 06:01:01 | 出会い
昨日のワインバーをオープンさせた社長は非常に人脈が広く、お知り合いでこの会社の役員も務められている方の中に元三井物産で活躍された方がいます。

この方が、ご自身の交友関係をベースに多士多才な方々が集まって運営されている交流会が月2回開催されており、本日はその開催日でした。

今回は三井化学出身の方のフランス在住時代の経験をベースにした、フランスの移民政策とその実情に関するものでした。

アルジェリア系移民のジダン、ハンガリー系ユダヤ人のサルコジなど、活躍するフランス人の中にも移民系の人物はたくさんいます。そういったかつてのアフリカにおけるフランスの植民地と移民政策、また国内における移民居住区の実情等かなり興味深い話を聞かせて頂きました。

毎回夕方6時に始まる講演会は約1時間程で、その後は軽い食事を交えた懇親会があります。ここではかつての旧交を温める人もいれば、名詞交換をして新しい出会いを求める人もいたりと、様々です。

私は元三井物産の機械部門出身の方で、日本の高度成長期にイギリス、ドイツ、アメリカなどの欧米から工作機械を輸入する仕事に従事されていた方とかなり話し込みました。

そしてその後は、二次会へ。大手町の落ち着いたバーに流れたのですが、ここでさる有名な女性日本画家の方とお話しました。この方の略歴は、凄いものでした。

◆国際展
モンテカルロ・ニューヨーク・ベルギー・仏・イタリア・ポルトガル・ブルガリア・スペイン・ロシア・ドイツ・ハバナ・トルコ・英国他51回 芸術名誉賞・大賞(5)・特選(3)・金賞(5)・銀賞一席(2)二席他多数

◆国内展
日仏現代美術展他31回 大賞・知事賞(2)・特選・朝日新聞社賞・他多数

◆収蔵
英国大英博物館・韓国全州大博美術館・ミャンマー国立美術館・モンゴル国立博物館・佐賀県立博美術館・国連大学

私の先祖は『麗子像』で有名な岸田劉生の先生だったこともあり、小さい頃から絵が好きだったので、水墨画を専門とされるこの方のお話には興味深々でした。

普通では絶対出会うことのできない高名な日本画家の方との出会い。この日は、人と人とのつながりの大切さを肌で感じた一日でした。

酸化防止ワインサーバーの特許を持つベンチャー企業

2007-08-13 23:48:00 | 出会い
こんばんは。

さすがに昼間は猛烈に暑いですね。

今日は夕方、あるベンチャーキャピタルの方の紹介で、神田の酸化しないワインサーバーを自ら開発・特許を取得し、販売しているベンチャー企業の社長を紹介して頂きました。

このワインサーバーの凄いところは、ワインを空気に触れさせないのでどんな高級ワインでも最後の一杯まで“栓を抜きたての美味しさ”を楽しめるところ。

これを導入したワインバーは、軒並みワインの消費量が増えているそうです。

この社長は若くして両親を亡くし、フリーターをしていた21歳に結婚、30近い年で3つのアルバイトを掛け持ちし、昼は会計事務所で夜は飲食店で働いたそうです。それでも事業を立ち上げた後も、3年は食べていけなかったとか。

最近は社員も8名抱え、国内では有名ホテルに多数酸化防止サーバーを納入し、同じ技術を活用したコーヒー酸化防止分野への活用、アメリカ等の海外への進出と事業は軌道に乗ってきているようです。

いろいろお聞きした中で、アメリカのソムリエ協会の有名人との交渉エピソードがとても印象的でした。

「日本の協会の場合、その人物を一番見ます。僕の場合お酒が飲めないので、“ワインを飲めない君が…”なんて感じで、最初は相手にされませんでした。

ところがアメリカの場合、シンプルに3点だけ。“特許は取れているか”“実績はあるか”“試させろ”だけです。僕がどんな人間かは、一切関係ない。このビジネスライクな感覚が、とても新鮮でした。

アメリカは、膨大なマーケットです。またアメリカだけでなく、フランスやイタリアなどのヨーロッパの国も含めて、世界10ヶ国での国際特許の手続きも完了しました。今後はライセンス契約を推進し、酸化防止サーバーのマーケットをどんどん拡大していきたいと考えています」

今後は8月下旬スタート予定のワインバーに、ここの酸化防止サーバーを紹介する予定です。また「いろいろ提案して下さい」と言われているので、様々なマーケティングプランを御提案しようと考えています。

上場飲食企業TOPとのアポ

2007-08-06 23:56:44 | 出会い
こんばんは。

本日は、いつもの飲食企業社長と30年来のお付き合いがある某上場飲食企業の社長にお会いしました。

この会社は誰もが知っているある有名居酒屋チェーンを展開しており、グループ売上は423億、しかも年々伸びている成長企業です。

本社入り口には今年入社の新人社員の顔写真がずらっと張ってあり、その風景から会社の社員に対する愛情を感じました。

応接室に通されて5分ほど経った時、社長は入ってきました。関西の某有名大学の応援部出身の社長は、体も声も迫力満点でした。

飲食企業の社長の計らいで私を紹介して頂き、簡単なプロフィールと新潟でプレゼンテーションした時の企画書をご覧になって頂きました。

大きな体を前かがみにしながら一枚一枚丁寧に目を通して頂いた時は、ちょっと嬉しかったですね(笑)。

その後は今進行中の案件の打ち合わせに。

「○○の件、あれはどうなってる?遅い、遅い。もう3週間経ってるでしょ。○○は、こうしましょう。ウチでも○○でやってるから。」

しかも、話の展開が非常に早い。ポンポンと案件の要点を押さえながら、矢継ぎ早に判断を下していきます。

笑い話を交えながら次から次へと案件を捌いていくその様子に、ただただ圧倒されました。

この会社とは既にいくつかの案件が走り出していますが、更なる新しい提案をどんどんしていきたいと考えています。

専門職のネットワーク化プロジェクト

2007-07-03 23:24:23 | 出会い
こんばんは。

本日以前からお付き合いのある飲食コンサルティングの方に、ある会社の専務の方をご紹介頂きました。

この会社では今、全国のある専門職のネットワーク化を進めており、そこで生まれるビジネスチャンスをデータベース化し、一元化するプロジェクトが進行しています。

その専門職は俗に“先生”と言われるもので、ある国家資格が必要な仕事ですが、今回のプロジェクトはそのクライアントを束ねて、付加サービスを提供しようというものです。

“もっと売上を増やしたい”“FCビジネスを展開したい”“優秀な人材を採用したい”“広報ツールを整備したい”などなど、事業主には様々なニーズがあります。

しかし、信頼できかつ良き相談相手になってくれる存在を簡単に見つけることは困難です。

そこでお互いのニーズをマッチングする仕組みを作ろうというのが今回の趣旨ですが、ベースが先生と言われる方々のネットワークだけに優良顧客が見込まれる確率が高く、やりようによっては大きく化ける可能性があると感じました。

3年後の上場を目指しているということで、システムにもかなりの資金を投じている模様で、事業への本気度がかなり伝わってきました。

来週もう一度お会いし、いくつかのアイディアを提案することになりました。

アポの後、以前行って魚の美味しさに感動した新宿西口の『天地旬鮮度八吉』をそのコンサルティングの方に紹介。その人は新潟出身なので魚にはうるさいはずですがかなり感動し、子供のようにいつまでも魚の頭の骨裏の肉をつついていました(笑)。今日はのどぐろの天日干しや穴子の一本揚げ、魚介スープの雑炊に舌鼓を打ちました。あと、黒糖梅酒も深みがありながらまろやかで最高でした!

美味しい料理は、人を幸福な気分にしてくれます。そう実感した夜でした。

門前仲町で食事をしながら

2007-06-21 23:08:09 | 出会い
こんばんは。

本日は御世話になっている社長から、ある人を紹介して頂きました。

この方はエステサロンにターゲットを絞ってあるポータルサイトを立ち上げ、ある事業を立ち上げようとされている方です。

私自身も美容業界とつながりがあるので、とても関心がありました。

特にリクルートでメディアを作り方を学び、その後の会社で実際のメディアの立ち上げと運用、収益化を実践してきたので、立ち上げ時の苦労とヤリガイについては共感できるものがあります。

今回の話で面白かったのは、営業しながらコンテンツを増やしていくことはもちろん必要なのですが、そこに派生する関連ビジネスです。

その方の会社に出資している某上場企業とのとビジネス的な広がりも視野に入れながら、これからコミュニケーションを継続していくことはかなり面白いことができそうな気がしました。

最近サロンのスタッフへの研修実績をベースにした研修プログラムの商品化も考えていたので、その営業アライアンスも話としてまとまりました。

出会いというのは、偶然なようで必然な部分もあるような気がします。

その“一期一会のチャンス”をいかにモノにできるか。それが、大きな分かれ目になっていくのかも知れません。