雨粒が あちらこちらに飛んで
街燈にも月にも光る、綺麗な夜
森の声
木漏れ月
昨晩は、中秋の名月だというのに厚い曇が空を覆っていて残念。
今年も満月のお月見ができるといいなぁ、
なんて楽しみにしていたのですが
どうも満月は見られなさそうだということで
一昨日、まだもう少し満ちきらない月を、観てきました。
それでも
木が茂る真っ暗な道に
葉の隙間から眩しいくらいの月明かりが差し込んできて
蒼い影ができる中をポツリポツリと歩く
目にも心にも何とも綺麗な夜だったのでした。
何かが欠けているものというのは
完璧なそれに比べると、どこか親しみがわき
ほっこりと柔らかな安心感があるもの
また別の魅力、側面が見えてくるというものです。
暖かな月明かり。
最近まぶしい木星もちょっとだけ、
月に遠慮しているように見えましたよ。
今年も満月のお月見ができるといいなぁ、
なんて楽しみにしていたのですが
どうも満月は見られなさそうだということで
一昨日、まだもう少し満ちきらない月を、観てきました。
それでも
木が茂る真っ暗な道に
葉の隙間から眩しいくらいの月明かりが差し込んできて
蒼い影ができる中をポツリポツリと歩く
目にも心にも何とも綺麗な夜だったのでした。
何かが欠けているものというのは
完璧なそれに比べると、どこか親しみがわき
ほっこりと柔らかな安心感があるもの
また別の魅力、側面が見えてくるというものです。
暖かな月明かり。
最近まぶしい木星もちょっとだけ、
月に遠慮しているように見えましたよ。
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夏の気配


また蓮の季節が巡ってきた。
紫陽花のほうが有名な(あじさい寺だものなぁ)宇治は三室戸寺。
紫陽花での賑わいが落ち着いてくるころ、蓮が開き始める。
人もあまり多くなくなり
静かになった境内を
凛とした空気をまとった蓮が覆うように葉を広げていた、先週末。
ぐんぐん伸びていく蕾の意志の強そうなこと、
それでいて開いた花の儚さ、
静かにあれこれと想うのにとても良い時間だった。
この前日、思いがけない所で星のような数の蛍を見た。
また観られるとは思わなかったような景色に
頭の芯が、くらり、とした。
ベガとアルタイルは今夜、無事手を取り合ったらしい。
雲が切れてほっとした。
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甘い香
楽しみに待ち続けた菩提樹が、
ようやく開花。

甘い香りが控えめに、でも、周囲いっぱいに漂う。
あぁ、すばらしい。
ここは静かで緑の多い場所、
石階段でのんびりくつろぐ猫たちにも癒される。
今日も彼らはたくさん集まってきていた。
甘い香りに、素朴な姿に、レンズを向ける。
虹の橋を渡った、友人の愛猫、
おシャミちゃんに捧げよう…。
良い香りに時間を忘れてぼんやりと過ごす。
この香りは
梅雨の合間の、湿度が高い空気にぴったりだ。
ようやく開花。

甘い香りが控えめに、でも、周囲いっぱいに漂う。
あぁ、すばらしい。
ここは静かで緑の多い場所、
石階段でのんびりくつろぐ猫たちにも癒される。
今日も彼らはたくさん集まってきていた。
甘い香りに、素朴な姿に、レンズを向ける。
虹の橋を渡った、友人の愛猫、
おシャミちゃんに捧げよう…。
良い香りに時間を忘れてぼんやりと過ごす。
この香りは
梅雨の合間の、湿度が高い空気にぴったりだ。
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さくら小径
今日は朝から雨でしたが、
一昨日と昨日は暖かくよいお天気でお散歩日和。
まだ、リードを引く力はないのですけど
お散歩にノコノコ付いていくことはできました(笑)

家から5分もかからないところにある桜並木の河原が
いつからか「さくら小径」と名づけられ、綺麗に整備されていて
鴨川のような華やかさはないけれども、静かでのんびりしていて
とてもすきな場所なのです。
鶯じゃなく、カモメの声が聞こえるのもなんともこの街らしいし。
親馬鹿ですがハナタンもご機嫌で、
かわいすぎて気が付いたらハナタンの写真ばかり(笑)

一昨日の「さくら小径」はよいお天気、綺麗な枝垂桜にご機嫌
昨日は桜吹雪の中、お気に入りのボールで河原をかけっこしていました。
ハナタンの登録名は「桜(はな)」です。
うちに来て、丸4年が過ぎ、
家族の愛情を注がれて元気に育っております(^v^)
一昨日と昨日は暖かくよいお天気でお散歩日和。
まだ、リードを引く力はないのですけど
お散歩にノコノコ付いていくことはできました(笑)

家から5分もかからないところにある桜並木の河原が
いつからか「さくら小径」と名づけられ、綺麗に整備されていて
鴨川のような華やかさはないけれども、静かでのんびりしていて
とてもすきな場所なのです。
鶯じゃなく、カモメの声が聞こえるのもなんともこの街らしいし。
親馬鹿ですがハナタンもご機嫌で、
かわいすぎて気が付いたらハナタンの写真ばかり(笑)

一昨日の「さくら小径」はよいお天気、綺麗な枝垂桜にご機嫌
昨日は桜吹雪の中、お気に入りのボールで河原をかけっこしていました。
ハナタンの登録名は「桜(はな)」です。
うちに来て、丸4年が過ぎ、
家族の愛情を注がれて元気に育っております(^v^)
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華の頃を過ぎても


緑が本当に綺麗な季節になって
大好きな丹波の道を走り抜けるときも、夏をそこに感じるような日差し。
緑のキラキラが眩しすぎて涙腺が緩みそうになるくらい。
自然が季節ごと巡り見せる強さと色彩は
心の敏感で無防備なところをくすぐる何かを持っている。
間違った頑張り方も
ずるい怠け方も知らずに、ただただ、生きているのは美しい。
いろんなことを覚えて、賢くもずるくもなってしまった私には、
眩しさは胸の痛さにも似ている。
この季節に特別な気持ちを持つのはそのせいかもしれない。
5月の祇園は、華を忘れたかのような
緑と爽やかな風、明るい光
そして、それに集まる人たちで賑わっていた。
こんなにたくさんの人がいても
みんなそれぞれ、べつべつの想いで、ここにいるんだなぁ。
たくさんの笑顔も気持ちも
全部、本物。
そろそろ、八重桜から
待ち受け画面を変えようかな?
よいGWを。
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星が、綺麗
今日の星空は、とても、とても綺麗で
遅くまで月が昇らず、真っ黒な空の天井に、
小さな小さな穴が無数にあって、向こう側の光が漏れているみたい。
星がまぶしいだなんて
そんな贅沢な明かりの下で
首をぐんと反らせて、星を焼き付けるほど眺め続けていた。
流れ星が、5つ。
冷たい空気を割る星は、どこまでもひんやりと、
まぶしいプラチナの色を発して、こぼれるように流れていく。
あまりにも綺麗な星空、圧倒的な夜空を見上げていると
なぜ、泣きたいような心の震え方をするのだろう。
幸せすぎて、泣きたくなるそれに、どこか少し似ている。
「星空はロマンだからね。」
専門家ぶった友は、淡々というけれど
こんなにリアルな感情、私は、他に知らない。
ロマンとは程遠いのに。
それにしても。
今年は秋が短い気がする。
もう少し、ゆっくり、ゆっくり
季節が流れて欲しいなぁ、と、思ったりなどしている。
でも、大好きなポインセチアの赤い季節がすぐそこ、
それはそれで、悪くないのだけど。
遅くまで月が昇らず、真っ黒な空の天井に、
小さな小さな穴が無数にあって、向こう側の光が漏れているみたい。
星がまぶしいだなんて
そんな贅沢な明かりの下で
首をぐんと反らせて、星を焼き付けるほど眺め続けていた。
流れ星が、5つ。
冷たい空気を割る星は、どこまでもひんやりと、
まぶしいプラチナの色を発して、こぼれるように流れていく。
あまりにも綺麗な星空、圧倒的な夜空を見上げていると
なぜ、泣きたいような心の震え方をするのだろう。
幸せすぎて、泣きたくなるそれに、どこか少し似ている。
「星空はロマンだからね。」
専門家ぶった友は、淡々というけれど
こんなにリアルな感情、私は、他に知らない。
ロマンとは程遠いのに。
それにしても。
今年は秋が短い気がする。
もう少し、ゆっくり、ゆっくり
季節が流れて欲しいなぁ、と、思ったりなどしている。
でも、大好きなポインセチアの赤い季節がすぐそこ、
それはそれで、悪くないのだけど。
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比叡山の緑
緑の濃くなった紅葉が、美しい。

日差しは確かに夏が近いのに
まだ、香る雨のにおいと
日陰の風はとてもとても涼しく爽やか。
この、のびやかな季節に
心が向かう先にあるのは
迷いも翳りもなく、
ただただ、真っ直ぐで透明なもの。
『心が決めることは
大切なことほど、思うよりカンタン
だってそれが自然なのだもの。』
と、友人が言うのだけれど
ほんとうに、そうなのだなと、思う。
何も知らなくても、初めからなにかを捉えて
どこかで気づきはじめていたこと
それを、言葉で温度で、確認と実感していく、貴い歩み。
それは、この先、数十年をかけて、続けてゆくこと。
正しいかどうかではなく
理由などなく、ただただ、それを信じて続けてゆくこと。
初めは、誰かにとっては
なんでもないことに隠れていたのです。
この緑の季節に、決めたことは。

日差しは確かに夏が近いのに
まだ、香る雨のにおいと
日陰の風はとてもとても涼しく爽やか。
この、のびやかな季節に
心が向かう先にあるのは
迷いも翳りもなく、
ただただ、真っ直ぐで透明なもの。
『心が決めることは
大切なことほど、思うよりカンタン
だってそれが自然なのだもの。』
と、友人が言うのだけれど
ほんとうに、そうなのだなと、思う。
何も知らなくても、初めからなにかを捉えて
どこかで気づきはじめていたこと
それを、言葉で温度で、確認と実感していく、貴い歩み。
それは、この先、数十年をかけて、続けてゆくこと。
正しいかどうかではなく
理由などなく、ただただ、それを信じて続けてゆくこと。
初めは、誰かにとっては
なんでもないことに隠れていたのです。
この緑の季節に、決めたことは。
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秋の虹
秋から冬にかけて
職場で「うらにし」という言葉をよく耳にする。
もとは秋冬に吹く北西風(浦西)のことをいうらしいけれど
この地方特有の秋にかけ、天候が頻繁に変化する天気のことをさしているようだ。
たしかに、先ほど晴れていたかと思うと、冷たく時雨れ
かと思えば、また、眩しいほどの太陽が射したりしていて
不安定な天候が続いている。
そのせいなのか、このところ、虹が架かることが多い。
入り江の街は、海を隔て、向こう側の街に虹の始まりが見える。
強い光が射し始めると、虹にもそれはそれはくっきりと色が出るので
ハンドルを握っていることも忘れて、見とれてしまうような美しさだ。
そんな虹の色を何度も数えてみたのだけれど
7色に分けることができないことを、知った。
山の木々の紅葉も、街路樹の花水木がつけた実も
晴れ間の空の色も、どんどん遷り変わる雲の色も、
どんな色をしているか知っている気持ちでいるけれど
本当は何色かだなんて、知ったつもりでいるだけなのかもしれない。
“きっと、神さまは、アーティストだったのよ。”
映画『ビューティフルマインド』にはそんなセリフがある。
本当に、そうなのかもしれないと、時々思う(笑)。
窓から見えている木々の葉の色が美しいと思うだけで
胸がじんわりする、きゅうっと痛くなる
そんな感情をくれる自然芸術の秋は
神も仏もなさそうな今の環境下でも、
やっぱりいいものだと思う(苦笑)。
職場で「うらにし」という言葉をよく耳にする。
もとは秋冬に吹く北西風(浦西)のことをいうらしいけれど
この地方特有の秋にかけ、天候が頻繁に変化する天気のことをさしているようだ。
たしかに、先ほど晴れていたかと思うと、冷たく時雨れ
かと思えば、また、眩しいほどの太陽が射したりしていて
不安定な天候が続いている。
そのせいなのか、このところ、虹が架かることが多い。
入り江の街は、海を隔て、向こう側の街に虹の始まりが見える。
強い光が射し始めると、虹にもそれはそれはくっきりと色が出るので
ハンドルを握っていることも忘れて、見とれてしまうような美しさだ。
そんな虹の色を何度も数えてみたのだけれど
7色に分けることができないことを、知った。
山の木々の紅葉も、街路樹の花水木がつけた実も
晴れ間の空の色も、どんどん遷り変わる雲の色も、
どんな色をしているか知っている気持ちでいるけれど
本当は何色かだなんて、知ったつもりでいるだけなのかもしれない。
“きっと、神さまは、アーティストだったのよ。”
映画『ビューティフルマインド』にはそんなセリフがある。
本当に、そうなのかもしれないと、時々思う(笑)。
窓から見えている木々の葉の色が美しいと思うだけで
胸がじんわりする、きゅうっと痛くなる
そんな感情をくれる自然芸術の秋は
神も仏もなさそうな今の環境下でも、
やっぱりいいものだと思う(苦笑)。
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星降る夜
日中は、あんなに日が射して暖かかったのに
夜は、上着を着ても寒いくらいになっていた。
ため息まじりで車から降り、空を見上げると、
びっくりするくらいに澄んだ夜空。
オリオン座の中の、星雲まで肉眼で見えた。
子どものころは、星座表とにらめっこをして
星を眺めたものだった。
まだ、神話の世界をどこかで信じていたような…。
今いる、この場所も
何万光年離れた宇宙も、同時に存在しているんだよなぁ。
気にしていることは、ちいさい、ちいさいこと!
三日月に見守られ、星が降る夜。
ちょっと疲れた、深夜の帰り道
澄んだ光に、リフレッシュさせてもらった。
そういえば
注文していたものは、今月末から来月に掛けて届くらしい。
はやく、届けばいいのに。
『大人の科学Vol.9』
夜は、上着を着ても寒いくらいになっていた。
ため息まじりで車から降り、空を見上げると、
びっくりするくらいに澄んだ夜空。
オリオン座の中の、星雲まで肉眼で見えた。
子どものころは、星座表とにらめっこをして
星を眺めたものだった。
まだ、神話の世界をどこかで信じていたような…。
今いる、この場所も
何万光年離れた宇宙も、同時に存在しているんだよなぁ。
気にしていることは、ちいさい、ちいさいこと!
三日月に見守られ、星が降る夜。
ちょっと疲れた、深夜の帰り道
澄んだ光に、リフレッシュさせてもらった。
そういえば
注文していたものは、今月末から来月に掛けて届くらしい。
はやく、届けばいいのに。
『大人の科学Vol.9』
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