森の声

 雨粒が あちらこちらに飛んで 

 街燈にも月にも光る、綺麗な夜

 

2010年10月03日 | Daily
手、たとえば、手のひらや指先には
そのひとがギュッと詰まっているような気がする。
他のどの体のパーツと比べても別格だと、思う。

たとえば知らない人でも
どこか懐かしいだとか
手や指、爪のかたちを見て思うことがあるでしょう?

ひとと手をつなぐというのは
いいものだなぁ、と思うのです。
たとえ指先が冷たくても
心が緩むと、ほんわかと暖まってくる。

強くいようと張りつめていても
どこかホッとできると、よかったなぁと思うものです。
たとえばそれで弱さを自覚したとしても
また頑張れる力が確かにあるのも同時に感じるはずで。

ひとを
心を
ほんわかとした温度から感じたり伝えたりというのは、
ほのぼのとおだやかになり、心地よいものです。

ところで、人の指先をみたときの感情は
遺伝子に刻み込まれた情報による感覚なのだとか。
怪しいものだけれど、信じてしまうくらいの説得力だなぁ。

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「ありがとう」って伝えたくて あなたを見つめるけど
繋がれた右手がまっすぐな思いを 不器用に伝えている

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ゲゲゲの曲を、いい作品だなぁと思ってまだ聞く毎日です。