蒼い月の夜

先日、三谷幸喜『ステキな金縛り』を観た。
2時間半の大作ながら、飽きさせない展開と豪華キャスト、
台詞の転がるような言葉遊びは、さすが!という感想。

落ち武者の幽霊が、妻殺しの容疑者弁護の証言に立つという
バカバカしい話と言えばそれまでなのだけれど、
「無実の罪」に問われる容疑者と証人を重ねつつ、
様々な立場の人間にそれぞれの正義に従いながら公判を展開させて、
過去と未来を現在で繋げていくという巧さに、
新春舞台『90ミニッツ』の脚本に期待が募る。

仕事帰りにレイトショーに出かけたのは無謀だったか、
ちょっと興奮しすぎたのか、しっかり熱が出た(--;

週末の正倉院展は一年越しで楽しみにしていたというのに
朦朧としながら点滴を受けるというありさま。NO~!

病院のベッドで点滴が落ちるリズムに合わせて
頭の中をぐるぐると『蒼い月の夜』がまわりはじめた。
(それもイントロから律儀に、だ。)

音楽も詞もいくら聴いても飽きがこない、
というより、ずいぶん好きなのだろう、
ときどき車でも家でも狂ったようにエンドレスリピートしていて
特に熱が出たとき頭の中でまわる定番になってしまっている(苦笑)。

さて、先ほどの映画のサブタイトルは『ONCE IN A BLUE MOON』
めったにないこと、という意味らしい。
発熱するのも、めったにないこと、になれば助かるのだけれど。

もう若くないのだし、平日のお遊びはほどほどにせねば
気を付けよう。

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君の寝顔が横を向いて
遠慮がちに咳をする
僕はテレビのボリュームを少し下げようか?

月明かりがレース越しに
君の頬に降りそそぐ
僕は映画のワンシーンを思い出している

Lady in blue
君の熱があと2℃ぐらい下がるまで
僕はここで君のシルエット眺めていよう

いつか君と出逢ったのは
こんな蒼い月の夜さ
僕は消えかかった
思い出をつなぎあわせている

『蒼い月の夜~Lady in Blue~』 作詞・作曲 LOU

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槇原敬之のカバーバージョンもとてもいいアレンジだけれども
原曲の素直で透明な女性の声のものは、
真っ直ぐに響くのでお気に入りです。

ところで "ブルームーン" は、この春に初めて意識して観ました。
めったにない入院中の窓からのお月見でした(笑)。


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