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カワラノギク・2~果実

 キク科シオン属の「カワラノギク(河原野菊)」。関東地方の限られた河川に生育する二年草で果実は冠毛の付いた痩果になる。冠毛は長さ3~4ミリでやや赤みを帯びている。
 さてカワラノギクという名前は極めてポピュラーで全国どこでも咲いていそうな感じではある。関東地方でしか見られないのであればアズマノギクとかタマノギク、サガミノギクなどでも良かったのではないかと思えるが、その生育形態は時々氾濫するような河川で細々と生き延びており、他の植物が生え始めるとその勢力に押されて消えてしまう。それを鑑みれば"河原”の名前は当然だろう。
コメント ( 4 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
この種も先のイヌショウマも (地理佐渡..)
2023-11-05 07:51:09
おはようございます。

どうやらこちら越後で見る植物では
なさそうです。土地が違うと見られ
る種も変わる。面白いです。
 
 
 
Unknown (平家蟹)
2023-11-05 10:27:27
確かに局所的にしか見られないのにカワラノギクでは平凡すぎますね。
地名がついているのに広い範囲に分布しているのもありますが逆パターンか。
 
 
 
地理佐渡.様 (多摩NTの住人)
2023-11-05 10:37:07
コメント有り難うございます。これは関東地方のかなり限られた河川敷に分布しています。おそらく貴地では見られない種だと思われます。
 
 
 
平家蟹様 (多摩NTの住人)
2023-11-05 10:50:10
コメント有り難うございます。これはどこにでもありそうな平凡な名前ですね。多摩の名前を付けていても多摩川では絶滅しているのでややこしくなっていました。
 
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