元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
サンゴジュ
北野公園外周に植栽されている「サンゴジュ(珊瑚樹)」。ガマズミ科(←レンプクソウ科←スイカズラ属)ガマズミ属の常緑高木で初夏に枝先に円錐花序を出し直径6~7ミリの小さな花を咲かせる。花冠は筒状で先端が5裂し雄蕊が立ち上がると花冠は反り返る。写真では開花直後で雄蕊がまだ折り畳まれており花冠が平開しているものが見える。秋に稔る真っ赤な果実の様子を珊瑚に見立てている。刈り込みに強いので生け垣にされることが多く海岸では防風林にも利用される。水分を多く含む葉は火災の延焼防止に役立つという。葉を燃やすとブクブクと泡を吹くので「アワブキ(泡吹)」の別名があるが“アワブキ”はアワブキ科に別の樹がある。
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赤い珊瑚は高価だそうですね。
この樹木を生け垣として植えていたことがあります。
成鳥が早いので、手っ取り早く垣根になってくれたのはありがたかったのですが、元気が良すぎて、しまいには手に負えなくなってしまいました。
ところで常緑の厚ぼったい葉のこの植物がガマズミ科に分けられているのですね。
それに対しては若干の違和感を感じてしまいます。
私が昨日見た木は、花が終わり果実ができかけの状態でした。