元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
スズムシソウ・1~奥高尾
ラン科クモキリソウ属の「スズムシソウ(鈴虫草)」。“鈴虫”の季節ではないが唇弁が“鈴虫”の羽に似ていることから名付けられている。花はラン科特有の構造で右上部に伸びているのが背萼片。その基部の左側に蕊柱があり左側の薄紫色が唇弁になる。唇弁のすぐ下にある細い対が側萼片でその下の三日月形は側花弁になる。写真では1本しか見えないが反対側にも1本ある。茎から伸びている赤紫色の部分は花柄子房で180度捩じれているのがわかる。キツネノマゴ科イセハナビ属のスズムシバナが以前はスズムシソウと呼ばれていたが本種とは全く違う。これは奥高尾のもの。
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鈴虫草が有れば、松虫草の名前も聞いたことが有ったので、ネットで調べたら、松虫の鳴く頃に咲くという説もあるようですね。
鈴虫草は季節とは関係なくて、唇弁が鈴虫の羽に似ていることから付けられた名前だったのですね。
聞いて見なければわかりませんね・・・・。
スズムシバナは秋に時々見かけますが、単に秋に咲くと云うだけなんですね。
的外れかも知れませんが、トンボソウを思い出しました。
スズムシソウにスズムシバナ、どちらも見たことないですが名前が混乱しそうです。