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イタチハギ・1~花

 下小山田町の林縁で見られる「イタチハギ(鼬萩)」。マメ科クロバナエンジュ属の落葉低木で北アメリカ原産。道路の法面緑化などに利用されているが各地で野生化している。このすぐ近くの南多摩尾根幹線の広い中央分離帯でも拡がっているのが見えた。ひとつの小さな花の長さは7~8ミリで黒紫色の旗弁があり翼弁と竜骨弁は退化している。雄蕊は10本で葯は黄色い。穂状花序は長さ7~8センチでこれをイタチの尻尾に見立てている。
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オオバベニガシワ・5~若い果実

 松木地区の民家に植えられている「オオバベニガシワ(大葉紅柏)」。トウダイグサ科アミガサギリ属の落葉低木で中国原産。春の若葉は鮮やかな紅色になるが5月になると普通の緑色になる。果実は直径1センチほどの蒴果で先端に花柱が残る。
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ナツハゼ・3~栃本尾根

 長沼公園“栃本尾根”で見られる「ナツハゼ(夏櫨)」。ツツジ科スノキ属の落葉低木で5~6月に長さ5~6ミリの釣鐘状の花を咲かせる。花冠は赤みを帯びた黄緑色になるが個体によっては赤みが無いものも見られる。果実は秋に黒熟し食べられる。葉は夏に早々と紅くなることからハゼノキの名を付けられている。
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