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エイザンスミレ・3~果実

 奥高尾“一丁平”付近の登山道で見つけた「エイザンスミレ(叡山菫)」の果実。スミレは花が終わると他の草に紛れてしまうが、エイザンスミレの葉は細かく3裂(鳥足状に5裂に見える)するので見分け易い。果実は蒴果で熟すと3つに割れて種子を散布する。
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フイリヒナスミレ・3~果実

 高尾山“いろはの森コース”の山道沿いに生育している「フイリヒナスミレ(斑入り雛菫)」。花が終わってもこの葉を見ると見分けられる。ヒナスミレは早春に淡紅色の可憐な花を咲かせるが、そのうち葉に白い斑があるものをこのように呼ぶ。果実は蒴果で長さは7~8ミリ。開放花の果実には雌蕊の柱頭が残ることが多いが写真には見られないのでこれは閉鎖花の果実と思われる。
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ハシゴシダ

 ヒメシダ科ヒメシダ属の「ハシゴシダ(梯子羊歯)」。関東地方以西の山地のやや乾いたところに生育する常緑性シダだが寒冷地では枯れる。葉身は2回羽状深裂で長さは40~50センチ。羽片が基部まで互生し中軸に対して直角に出る様子を“はしご”に見立てている。これは多摩森林科学園のもので冬には枯れて姿が無かった。
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マルバウツギ・1~開花

 高尾山“5号路”に咲く「マルバウツギ(丸葉空木)」。アジサイ科(←ユキノシタ属)ウツギ属の落葉低木で関東以西の山地に生育する。花床のオレンジ色の環がチャームポイントになる。さてこの日、奥高尾の登山道でウグイスと競うホトトギス(杜鵑・時鳥)の初鳴きを聞いた。

『夏は来ぬ』
作詞:佐々木信綱 作曲:小山作之助 明治29年
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
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