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ニリンソウ・3~果実

 早春に拙庭で楽しませてくれた「ニリンソウ(二輪草)」。花はすっかり終わりいくつか果実が出来ていた。果実は長さ3~4ミリの楕円形の痩果で表面には白い毛が密生している。こぼれた種子は翌年春に楕円形の一枚の葉が発芽する。開花するまでは3~4年掛かる。
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ベニバナトチノキ・2~開花

 鑓水小山緑地の遊歩道に植栽されている「ベニバナトチノキ(紅花栃の木)」。ムクロジ科(←トチノキ科)トチノキ属の落葉高木で、ヨーロッパ原産のセイヨウトチノキ(マロニエ)とアメリカ原産のアカバナトチノキを交配させて作った園芸種。日本には大正時代に渡来した。葉は掌状複葉で小葉は5~7枚あり葉身は15~25センチ。トチノキの葉よりひと回り小さい。
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オオアマナ

 キジカクシ科(ヒアシンス科←ユリ科)オオアマナ属の「オオアマナ(大甘菜)」。ヨーロッパ~西アジア原産の多年草で観賞用として明治時代に渡来した。強い性質で耐寒性があり各地で野生化している。アマナは食用になるが本種の鱗茎は有毒で食べられない。これは下柚木地区の農道脇のもの。
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ナガバノスミレサイシン・2~果実

 高尾山“4号路”で多く見られる「ナガバノスミレサイシン(長葉菫細辛)」。スミレ科スミレ属の多年草で日本固有種。葉が長いことで名付けられているが同じ仲間のスミレサイシンは日本海側に多く本種は関東地方以南の太平洋側に分布している。写真は果実で長さは1センチほど。熟すと上を向き3つに裂開する。
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