サラリーマンの面白真面目な週末植物ウォッチングPart3。写真はクリックで大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part3
シキミ

シキミは仏事に使われるので、寺院に植えられることが多い。若い頃、関西勤務をしていたことがあったが、葬儀の時に “生花” や “花輪” ではなく “樒” を並べるのを、その時に知った。昔、土葬が主流だった時代に、動物が墓を荒らさないように有毒のシキミを植えて、動物を寄せ付けないようにしていたようだ。花期は3~4月頃。久しく花を見ていないので、来春は忘れずに見に来よう。
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スダジイ・4~葉

その際、参加者有志で、金華山の “瞑想の小径” を登り頂上の岐阜城に辿り着いた。標高329メートルとは言え岩場の崖も多く、台風通過直後で岩が濡れていて結構スリリングでもあった。この金華山は、戦国時代までは稲葉山と呼ばれていたが、織田信長が中国の名山に倣って岐山と呼び、金華山となったのは明治以降と聞く。金華山の名前はこの山にツブラジイが多く生育していて、春に花が咲くと山全体が金色に輝くことが由来とも言われているようだ。一度その様子も見てみたいものだが、しばらくはその機会も無さそう。
さて写真はツブラジイではなく「スダジイ」の葉。関東地方ではスダジイのほうが多いようだが、おそらく武蔵野の雑木林の中にはツブラジイもそこそこあるだろう。スダジイの葉身は長さが10~15センチほどで縁は全縁。一方、ツブラジイはコジイとも呼ばれて、葉身は4~10センチと小さく、樹皮が滑らかなようだ。スダジイはブナ科シイ属の常緑高木。
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モチノキ

花期は4月頃だが、過去の記録を遡ってみると、雌花はあるが雄花の写真が無かった。果実が稔っているのは雌株で見つけ易いが、葉っぱや樹肌を頼りに雄株を探すのは難しそう。来年の花期にあちこち探してみよう。
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モッコク・2~果実

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