ボーダーコリー 「ボルド」と「マロン」と猫の「にゃきち」And「バディ」

ボルドは虹の橋を渡り、寂しそうなマロン。そこへヤンチャ怪獣バデイを迎え、ドタバタな日々が始まりました。

えっ、もう1頭飼うんですかー?

2009年02月28日 | 私達のあゆみ

(私達の歩み 第13話)

ドッグランの下見から戻り、
オーナーさんがたいへん親身になっていただいたことや、
看板犬が可愛くて、大人しくて・・などなど、話は尽きず。
ボルドと留守番をしていた猫娘に話して、また大笑い。

そして本題、
「もう1頭飼おうか、考えているんだけど・・・」と話すと、
「えっ!もう1頭ですかぁ~?!」と驚きと動揺を隠せない反応。
実は、私もすっごく悩んでいました。
てんかんの発作持ちのボルドに、もう1頭育てる重荷。
時間や体力や金銭的にも・・・。
命だから、「やっぱりムリ」なんて
ぜったい途中で放り出せないし。
ネットで探し続けながら、
パパ猫と何度も相談して・・悩んで・・、
ボルドのことを考えて考えて。
でもやっぱり、
てんかん発作で死ぬことはないと言われても・・
もし、万が一、虹の橋を渡るようなことになったら・・?
今のままの生活で良いのだろうか?
私達は後悔しないだろうか?
ボルドは幸せなんだろうか?
私達にできることはないんだろうか?
もっと出来ることがあるのではないだろうか?
ボルドが犬らしく幸せに生きるためになるのなら・・・。
また、
この頃のボルドは、
鏡を見て、首をかしげていることがよくありました。
まるで、
いつもパパ猫、猫娘、私と一緒にいるのに
自分だけ姿が違うことを不思議に思っているような感じです。
そんなボルドを見ていて
自分が犬だと思っていないのでは?と不安になり、
「やはり、犬は犬と暮らすのが一番幸せなんじゃないかな?」
とパパ猫。
私も同感でした。

時間はつくる、体力はみんなで協力する、金は・・?
何とかするしかない。
そして、
ついにもう1頭購入決定!!
無謀?と言われるかも・・・?
当然ですよね、パパ猫の両親も反対でした。

しかし、決めると行動が早い、マーボー一家
パパ猫と毎日、ネットでボーダー探しだけでは物足りず。
用事で出かけた時やドライブがてら
道路沿いのペットショップも、ずいぶんと捜し歩きました。
また、ブリーダーさんにも問い合わせましたが、
レッドボーダーは人気が出てきているし、
出産の予定があっても、色は難しいとの事。
「なかなか出てきませんよ」とブリーダーさん。
予約みたいにお願いして、待つことにしました。
でも、少しでも早く、
そう思う理由がありました。
探し始めてから直に、
ボルドの発作は、定期的になりつつありました。
2週間の間をおいて、
いつも同じ曜日に・・そしてほぼ同じ時間におきていました。

外へ出てドッグランも行かせ始めようと思う気持ちを
まるで阻むかのように、発作はおき始めたのです。
それでも、
正確に訪れる発作を考えて、
発作と発作の間で、安定している時期を選んで、
以前少し覚えかけた、フリスビーに興味を持たせようと・・、
少し広い近くの公園へ、車で連れて行きました。

でも、ボルドの興奮はずいぶん増していて、
周りの動くもの、人、自転車、池で跳ねる魚にまで・・。
過敏に反応するようになり始めていました・・・。

(つづく)


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ドッグランの下見

2009年02月27日 | 私達のあゆみ

(私達の歩み 第12話)

てんかんの発作があるから、興奮させないように。

子供の頃から夢見ていた、犬のいる生活を始めたのに・・・・。
ドッグランに向かう車中、
パパ猫がポツリと呟いていました。

ボルドは薬を飲み始めましたが、発作は治まりません。
興奮させないように、短い時間の散歩と室内でのボール遊び。
これで良いのだろうか?
元気に活動的に遊んで、ノビノビ暮してゆくのが自然ではないのか。
しかし、
この頃の私達は、
すごく深いところでしか物を考えなくなっていて、
神経質に・・、今考えると笑えるほどに神経質でした。
ボルドをドッグランの空いている時に自由に走らせてあげたい、
でも、どんなドッグランか確かめてからの方が良いのではと・・。
どうせならボーダーコリーが看板犬でいるところか、
友達WANも、ボーダーがよく来るところが良いのでは・・、
あまりたくさんのお友達がいない方が良いのでは・・、
今考えると、
本当に笑えるほど、真面目に、神経質になっていました。

土曜日の午後から出発したわりには、平日とあって早くつきました。
伊香保に着いたのは、そろそろ夕方になろうとする頃でした。
併設のCafeには、
一組のご夫婦が2頭のWANちゃんを連れていて、
1頭は、ブルーホワイトのボーダーでした。
常連さんのご様子で、親しげに話されていて、
オーナーが名前を呼ぶと、WANも慣れているようでした。
このドッグランには
看板犬の2頭のボーダーコリーがいて、
当然のように、おとなしく、「いらっしゃい」と目が語っているようでした。
この時の私は、
ボルド以外のWANに対して、まだ恐怖心がありました。

私達はコーヒーを注文して、
オーナーさんの優しい対応に、
現在までの事や病気のこと、私達の勉強不足のこと。
オーナーさんにいろいろ相談してみました。

私達は犬に対する接し方がわからず、
今の接し方が良いのか悪いのかすら迷っていたこと。
ボルドも
他の犬と接する機会が少なかったこと。
以前、公園のドッグランの入口で、
優しいボーダーがいて、デビューチャンスがあった時も、
他の大型犬に吠えられ、
スイッチが入り、ドッグランに入れなかった事。
公園を散歩中、若いカップルが連れていた
ノーリードの小型犬が、
ボルドにしつこく向かって来て、
我慢が限界にきてボルドのスイッチが入ってしまった事。
こういった動作が普通なのか?
そうではないのか?

また環境面では、
共働きのため、お留守番が長く、
帰宅すると異様なまでに興奮すること。
寂しくなく留守番出来るように、
もう1頭を迎えた方が良いかと悩んでいる事、
こんなボルドのように興奮する犬は
こちらのドッグランに連れてきてもよいか、などなど・・。
まくし立てるように、堰を切ったように・・。

オーナーさんは
嫌な顔をせずに、親身になって自分のことのように、
いろいろ考えながら、アドバイスしてくださいました。
興奮するなら、ドッグランに入る時は、
空いている時間帯で、少しずつ馴らしてみたらいいのでは・・、
他のお友達と難しいようなら、
狭い方のドッグランで様子を見てみましょう・・、などなど。
また、2頭いることは、安心感があるようだ・・とか
ボーダーに限らず、興奮はあるのでは・・・などなど。
あっという間に、1時間も話していました。

帰りの車中、
すごく肩の荷がおりた気がしました。
パパ猫が急に笑いながら、
「あんなに興奮して話しかけて、
興奮するのは家系と思われたんじゃないかな?」
私も自分を思い出して、大笑い。
今頃オーナーさんも笑ってるかな?・・で、また大笑い
いつの間にか、神経質になっていた私達。
犬を迎える気持ちになったあの日、
あの頃の気持ちを思い出させてくれました。
笑うしかないほどに、神経質に接していた私達。
そのぐらい「てんかん」は、
不安な気持ちを抱いてしまうのかもしれません。

この時、「2頭飼うのも手かもしれない」と考えたんです。
どうせなら
あの看板犬のような、レッドボーダーにしようと思いました。
そう、マロンを迎えるキッカケは、この時なんです。

でも、
まさか・・・
マロンが・・・
この看板犬と・・・
ご親戚さんだったのには、本当に驚きました。

もっと驚くのは・・、
この時のブルーホワイトちゃん・・・、
こちらもご親戚さんだったんです・・・、
ボルドの・・・。
遠縁ですがご親戚さんなんです・・、
ご挨拶もまだしていないのですけれども・・・。

パパ猫の口癖ですが・・、
「物事は神様のもと、偶然ではなく必然」なんです・・・って。

(つづく)


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ひさしぶりの雪

2009年02月27日 | ボルドとマロン

今日のボルマロ地方は、
朝から冷たい雨が降っていました。

少し遅い朝食を終えて、ふと窓を見ると・・・、
「あーっ、雪だー!」と叫んじゃいました。

窓から外を見ようとしていたら、
ボルちゃんマロちゃんも気になったのか、
窓から外を見たそうにしています。

「ボルちゃん、雪だと散歩はダメなのー?」



「こんだけ濡れてると汚れちゃうぜ」


「とーちゃん、ダメなの?」
「ボルドもマロンも風邪ひいちゃうぞ」


「そっかー、つまんないなー」


「去年は積もったから汚れなかったぜ」
「つまんないのー、マロン寝ようかなー」



「Z・ZZ・・」


マーボー家の2WANは外でも家の中でもオシッコ可能です。


こんな雪や雨の日、夜中などは大変助かります。
でも飛散防止の措置は必須です。
周りは養生材のプラスチックで300円を2枚ほど切って使用。
アルコール消毒も簡単に出来ます。
でもトイレシーツ代は痛い出費です。

 「私達の歩み」は、のちほど投稿します。
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犬らしく

2009年02月26日 | 私達のあゆみ

(私達の歩み 第11話)

もしかしたら・・・、
これっきり発作は起きないかも?
と期待を抱いた一瞬。

でも発作は、そんなに甘くないと
痛感させられることになりました。

2ヶ月のお休みを取り返すかのように、
毎週、隔週でおき始めた「発作」
1ヶ月が過ぎ、2ヶ月が過ぎて。
発作を気にして、
薬飲ませて、何だか大人しくさせて。

「こんな生活は良くない!」
「犬らしく、彼の尊厳を守ってあげないと・・」
そうパパ猫に言われた時、
消極的になっていた私は、ハッとさせられました。

人間も犬も猫も、生あるもの全てに、永遠は無い。
その命を終えるまで、
前向きに・・・
生き生きと・・。
恐れず・・。
いかに多くの経験、体験、思い出を持てるか・・。

ボルドはどうなのだろうか?
彼は発作を気にして、行動が消極的であろうか?
いや、発作と発作の間は普通のWANではないのか?

「興奮させない方が良い」動物病院ではそう言われてきました。
興奮しない犬・・・・?
それでも犬・・・・・?
何かが違う!
犬本来の自然体で「生きる」
嬉しそうに楽しんで、
その時発作がおきてしまったら・・・?
良いんじゃないでしょうか?
それで虹を渡ったとしても!

私達はこの頃から、
病気という理由で、ボルドに甘くするのを止めました。
そして、
不勉強だった私たち自身も、
いろいろ勉強することにしました。
でも・・、
何を勉強したら良いの・・?
そんな時、
悩みに悩んだパパ猫が
「以前、ボルドを連れて行った、
伊香保のドッグランに行ってみようか。
私達が犬社会を勉強できると思うから・・。
そう、我々が勉強不足なんだよ」と言い出し、

ここでも真面目な私達、
興奮させないようにボルド抜きで、
パパ猫と私2人で、1年前に行ったドッグランへ。

(つづく)

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キラキラした瞳で

2009年02月25日 | 私達のあゆみ

(私達の歩み 第10話)

投薬を始めて2ヶ月が経過した頃、
また発作がおきてしまいました。

血中濃度が安定したからなのでしょうか?
私達にはわかりませんでした、
でも、ここから毎週の「発作の定期便」が始まったのです。

発作から1週間目に発作がおきて、
スッキリとした表情で、その後は安定した状態になります。
直後の2日間は、寝る、遊ぶ、散歩する、食べる、排泄するなどが、
見ていても「安心な状態」と感じることができました。

さらに2日経つと、
少し落ち着きが無いような感じがしてきます。
コマンドも興奮して聞かないことが出てきます。
この興奮が少し落ち着いて、
半日から一日経過した頃、少し復帰したかと思う頃、
再び少し行動が活発になり、僅かな興奮が始まります。

そして発作の直前、
どことも無く、一点を見つめるようなしぐさをしつつ、
倒れこみます。
この頃の発作は、硬直が20秒程度のあと、痙攣が40秒ほど、
その後は、30分から1時間ほどは興奮状態で、ふらつきながら徘徊し
その後、やっと落ち着きが出てきます。
発作の後は、「何があったの?」と言いたげに、
キラキラした目で私達を見つめます。

この発作が、毎週同じ曜日でおき始めました。
時に2週間発作が無いことがありましたが、
その時もほぼ同じ曜日でした。

コマンドと言えば。
ボルドは、小さい頃からコマンドを覚えるのが早かったと思います。
「おすわり」は1回だけ、通じているのか判りませんが、
「おすわりはこうだよ」などと教えた後、
つぎに「おすわり」と指示すると、自信なげに1回でクリアー!
この時のパパ猫は、
そんな
ボルドに夢中になったみたいです。
小さい子供のように「おおーっ、すんげー!」
確かにスゴイとも思いましたが、
ボーダーコリーって、これが普通だとも思いました。
だから、
うなずくように返事をするのも、
これが「うん」だと、マズルを一度うなずかせて、
「ボルちゃん、返事は?うんは?」と指示を2回ほどすると、
3回目で真似していました。
みんなで「おおーっ」と超感動、
そして「ボーダーは、やっぱり凄い
」と思っていました・・、
マロンを迎えるまでは・・・。


いつも発作が終わるたびに、

キラキラした瞳が・・・、

いたたまれない気持ちで・・・、

いつもボルドを抱きしめていました・・・。

(つづく)

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よりそって、おやすみなさい。

2009年02月24日 | ボルドとマロン


いらっしゃいませ、お待ちしていました。
「ボルドとマロンと猫のにゃきち」のブログに
いつもお越しいただきありがとうございます。

ボルドは発作の後も疲れて寝ていましたが、
今日も疲れているのか、マロンと寄り添って寝ていました。
 

現在までのボルドの症状など、ボルドの人生・・、いえ「犬生」を
「私達の歩み」と題し、ご紹介させていただいています。
文才が無いので、
皆さんにわかりやすい文章が書けないことをお許し下さい。
現在の内容は、
まだ、発作の初めの方です。
これからも、今まで歩んできた道を綴ってまいります。

私達も、きょうは「あゆみ」を休刊します。
 

「なーんだ」と思う方はポチッと、
次を楽しみにしている方もポチッと、
「どーでもいいや」という方もポチッと。

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水があふれるように

2009年02月23日 | 私達のあゆみ

(私達の歩み 第9話)

薬を始めてから、
定期的な一日を繰り返す日々が続いていました。
これが良かったのか、発作は1ヶ月を過ぎてもおきません。
少し散歩の時間も長くして、ボルドも元気が増した気がしました。

この頃、お家の不具合がありました。
新築建売にありがちのようですが、
入居した時からリビングの床が「キィ」と可愛く鳴っていました。
床暖房が絡むので・・・?なにしろ床を全面交換することになりました。
職人さんが何度か準備のため来ました、そのたびに興奮するボルド。
でも、徐々に慣れていたのか、職人さんの人柄か。
いざ工事が始まると、吠えもしません。
昼間は、
3階の小さい部屋でもガマンしてオリコウさん。
部屋が狭すぎてボールキャッチも何も出来ません。
散歩も家を空にするので、なかなか出ることも出来ません。
2畳ほどのスペースで、動けずひたすら就寝。
夜遅くに
少し長めの散歩に行く日々。
夜寝る場所は、
いつもリビングのゲージで寝ていましたが、
3階にゲージを移していて、私達は1階が寝室でしたので、
発作がおきたときに、気がつくわけも無く。
ボルドは初めて、私達の寝室で一緒に就寝しました。
すごく嬉しそうに、部屋のいろいろな事に興味を示して。
少し興奮しているのか、「うつらうつら」しながら寝ていました。
そう不思議そうにテレビを見始めたのもこの時からです。
「アニマルプラネット」はお気に入りでした。

工事は順調に進み、何だか「あっ」という間に終わりそうな頃。
突然、発作がおきました、
2ヶ月ぶりでした。
狭い3階で30秒ぐらい硬直して足がバタついた発作がおきました。
意識もすぐ戻り、コマンドもすぐ聞き。状態は軽い感じでした。

工事が終わり、新しい床は少し滑りましたが、
ボルドは大喜びで走り回って、壁に体当たり。
工事中はすごく大人しくしていましたが、ストレスだったんですね。
ストレス解消できて良かったと私達、
でもでも、
日を重ねるにつれ、少しづつ興奮気味に、
そして、いつもと少し違う仕草、行動。
だんだん不安な私とパパ猫。

そして、不安が的中します。
徐々に、バケツに水が溜まるように・・、
そして水があふれるように・・・・、
ちょうど1週間目で発作がおきました。

今度もさほど重い発作には見えなくて、
「私達もこの感じなら大丈夫かも」なんて
身勝手に良いほうに解釈しちゃっていました。

まだこの頃は
座薬を挿すことにタメライがありました。
薬の量を増やしたくない・・。
増やせば、投薬を中止することが出来ない可能性が高まる・・・。

そしてまた発作が・・・。

(つづく)

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軽い発作でした

2009年02月23日 | 病気 てんかん


先週から「私達の歩み」として、
今までの日々を書き綴ってきました。

退院から初めて。
昨日、夕方から軽い発作をおこしました。

体を少し硬直させて数十秒、
さらに20分ほどたったところで、
もう一度、2回目のほうが少し重く。

座薬をさして様子を見ました。
ずいぶんと興奮して、
何だか怯えた顔をしていました。
初めから45分後には、
いつもの感じで発作がおきそうになりましたが、
座ったままの姿勢で、硬直が30秒ぐらいあって、
足をばたつかせかけて終わりました。

念のためもう1錠座薬をさしましたが、
20分も経ったところで、
スッキリお尻から戻ってきちゃいました。

今回の発作は
今までとは違うパターンのようでした。
発作後30分位はけっこう興奮が激しく、
苦しいのか、辛かったのか・・、少し涙して。
涙の後を残しつつ、泣き寝入りのように爆睡。
体の毛もボサボサです。
 

そー言えば、今日は発作の時まで排泄がなかった。
そんなことも関連がるのかも・・?

退院から約2ヶ月間、
おかげさまで発作も無く過ごしてきました。
今後を楽観していませんが、
まだまだがんばって・・、
楽しい日々を送ろうね。ボルド!

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繁殖業者

2009年02月22日 | 私達のあゆみ

(私達の歩み 第8話)

ボルドが薬を飲み始めてから、
幸い発作は無く、落ち着いた日が過ぎていました。
この1週間、私達は寝る間も惜しんで、
ネットでいろいろと調べました。

そして、
遠縁ですがボルドのご親戚さんで、
グレーコリー症候群を発症して虹を渡った
かわいい「ルアナ」ちゃんを知り。
グレーコリー症候群も大変な疾患だと感じました。
症状も「てんかん」とは異なりますし、
普段の感じも、
ボルドは比較にならないほど軽症だと感じ、
パパさんママさんの大変さ、心の苦しみは
想像を絶するものだと思いました。

私達は、wanを家族に迎えて、
楽しくおかしく暮すことしか考えず、
あまり病気について考えていなかったので、
CL病といい、グレーコリー症候群といい、
遺伝的な疾患や後天的な病が多いことに
非常に驚かされました。

パパ猫は、
ボルドの生まれた犬舎のことを調べていました。
何か判るか、話が聞けるかと考えたようです。
ネットで調べても、
僅かな情報しか得られなかったようですが、
所在地と評判は少し判りました。

「明日のお休みに、話を聞きに行こうか?」
「ダメでも見ておきたい気がする」とパパ猫。
突然でしたが、
私も何だか気になってきました。
それに、病気のことしかない日々でしたので、
気分転換にも静岡の遠州灘を見に行くつもりで、
ドライブも楽しむことにしました。
留守番の猫娘には悪いけど・・。

高速で3時間ほど、いろいろなことが、湧き出しては消え・・。
どんなことを聞こうかと、パパ猫と打ち合わせたりしているうちに、
いよいよ近づき、
期待と不安で落ち着かない気分。
国道から海岸の方へ少し行くと・・・、
大きな看板が見えてきました。
よくよく読むと・・、私達の期待を粉々に砕く言葉が・・。
「病気など感染防止のため、見学など一切お断りします。」
せっかく来たのだから・・
話でも・・と思い、車を近くに止めて歩いてゆくと、
「小売はしません、見学もお断りいたします」の文字が・・。
繁殖を業とされているわけですから仕方ありません。
犬舎を道路から眺めて、
遠州灘の海岸でビデオを撮影して家路に向かいました。

帰りの車中、私もパパ猫も暫し沈黙。
高速に乗った頃やっと、
「まぁ、満足したよ。きっと生まれてすぐに卸売りされるんだろうね」
「私達が親代わりにならんと・・・、カワイそう過ぎるね」とパパ猫。
ペットショップのWAN達の多くが、
こうやってショップに来るんだなーって・・。
何だか複雑で、なんだか泣けてきちゃいました。

でも、
良いも悪いもいえません。
いえいえ・・・・、
悪いなんて思えません。
だって・・・、
そんなペットショップのひとつで・・・、
こんなに可愛いボルドに会えたのですから・・。

 

   (つづく)

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CL病も疑い

2009年02月21日 | 私達のあゆみ

(私達の歩み 第7話)

発作が来たら座薬を入れてくださいと言われても・・・・。
「ざ・や・く」、できないなー、って思ってました。
けっこうパパ猫は、平然といろいろしますので安心ではありましたが。

翌朝、
食べさせる物も気になり
食べてはいけない物を再確認の意味で聞いたら
チョコレート、たまねぎ、の他
ブドウも良くないと知り、驚きました。
j実はボルド、
ブドウが好きで、美味しそうに喜んで食べてました。
発作の起きる7月終わりから今までに
何度も食べていたのです。
初めての発作の日もブドウを食べて・・・。
そのせい?
んっじゃ、私達が悪いんだ!

その日から、食事についても、いろいろ調べてみるようにしました。
みなさんのブログも参考にさせていただきました。
おかげで、すごく安心できました。
コメントした方からも、食事についていろいろお答えいただいたり。
「ブログ」という、心の支えが出来ていることに気がつきました。

薬を飲み始めて5日経過。
ボルドは?といえば、
先生の言うとおり、1日中フラフラ、ウトウト、ウロウロ。
目も「とろ~ん」としと感じでした。
それでも一生懸命に、コマンドに答えようとしている姿は
健気で涙、涙・・・
 

そんなボルドを見ていると不安は大きくなり
パパ猫はCL病も疑い、血統書を片手にネットでいろいろ調べ、
可能性がある気がして、すごく落ち込みました。

私はボルドのいない生活を考えるだけで涙、涙・・・

1年前まで、「犬」が怖くて触れないどころか
道路ですれ違う時は、道の端に寄って目を合わせないように
息を止めるくらい緊張していました。
そんな私と猫娘は、
ボルドが我が家に来てから多少の苦労はあったものの
犬種をたくさん覚えたり、WANの魅力に夢中になり
ボルドなしの生活は考えられなくなり始めていました。

パパ猫は、「てんかん」に良いものを調べて
ビタミンB6が炎症に良い事もわかり、
牛レバーを少しずつ与え始めました。早く良くなれ~。
でも、
食物も薬と同じで、摂りすぎたり、
慢性化するとかえって悪影響のあることもわかりました。

環境が悪いのではないか・・・?
広大な牧場のような土地で、
思いっきり走らせてあげた方がいいのだろうか?
そのような環境で育てるべきではなのか・・・?
我が家のWAN生活は間違いだったのではないか・・・?

(つづく)

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