ボーダーコリー 「ボルド」と「マロン」と猫の「にゃきち」And「バディ」

ボルドは虹の橋を渡り、寂しそうなマロン。そこへヤンチャ怪獣バデイを迎え、ドタバタな日々が始まりました。

ついに発作が目の前で・・

2009年02月19日 | 私達のあゆみ

(私達の歩み 第5話)

「てんかん」と言われても・・・。
私達は状態を見ておらず、
症状もはっきりと伝えることが出来ませんでした。
動物病院で採血と注射を処置されて、
家に戻るまでは興奮していましたが、
その後落ち着いていて、ボルドも何事も無かったような・・。
スッキリした表情です。
 


そして、ついに私達の前でも・・・。

9月18日、夫婦でお休みだったので、朝食後ゆっくりしていると・・・・、
歩いていたボルドが突然立ち止まり、
スローモーションのように横に倒れてゆきます。
ボルドという置物が倒れるように。

一瞬何が起きたのかわからず、
ふざけているようにも見えたんです。
置物のように動かず・・
でも力が入っているように・・。

次の瞬間、
ガツガツと歯を鳴らし、痙攣が始まりました。
手足を振るわせ、走っているかのように足を動かし、
目は色を失っていないものの、遠くを見ているような目でした。
1分程度続き少し治まりかけた後、
さらにもう一度、
今度は硬直も強く、その後再度もがくように・・、
声を上げて苦しそうに、体をのけぞらせていました。

私達はどうして良いかもわからず、ぼーぜん。
でも、
パパ猫は声をかけ、目を観察して、
舌の位置を確認して体をさすっています。
私も一緒にボルドの体をさすり始め、声をかけました。
私の声でわれに返ったように、私をしっかり見ます。
「良かった」とわたし。
意識が戻ったボルドは息も荒く、全力で走った後のようでした。
そして、
部屋を落ち着き無く歩き始めました、
グルグルと少しよろけるようにフラツキながら・・歩き続けます。

急いで病院へ電話をすると、「連れてきなさい」と院長先生。
10分ぐらいで着くと、若い先生がボルドを診てくれて、
「以前もこんなことは無かったですか」と聞かれ、
5日のお話をすると「やはり、てんかん、かな」とひとこと。
「今日は点滴を打ちますので、夕方まで入院です」というお話。

家に帰った私達は、ほんとうに途方にくれました。
死んでしまうのか?入院は続くのか?etc・・・。
この日から、私の「てんかん」勉強が始まりました。
そしてこの日調べた結果、
てんかんの恐ろしさを知り絶望感を感じました。

後日わかったことですが、
発作の時は坐剤をいれ、発作後のウロツキがおさまって、
少し状態が安定してから動かした方が良いようです。
落ち着いたのに、興奮させては良くないようです。

(つづく)


     
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コメント (4)
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