ボーダーコリー 「ボルド」と「マロン」と猫の「にゃきち」And「バディ」

ボルドは虹の橋を渡り、寂しそうなマロン。そこへヤンチャ怪獣バデイを迎え、ドタバタな日々が始まりました。

悲しみから憤りに、そして彼らのためにも (再出発3)

2021年01月28日 | パパ猫のひとり言

パパ猫です
前回に続いて
我が家の大切な坊ちゃん達が虹の橋を渡り
私たちが次のステップを踏み出した時のお話です。

「私達とマロンのためにも」と迎えたバディ

落ち込んでいたマロンは、
初めの頃は嫌がっていましたが
パピーボーダーの小悪魔バディが
放っておいてくれるわけもなく。


「嫌々」相手をしていたマロンでしたが、
日増しに「輝くような笑顔」が戻ってきました



バディはパピーの頃はヤンチャでしたが
成長するにつれて少し憶病で繊細で、
マロンの気持ちを考えながら
一歩下がって傍にいるような優等生タイプでした。


しっかりと指導係のお仕事をして
マロンもすっかり元気になり
毛艶も滑らかで、バサバサ感が無くなりました。


私達も病気やケガに気を配りながら
大切にバディを見守っていました。
そして
4才を過ぎる頃には
たくさんの言葉を覚えていたボルドのように
随分と意思の疎通ができているように感じ始め、
マロンよりも理解し始めているようでした。



徐々に年を重ねてきたマロンにとっても
以前、ボルドを看ていたように
バディがマロンを看てくれると思っていました。


そんな楽しく元気に過ごしていた日々が
あっという間に消えるとは思ってもいませんでした。

ボルドは重い発作が原因で
突然に虹の橋を渡る事はあるかもしれないと
少しの「覚悟」をもって発作を看ていました。

でもバディにも、
突然それは訪れました。

突然虹の橋を渡ったバディのご報告で
「1」「2」「3」「4」「5」「6」「7」に分けて
詳しくお伝えしましたが、

狂犬病ワクチンを接種して

1週間が過ぎた頃から
食事を食べる速度が少しだけ遅いので
風邪か胃がもたれているのかと気にし始め
2日ほど経過すると、
食事を残し、
何度か吐くことも出始め



いつもの病院へ受診することにしました。
5月3日からはご飯を食べなくなり
2日間は点滴を打ちましたが改善せず
完全に不安になりました。

そして
その日の夜、けいれん発作がおきました。


ボルドが虹の橋を渡った時ときに、
てんかんのけいれん発作ではなく。
食欲の減退から始まり
数日で排尿困難になり
瞬く間に症状が悪化して
虹の橋を渡ったからでした。

夜遅い時刻でしたが
ボルドを親身に診ていただいた先生に相談し、
思わしくない状況と判断したようでした。
先生は少し遠方の違う病院へ転院してしまったのですが、
たまたま
マーボー家から遠くないところで、
ご家族が勤務されていることがわかって
初めて受診する病院でしたが、
夜遅く緊急に診てもらうことに

親身に詳細に検査した結果は
やはり非常に深刻な状況と聞かされました。

「無駄になるかもしれませんが」と
前置きをされてからですが、
より設備の整った、緊急手術も可能な
24時間体制の緊急動物病院へ向かうことになりました。

「ボルドとは違う」
ボルドは、長年の投薬に影響もあったと思いますが
多臓器不全に陥ったためでした。
だから、
投薬もしていない、
元気なバディが同様な結果になるはずはないと・・。



夜間救急病院での検査で、
輸血などの治療もできない状態である事
やはり他の臓器にも影響が出ているようでした。
そして、
これ以上のできることが無い事も聞かされました。

このような状態で「けいれん発作が起きた」
それがどんな事なのかは、
ボルドの時に、少し勉強したので
マーボー家みな、
祈るような希望は儚く消えようとしていました。

夜間救急病院で動物病院の先生と相談されたようで、
深夜でしたので、
このまま早朝まで対処いただけること
早朝の退院後は動物病院へ戻るように案内されて
帰宅しました。

ほとんど眠ることがないままに
翌朝、疲労困憊のバディを迎え
動物病院へ戻り、
もう少し治療してもらえることになったのですが
次の日の朝、
ゴールデンウィーク明けで出勤しましたが、
すぐに、
病院から連絡が来て、
急いで家に戻した方がいいと伝えられ、

すぐに病院へ向かいました。

慢性的な肝炎の疑いがあるようでしたが、
黄疸は水を飲まなくなるまで出ていませんでしたので
慢性的なものではないと思いました。
ついこの前まで、
マロンと狭い部屋いっぱいに
追いかけていたし、
なんでこんなことに!

バディをつれて帰宅して
30キロ近い体重の彼を猫娘と一緒に運び上げる時
彼は私の方を見て安心した表情に
もう、悔し涙がとまりませんでした、
リビングに寝かすと
発作がおきましたが、すぐに治まり、

この数日で見たことが無いような
穏やかな表情で私達を見ていました。

仕事もありましたし、
バディに「仕事に戻るね」と告げ、

今までの感謝と闘病の労いを込めて
精一杯の声かけと頭と首をさすってあげました。
もちろん、これでお別れだと感じていましたし、
彼も理解しているようでした。

バイクで家を出て10分もかからず到着し
ラインの着信を見て
悔しくて



何でこなことになったのか?

何か原因があるのでは?

そんな事ばかりが頭をめぐって。

悔しくて、
悲しみより
憤りの感情が
時間と共に私の心に広がってゆきます。

でも同時に、


ボルドの時に落ち込んでいた
マロンのことが心配になりました。


とにかく「悔しくて」
喪失感を感じる前に再出発しようと
きっとバディも理解してくれると信じて



この日の夜から

ペットショップのホームページで
こっそり、
バディの生まれ変わりを探し始めていました。

5月7日に虹の橋を渡ったバディ、
12日に空に駆け上ってゆきました。



私は年明け早々から
5月の14日に入院手術を予定していました。
手術の気分ではありませんでしたが
先延ばしにもできず、4日間の短い入院でしたが
バディの事ばかりが頭に浮かんで、
入院前までにバディの生まれ変わりを探していました。

手術は彼が守ってくれているような気がして
憶病なのに、
手術の恐怖心は全く感じませんでした。

無事に手術が終わると、
術後は食べて寝て、歩くだけの状況ですので、
他の時間はボーダーコリーを探していました。

午前中の手術を終えて、
その日の夕方、
猫娘に見つけた子を見てもらいました。
バディではなく
マズルのカラーと瞳が
ボルドにそっくりな子。



5~6年間で2頭も失った私ですが
心の中に彼らがいる気がします。

バディを迎えてから
笑顔のボルドが心の中に居るような気がして

失ったことは、
悲しくて、悔しいですが、
だからこそ、再出発するしかない。

そんなふうに考えるようになりました。
最後に、そんなお話を

(つづく)

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愛しい家族を失い「深い悲しみ」に落ちてゆくように (再出発2)

2021年01月23日 | パパ猫のひとり言

パパ猫です
前回に続いて
我が家の大切な坊ちゃん達が虹の橋を渡り
私たちが次のステップに踏み出したお話です。


ボルドが闘病の末に虹の橋を渡って、
喪失感で満たされていた心の片隅で
きっと、
虹の向こうで、
発作で苦しむことも無くなり
たくさんのお友達と
元気いっぱいに
走り回っている

(2013年火葬直後の空にボルド雲に写真を重ねて)


そう考えるように思っていても
私の寂しさは、簡単には埋められず、
マーボー家みなが、
気が付くと
ボルドの事を考え、
彼に愛情を注ぎ足らなかったのではないかと
自分を責めていました。

さらに、
ボルドの闘病をしっかり看てくれていたマロン。

いろいろと我慢してもらっていましたので、
これからはマロンとたくさん遊んで
ボルドの分を加えて可愛がってゆこうと思っていました。
(ボルドが虹の橋を渡って数日後・・)

でも、
しばらくは楽しそうに遊ぶマロンでしたが、
ときおり「ふっ」と寂しそうな表情で、
「ぼーっ」と何処かを見ている事が増えてきたのです。

さらには動作や仕草も、
ゆっくり重そうにすることが増えてゆきました。

ボルドを看て来たのだから、
きっと私たち以上に、ひどく喪失感が強かったのだと思います。

(発作後の寝ているボルドの側に寄り添って)
 

でも、
さらに、どんどん
「深い悲しみ」に落ちて行っているようでした。

名前を呼んでも反応しないことも増えて。
ついには

ボール好きのマロンが、
投げたボールを受けずに、
目を「しばしば」させるばかりで
キャッチしなくなりました。

(ハウスの前が居場所になっていました)

「何とかしなくては」と
私たちが「我に返った」瞬間でした。

特に私は、
新しい家族を迎えることは
ボルドを否定してしまうような
罪悪感みたいな気持ちもありました。



でも、
ボルドがこんな状況を喜ぶわけがない。
マロンのためにも、
そして私達のためにも、
「明るく前進」しようと決めたのです。

マーボー家一同、
「ボルドの生まれ変わり」を探し始めて
そして、
運命を感じて迎えたプリンス! 

「バディ」


「運命」って、かっこ良く言いましたが、
ペットショップで猫娘が抱いた時に
膝の上で「オチッコ」しちゃっただけなのですけどね、
猫娘は「私の膝で安心したからだ」と
「家に連れて行って欲しがっている」と彼女なりの解釈
(ペットショップでオチッコされて)


「生まれ変わり」といっても
マズル周辺のカラーは、
ぜんぜん似ていなくて・・・。

マロンのためにも迎えた

元祖バディですが、



初対面は不機嫌そうで、
慣れるまで時間がかかりそうで、
心配をしていました

 

でも、
そんな心配は無用でした。

 

そのヤンチャに振り回され始めると
私達もマロンも



徐々にからまれて・・、動かされて・・。
いつしか教育係の仕事をしていました。



元気を失っていたマロンが、
日増しに表情も生き生きと輝いて



満面の笑顔と輝きが戻り、

マーボー家にも笑顔と笑い声が戻りました。

 

最大量の投薬で、
発作の間隔を少しでも長くして
6年間も頑張ったボルド

大切な家族を失い、

心から「ぽっかりと」何かが無くなり
悲しいというより
寂しいというより
苦痛で「心が痛い」
だから、
何とか元気を出そうとする。
すると
より深い悲しい気持ちに苦しむ

「ボルドを失った」ってことじゃなく
いつも「心の中にボルドがいる」

(ドックランにて)


バディが
そう思わせてくれた気がしました。
(バディ 3才の頃)

しかし、
我が家のプリンスだった「元祖バディ」
「突然の旅立ち」でした、
いよいよ5才になり、
覚えた言葉の数も多くなってきて
「ボルドのように頭が良くなってくるかな」って、
そんなことを思い始めた矢先でした。

ボルドと同様でした、
食欲の減退から始まり、水分摂取の激減。
でも、
排尿不全になってゆくまでが
「あっ」という間、
たった1週間で・・、
日増しに、
はっきりと悪化がわかっていましたが、
まだ若いので、希望も持っていました。

(5才 元気なころ)

ほんの数日前まで元気だったのに・・・
5才なんて・・、これからだったのに・・
ボルドよりも短い生涯なんて・・

「くやしい」
誰にではなく「怒り」があふれそうでした。

(つづく)

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心の何かが失われ、そして再スタートするために (再出発1)

2021年01月18日 | パパ猫のひとり言

パパ猫です

先日、マロンのご親戚のwanが、
急に虹の橋を渡ったことを知りました。

我が家も2013年に7才でボルドを失って
2019年には5才で元祖バディを突然失いました。

子供の頃に何かで覚えているのですが、
人であれ、動物であれ、
この世に誕生した瞬間から
皆、いつかは訪れる「死」に向かって
一生懸命に「生」を育んでいるということ。

あらためて考えなくても
「わかっているよ」と思っていました。
言い換えると「わかっていると思っていました」

その時を、
病の中で苦しんで迎えることもあると思います。
または、
病とともに苦しみながら生きて、
穏やかに「その時」を迎えることもあると思います。

ボルドが虹の橋を渡った状況は
何度もブログでお伝えしていますが、
1才の時、突然始まった「てんかん発作」から
非常に重篤で、治まらない重積発作で、
提案された「安楽死」をお断りして。
結果的に7才で虹の橋を渡った、その時まで
私たちに様々なことを伝えてくれたのだと思っています。

こんなに冷静に思えるのは
ボルドが7才で虹の橋を渡り
さらに7年が経過した「今だから」です。

彼なりの努力とマロンの看護のおかげで
長年の投薬の
いくつかの副作用の影響も感じさせないように
その後の6年間を
「命が燃え尽きる」ように
ゆっくりと燃やしてくれたのだと思っています。


もちろん、
「死」に向かい始める「その時」は
不意に始まりました。

いま思えば、
「よくある、少しの食欲減退」から
「その時」が始まりました。
そして排尿不全

最後となった数日は
少し辛そうにしていましたが、
私たちの心配をよそに
排尿のため通院した際は

(2013年 虹の橋を渡る2日前)


周囲に笑顔をふりまいて

私たちの心も救われておりました。

もちろん、この時が最後の通院とは
思ってもいませんでした。

(2013年 虹の橋を渡る2日前)


さらに、
その時が来るまで
痙攣発作がおきることもなく
「その覚悟」とボルドへの「感謝」と
優しく「彼の努力を労う時間」は持てました。


そう思わせてくれたのは、
1週間に数日は訪れる発作
それも
1日に数回の痙攣発作を見続けたからこそ
6年の月日が
「よく頑張ったね」と思わせてくれたのかもしれません。
でも、
そもそも「これで良い」なんて言える「死」は
限定的にあるかもしれませんが、
私はありえないと思っていました。
当然、完治しないまでも、
発作の間隔が開いて
「いろいろな場所へ一緒に出掛けたい」
そう思っていましたから、
喪失感からの逃避でしかないのかもしれません。


この「死」を受け入れないことより
穏やかな「その時」を迎えられたことに感謝する気持ちと
いつも笑顔だったボルドの意思を継いで
さらには、

残されたマロンの「寂しそうな表情」が
「次の一歩」を踏み出す後押しになりました。

(ボルドを空に送り出した日の夜、ボルドの布団で)

そして、
幸せのために迎えた元祖バディ
5才までの月日を思い出すことなどできないぐらい
ぐあいがわるくなってから数日間で
虹の橋を渡ってしまった我が家のプリンス



今もその喪失感を埋めることはできないでいます。
(つづく)

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雑食系なのかしら? まぁ、チョッとだけよ~!

2021年01月17日 | ダイヤモンドバディ


我が家の坊ちゃまが
一番好きなモノは



こちらの
「みかん」なのです(=゚ω゚)ノ



いつからか、
急に「みかん愛」に目覚めて

どんなオヤツよりも反応速くて、
食い付いてきます!



あたまに乗せたのは初めてですけど・・・(笑)



薄皮を取って
中の果実をちょっとだけあげてます。



このミカン好きは
バディだけで

マロンは一切興味を示さないです(^-^;

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我が家のモテモテお嬢ちゃん クールだねぇ~

2021年01月12日 | きょうのマロン


我が家のお姫のマロンさんは

いつも
そっとそばに居てくれるんです。



わたしが座っているソファの足元に
そそそっと来て
必ずおしりをこっちに向けて
「狛犬」のようなポジションになります(笑)



そして
やきもちやきの坊ちゃまは
後ろから観察・・・



わたしのほうへ来るのかと思ったら

迷わずマロンの方へ
あまえにゆくのです(^-^;



モテモテなマロンさんです~。

・・・さあ、わたしのところにもおいで?(笑)

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うし年のような配色で、高くて狭いとこが大好きなのですが、猫ではありません

2021年01月07日 | ダイヤモンドバディ


新年早々、
バディ坊ちゃまは
猫ちゃんのように


いつもの?場所で
おくつろぎタイムです~。



ソファの背に乗っかる子です(笑)

レースカーテンの隙間から外を眺めつつ、
上からの暖房の風にあたって気分良さそう~。



お尻のあたりが、どっしり、です(^-^;
まぁ、「丑年の配色」縁起の良い犬です


からだが大きいのに
意外と狭いところが好きで
丸くなったりしながら
いくつか寝床を開拓してます。

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年も明け、穏やかなマーボー家のスタートです

2021年01月01日 | マロンとダイヤモンドバディ


みなさん~
新年になりました~(´ー`)

2012年ですね!



今年も
昨年同様
よろしくお願いいたします☆



相変わらず、まったりの我が家です。
マロンとバディも
窓から差し込む温かい光のおかげで

の~んびり
「ほわほわ」です。



今年も
お仕事をしっかり頑張って、
健康に気をつけながら
ゆっくりでも前進してゆきたいと思っています。



マロンの雰囲気が
とても和みます、ありがとうね~。

今年もよろしくお願いいたします


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