ボーダーコリー 「ボルド」と「マロン」と猫の「にゃきち」And「バディ」

ボルドは虹の橋を渡り、寂しそうなマロン。そこへヤンチャ怪獣バデイを迎え、ドタバタな日々が始まりました。

これ変じゃない?

2009年02月17日 | 私達のあゆみ

(私達の歩み、第3話)

犬を飼ったことの無いパパ猫、
私と猫娘も生き物と言えば、「ニャッキちゃん」しか飼ったことが無いし、
でも、
心配なんていりません!
親切なペットショップの人に教えられたとおり、
忠実な生徒のマーボー一家。

たとえば、
「ワクチンが完了するまでは触れるのは最小限に」とか
「ゲージからあまり出さないほうが良い」とか
言われたことが気になり
何だか私達に無縁な、神経質になり、気が重くなり。

家に迎えて、
ぬいぐるみのように可愛がろうと思っていたのに、
触っちゃ良くないみたいな言葉で、
3ヶ月間あまり触らず、ゲージからほとんど出さず。
体重が9キロにもなるのに・・・。

 

本当にかわいそうな日々を過ごさせてしまいました。
ワクチンが終わっても暫く様子見てました。
そのタイミングでも一言、
散歩に出ても、
すぐだと抗体がついていないこともあるので、
特にほかのWANがしたオシッコの後なんかも気をつけて下さい。
もう何だか、
散歩中にほかのWANと接しちゃいけないみたいな感じでした。
事実避けるように散歩していました。

私達も一番可愛い時期を指をくわえて待たされていました。
今思えばボルドに可愛そうなことをしました。
私達の勉強不足で・・・。
ごめんねボルド!

 


ゲージから開放されたボルドとマーボー一家は、
そっりゃー、遊びました。
当たり前ですが、
まず散歩でしょ、
公園でダッシュ、フリスビーに興味を持たせて・・、
でもフリスビーより、追いかけっこが一番好きでした。
あとは、
ホームセンターで、見せびらかせて連れ歩き。
この可愛さを周囲に見せたくてしょうがなかったママ猫です。
そうそう、
車でいろいろな所へお出かけ。
助手席で吠える事もなく、私のひざの上にちゃんとのって、
外を興味深く見て・・。
そうそう、唯一吠えることがありました、
高速道路で右側を抜かしてゆく車に向かって、
パパ猫の顔を見て、抜かせとばかりに。
 

やはり一番いけなかったと感じているのは、
この時期まで来ているのに、
他のWANとの接点を持たせられなかったこと。
ドックランで「ほれー遊べー」ってことはしなかったです。
ご近所でリードつないだまま、少しご挨拶程度でした。
お会いするWANが、
「ワクチン済んでいるの」とか「病気じゃないよね」など
気にもしなくていいことなのに、言われてきたことが気になって・・。
こんな失礼なことを考えるほど、過敏になっていたんです。
まるで奇人、変人です。

ちょうど生後5ヶ月過ぎて、
やっと、「これ変じゃない」と思い始めて、
ドックランデビューをしようと思って、いそいそ向かいました。
ネットで調べた、ボーダーがいる伊香保のドックランへ・・。
 
 
でも、あいにく降りだした雨で、風邪を引かせてはいけないと
(これも過保護)
あきらめて帰ろうと思い、車を動かし始めると、
看板犬のサンちゃんとユパちゃんがちょうど出てきて遊び始めました。
その時どこかで低い大きな声で「ワン!ワン!」
それを聞いて、サンちゃんユパちゃんも「ワンワン」
身を乗り出すように、興奮して吠えるボルド。
何かが外れた瞬間でした。

そしてこの時が、ボルドの声を初めて聞いたときでした。
この時までボルドは一度も吠えることをしない子だったんです。
けっこう低音で「可愛くねーなー、でも雄々しさがあるな」とパパ猫、
この時からおとなしかったボルドに、
「興奮」という言葉が気になり始めたんです。

翌日からボルドとの散歩は、少しアグレッシブになった気がしました。
言い換えると、興奮しやすくなったのかもしれません。
欲求不満な感じに見えました。
あの時・・・、
ドックランで遊ばせてあげれば・・・。

私達が神経質にしていなければ・・。

と何度後悔したことか。

(つづく)

     
  また見に来てチュー 

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする