危険な“目標の上方修正”

　今年のAKB選抜総選挙は「総選挙史上、最高に速報重視」になったわけですが、それだけに「思った以上に上位だった」メンバーが沢山いるわけです。

　で、その結果、速報の順位に気を良くし、当初の目標を上方修正するメンバーが続出しています。「ランクイン（80位以内）が目標だったけど、アンダーガールズ（32位以内）入りを目指します！^^」とか、「アンダーガールズが目標だったけど、16位以内（選抜）を目指します！」とかとか…。

　しかし、予想外に順位が高かったということは、それだけファンが「速報に全力を注ぎ込んだ」ということでもあります。要は、もう余り票が残っていない状態。ということは、最終結果では順位が“ガタ落ち”する可能性が高い、ということになります。

　実際、昨年の結果を見ても、そういう傾向が見て取れます。27位→79位に急落したメンバーや、49位→圏外になったメンバーもいました。

　なので、個人的には速報が良かったからと言って、最終結果にも期待するのはやめた方がいいと思います。ダメだった時（しかもその可能性が高い）の落ち込みが倍増しますからね。

　まあ、ヲタが気を抜かないように、煽るために敢えて言ってるんだったら、良いんですけれどね(-∀-`;)。

第7回AKB選抜総選挙、速報発表！

　さて、いよいよ今年のAKBの選抜総選挙の投票が始まり、本日劇場にて速報が発表されました。区分けごとに全メンバーについてコメントを…。


◆アップカミングガールズ:16名(65位～80位)

　第80位　大家 志津香 3,635票AKB48 Team A
　第79位　宮崎 美穂 3,640票 AKB48 Team A
　第78位　竹内 彩姫 3,836票SKE48 Team KII
　第77位　福岡 聖菜 3,845票 AKB48 Team B
　第76位　高城 亜樹 3,886票 AKB48 Team K
　第75位　渋谷 凪咲 3,906票 NMB48 Team BII
　第74位　後藤 泉 3,942票 HKT48 Team KIV
　第73位　北川 綾巴 4,003票 SKE48 Team S
　第72位　惣田 紗莉渚 4,121票SKE48 Team KII
　第71位　大島 涼花 4,126票AKB48 Team B
　第70位　酒井 萌衣 4,218票 SKE48 Team E
　第69位　斉藤 真木子 4,226票 SKE48 Team E
　第68位　宮前 杏実 4,244票 SKE48 Team S
　第67位　駒田 京伽 4,265票 HKT48 Team H
　第66位　江籠 裕奈 4,355票 SKE48 Team KII
　第65位　大和田 南那 4,376票AKB48 Team A

　・昨年圏外だった大家志津香は返り咲き。さて、本番でもランクインなるか。
　・かつては選抜常連だった宮崎美穂も、最近はいつもギリギリの位置で踏み留まっている印象ですね。
　・SKEの竹内彩姫のランクインは意外でした。今回、SKEは意外な子のランクインが多い印象です。卒業メンバーの票が流れたのかも…。
　・15期生の福岡聖菜は最近一部で少し話題になっているものの、ランクインするとは思っていませんでした。おそらく少数のヲタの大量投票によるものだとは思いますが…。
　・高城亜樹はとうとうここまで落ちましたか…。
　・推されている割にはランクインしなかったお渋谷凪咲はやっとここに来てランクインした感じ。
　・後藤泉は少数だが熱心なヲタがいる印象。
　・昨年は速報圏内→本番圏外だった北川綾巴。さて、今年は踏み留まれるか？
　・ドラフト1期で最後に指名されたが、一番の出世頭になっている惣田紗莉渚は無事ランクイン。ちなみに今回ドラフト1期でランクインしたのは彼女のみ。個人的にはもっと上だと思っていたので、少し残念。
　・大島涼花も、最近の仕事の充実っぷりからすると、もっと上だと思っていました。
　・酒井萌衣のランクインも竹内彩姫同様、ちょっと意外。
　・斉藤真木子は根強いファンがいますね。
　・選抜常連になりつつある宮前杏実は、去年よりも速報の順位は下がりました。さて、本番は踏み留まれるでしょうか？
　・駒田京伽も速報の順位は随分下がってしまいました。昨年は本番ではギリギリランクインでしたが、さて今年は？
　・最近初めてSKEの選抜に入った江籠裕奈は、総選挙でもランクイン。人気が上がってきているのを感じます。
　・選抜にも度々選ばれている大和田南那は65位。普段のポジションと比べると低いですが、個人的にはこれぐらいの順位だろうと思っていました。


◆フューチャーガールズ:16名(49位～64位)

　第64位　内山 奈月 4,520票 AKB48 Team B
　第63位　薮下 柊 4,540票 NMB48 Team BII
　第62位　矢倉 楓子 4,565票 NMB48 Team M
　第61位　大矢 真那 4,624票 SKE48 Team S
　第60位　峯岸 みなみ 4,719票AKB48 Team K
　第59位　岩田 華怜 4,843票 AKB48 Team A
　第58位　松岡 菜摘 4,895票HKT48 Team H
　第57位　木 ゆりあ 4,904票 AKB48 Team B
　第56位　小嶋 菜月 4,908票 AKB48 Team A
　第55位　冨吉 明日香 4,915票 HKT48 Team KIV
　第54位　向井地 美音 4,944票AKB48 Team K
　第53位　熊崎 晴香 4,972票 SKE48 Team E
　第52位　下野 由貴 5,005票HKT48 Team KIV
　第51位　梅本 まどか 5,255票 SKE48 Team E
　第50位　佐々木 優佳里 5,264票 AKB48 Team A
　第49位　日高 優月 5,414票 SKE48 Team KII

　・内山奈月は熱心な固定ファンを掴んでいるので、やはり強いですね。
　・薮下柊は少し低いかな、といった印象。今回もNMB勢は苦戦していますね。
　・矢倉楓子も普段のポジションからすると、この順位は低いですね。
　・選挙に強い印象がある大矢真那がこの位置というのはかなり驚きました。
　・峯岸みなみはヲタの数はそこそこいるので、本番では選抜近くまで上がってくるかも？とは思います。
　・岩田華怜のランクインは驚き。才能は間違いなくありますが、物議を醸すような言動が多く、しばしばヲタと揉めたりしている印象だったので（笑）。
　・松岡菜摘は昨年とほぼ同じ位置。
　・木崎ゆりあのこの順位は驚き。ドラマにも出ているし、間違いなく速報から上位に来ると思っていたので。
　・小嶋菜月は最近、元サッカー日本代表の岩本輝雄氏の推しメンとして話題になりましたが、今回の初ランクインはその影響なのか、それとも岩本砲が入ったのか（パク）。
　・冨吉明日香も後藤泉同様、熱心なヲタがいる印象。
　・向井地美音がランクインしたのは良かったのですが、正直彼女には選抜入りを争う位置にいて欲しかったです。まあ、本番はどうなるか分かりませんが。
　・熊崎晴香も昨年、速報圏内→本番圏外でした。今年は踏み留まって欲しいですね。
　・下野由貴のランクインは驚き。あまり熱心なヲタもいない印象だったので。
　・梅本まどかは昨年順位を落としたので今年は厳しいかと思っていましたが、順位を上げて来ましたね。
　・佐々木優佳里はこの1年色々とあったので、やはり順位落としましたね。
　・日高優月のランクインは正直驚きました。こう言っては何ですが、彼女が入れるんだったら、ほぼ全員が入る可能性があるような印象です。


◆ネクストガールズ:16名(33位～48位)

　第47位 秋吉 優花 5,467票HKT48 Team H
　第47位 磯原 杏華 5,467票SKE48 Team E
　第46位 加藤 るみ 5,610票 SKE48 Team E
　第45位 東 李苑 5,615票 SKE48 Team S
　第44位 沖田 彩華 5,860票 NMB48 Team M
　第43位 篠崎 彩奈 6,018票 AKB48 Team K
　第42位 岡田 彩花 6,110票 AKB48 Team 4
　第41位 田野 優花 6,201票 AKB48 Team K
　第40位 岡田 栞奈 6,325票 HKT48 Team KIV
　第39位 加藤 夕夏 6,515票 NMB48 Team N
　第38位 石田 安奈 6,573票 SKE48 Team KII
　第37位 込山 榛香 6,609票 AKB48 Team 4
　第36位 武藤 十夢 6,652票 AKB48 Team K
　第35位 茂木 忍 6,709票 AKB48 Team K
　第34位 上西 恵 6,742票 NMB48 Team N
　第33位 鎌田 菜月 6,757票 SKE48 Team E

　・最近ロリキャラ枠を“なこみく”にすっかり奪われ、元気が無かった秋吉優花ですが、今回のランクインを切っ掛けに、元気を取り戻して欲しいですね。
　・最近初の選抜入りをした磯原杏華は昨年よりダウン。ファンのモチベーションが少し下がりましたかね。
　・加藤るみのランクインも驚きました。昨年は総選挙不参加でしたし、熱心に投票するファンがいるとは思えなかったからです。ただ、2期生なので、卒業した阿比留李帆あたりの票が流れたのかなあ、という気はします。
　・結構推されていたのになぜか昨年ランクインしなかった東李苑は、ここに来てランクイン。彼女に限らず、活動が票に結びつくまでには、やはり時間がかかりますね。
　・苦労人の沖田彩華は初ランクイン。ファンの思いが感じられますね。
　・今回嬉しかったランクインの一つが篠崎彩奈のランクインでした。素材は良い物を持っているのに、なぜか今ひとつ結果に結び付いていなかった彼女。今年の総選挙にかなり懸けていたようなので、速報とはいえ、ランクイン出来て良かったです。
　・今回1、2を争うぐらい驚いたのが岡田彩花のランクイン。ぶっちゃけ、握手人気も最下位に近いぐらいの彼女がランクイン出来るのなら、誰でもランクイン出来そうな気がしてきます。まあ、希望があると言えばそうなのですが。
　・田野優花は安定のランクインですね。
　・岡田栞奈も今年ランクイン出来なければ卒業も視野に入ってきそうな感じだったのでファンが頑張りましたね。
　・加藤夕夏は選抜常連だし、ダンスのスキルはあるのですが、そこまで人気のある方じゃないと思っていたので、ちょっと意外でした。
　・ランクインから遠ざかっていた石田安奈がここに来てランクインしたのもちょっと意外でした。
　・込山榛香は人気があるのは知っていましたが、同期の向井地美音や大和田南那をこれほど引き離すとは思っていませんでした。
　・武藤十夢は安定のランクインですね。
　・茂木忍は昨年も速報でランクインしましたが、ここまで上げてくるとは思っていませんでした。今回13期生およびチーム4メンの躍進が目立ちますが、総選挙を辞退した村山彩希の票が流れたのかも…という気がします。
　・上西恵はNMBでは貴重なランクインメンバーになってきましたね。
　・鎌田菜月はネット上で「今年は入るのでは？」と言われていましたが、確かにランクインしましたね。


◆アンダーガールズ:16名(17位～32位)

　第32位 須田 亜香里 6,866票 SKE48 Team E
　第31位 木本 花音 7,051票 SKE48 Team E
　第30位 朝長 美桜 7,069票 HKT48チームKIV / AKB48チーム4兼任
　第29位 神志那 結衣 7,136票 HKT48 Team H
　第28位 後藤 理沙子 7,566票 SKE48 Team S
　第27位 田島 芽瑠 7,698票 HKT48 Team H
　第26位 岡田 奈々 8,130票 AKB48 Team 4
　第25位 加藤 玲奈 8,182票 AKB48 Team B
　第24位 森保 まどか 8,313票 HKT48 Team KIV
　第23位 高橋 朱里 8,377票 AKB48 Team 4
　第22位 古畑 奈和 8,540票 SKE48 Team KII
　第21位 大森 美優 8,655票 AKB48 Team 4
　第20位 横山 由依 8,667票 AKB48 Team A
　第19位 二村 春香 10,054票 SKE48 Team S
　第18位 渡辺 美優紀 10,090票 NMB48チームBII / AKB48チームB兼任
　第17位 坂口 理子 10,516票 HKT48 Team H

　・須田亜香里のこの順位は衝撃でした。本番でどこまで上げられるでしょうか。
　・順位があまり安定しない木本花音ですが、兼任効果が出たのか、順位を上げてきましたね。
　・最近少し元気のなかった朝長美桜は、ちょっと下げてしまいましたね。
　・いわゆる太ヲタが付いたことで有名なこ神志那結衣はやはりランクイン（笑）。
　・後藤理沙子のランクインは驚き。握手会でのファンへの辛辣な対応が有名で、総選挙では不利だと思っていたので。SKEは昨年のランカーが大量に卒業しましたが、その票がいくらか流れたんでしょうかね。
　・同期の朝長美桜に差を付けられていた田島芽瑠がここに来て朝長美桜を逆転。最近彼女は握手会でもイライラしている感じだったので、これで機嫌が良くなって欲しいですね。
　・岡田奈々のこの位置は少し驚き。三銃士の中では一番活動が地味な印象でしたが、結局速報でランクインしたのは彼女だけでしたね。
　・なかなか人気が出なかった加藤玲奈ですが、もう完全に安定しましたね。
　・選抜も狙えると言われていたので、森保まどかのこの位置は少し意外。
　・高橋朱里も加藤玲奈と同様、安定してきましたね。
　・古畑奈和は755の写真集発売争奪戦企画で上西恵に負けたため、そのリベンジとしてヲタが頑張った印象です。
　・大森美優のランクインは驚くと同時に嬉しかったです。12期の中で唯一選抜経験が無く、歌も上手いのになかなか人気に結び付かなかった彼女。「今年ランクイン出来なかったら、間違いなく心が折れてしまうだろう」と言われていたので、ランクイン出来て良かったです。
　・横山由依は次期総監督ですし、本番は上げてくるでしょう。
　・昨年のシンデレラガールの1人、二村春香は今年も良い位置ですね。
　・渡辺美優紀は今年は間違いなく選抜に復帰すると言われていますが、さて、どうなるでしょうか…。
　・坂口理子はランクインするとは思っていましたが、ここまで上げてくるとは思っていなかったので驚きました。「握手会で人が全然来ない」としょっちゅう言っている彼女。個人的には好きなメンバーなのですが、「一体誰が投票しているんだ？」と、素朴な疑問がわいてきました（笑）。


◆41stシングル 選抜メンバー:16名(1位～16位)

　第16位 高柳 明音 11,382票 SKE48 Team KII
　第15位 渕上 舞 11,637票 HKT48 Team KIV
　第14位 松村 香織 11,746票 SKE48 Team KII
　第13位 宮澤 佐江 12,225票 SNH48チームSII / SKE48チームS兼任
　第12位 宮脇 咲良 13,169票 HKT48チームKIV / AKB48 チームA兼任
　第11位 谷 真理佳 14,324票 SKE48 Team E
　第10位 北原 里英 14,476票 NGT48
　第9位 柴田 阿弥 15,667票 SKE48 Team E
　第8位 兒玉 遥 15,722票 HKT48チームH / AKB48 チームK兼任
　第7位 島崎 遥香 17,921票 AKB48 Team A
　第6位 高橋 みなみ 21,900票 AKB48 Team A
　第5位 山本 彩 22,532票 NMB48チームN / AKB48チームK兼任
　第4位 松井 珠理奈 26,901票 SKE48チームS/ AKB48チームK 兼任
　第3位 渡辺 麻友 29,924票 AKB48 Team B
　第2位 柏木 由紀 33,426票 AKB48チームB / NGT48兼任
　第1位 指原 莉乃 38,151票 HKT48 Team H

　・高柳明音がここに来て選抜を狙える位置に来たのは驚き。「これが最後のチャンスかもしれない」と思ったファンが多かったのかも…。
　・人気はそこそこありましたが、今までランクインしたことが無かった渕上舞がいきなり15位にランクイン。今年のシンデレラガールの候補でしょうか。
　・「総選挙は今年が最後」と公言している松村香織。何とか選抜に入って欲しいのですが…。
　・宮澤佐江はジリジリと順位を下げてきている印象ですが、本番はどうなるでしょうか…。
　・速報ではあまり上位に来ない、いわゆる「スロースターター」で有名な宮脇咲良は12位。おそらくここから更に上げてくるものと思われます。
　・谷真理佳は最近の推されっぷりから、入ってくるだろうと思っていましが、11位というのはさすがに驚きでした。
　・一時期少し低迷していた感のある北原里英ですが、完全に勢いを取り戻しつつありますね。
　・柴田阿弥は昨年より一つ順位を下げました。本番で選抜入りするのは今年は厳しいかも知れません。
　・兒玉遥は熱心なファンが速報に力を入れているという噂でしたが、確かに上位に来ましたね。
　・島崎遥香は…まあ予想通り。
　・高橋みなみは、一部で「卒業のご祝儀で1位も有り得る」と言われていましたが、さすがにそこまでは行かない感じでしょうか。
　・山本彩は目標の1位に届かなかったのと、NMB勢が惨敗したこともあってか、速報発表後に珍しく泣いていましたね。
　・松井珠理奈も1位を目指すと公言していますが、まだ上位とは差がある印象。
　・昨年1位の渡辺麻友は意外と伸びませんでしたね。まあ、昨年は指原莉乃の1位を阻止するために担ぎ上げられた感じでしたけど。
　・今年は1位を狙えるという前評判通り、柏木由紀が2位の好位置をキープ。今年の指原莉乃の対抗馬は彼女になりそうな雰囲気ですね。
　・ということで、今年の速報1位は指原莉乃。やっぱり知名度や活躍度が圧倒的すぎますからね。彼女に対抗出来るメンバーが1人で良いから出てきて欲しいのですが…。


　あとは、入ると思っていたのに、圏外だった主なメンバーをざっと。

　・小嶋真子
　・西野未姫
　・岩立沙穂
　・梅田彩佳
　・白間美瑠
　・矢吹奈子
　・田中美久
　・川本紗矢
　・谷口めぐ
　・中野郁美
　・坂口渚沙

　特に小嶋真子、白間美瑠の圏外は驚きでした。どちらもグループの顔として若手の中で推されまくっており、人気もそこそこあると思っていたからです。あと、“なこみく（矢吹奈子、田中美久）”の二人が入らなかったのも意外でした。指原莉乃のプッシュもあり、ファンの間での知名度はかなりのものだと思っていたので。

　まあ、必ずしも推されている子が上位に来ないのが総選挙の面白いところでもあるのですが。

　あと、「干されメンの速報狙い」の傾向がますます顕著になってきましたね。CDの売り上げは昨年並みなのに、ボーダーが昨年よりもかなり上がっているのも、その事を表しています。


　ちなみに本番は6月6日にヤフオクドームにて開催。さて、どうなりますことやら…^^。

マジすか学園ミュージカル＆チーム8全国ツアー

　さて、先週末は「マジすか学園ミュージカル」と「チーム8全国ツアー」を観てきました。まずは「マジすか学園ミュージカル」から。


◆マジすか学園ミュージカル

　土曜日は上記のミュージカルを観るために渋谷へ。まだ千秋楽が終わっていないこともあり、ストーリには触れずに感想を…。

　・「AKB49」に出演していたメンバーが多いですが、さすがに「AKB49」と比べると、程度の差はあれ、みんな演技が上達していましたね。

　・セリフが少ない子も、表情で懸命に演技しようとしていました。

　・“AKB49出演組”の中では、大島涼花と高橋朱里の演技がかなり上達していた。あと、この二人は“高くて良く通る声”をしているのも良い。

　・でも、そういう風に上達が感じられたからこそ、出演するメンバーが偏っているのがやはり残念でした。もっと色々な子に出演のチャンスを与えてあげたかったですね。このままだと、演技力の差が開く一方だと思うので。

　・「AKB49」に出演していなかったメンバーもなかなか頑張っていました。永尾まりやなんかは、元々ギャルだったこともあり、今回のようなチャラい役はお手のものですしね（笑）。

　・各所で絶賛されていましたが、田野優花の演技は圧倒的でした。さすが宮本亜門のミュージカルに出演しただけのことはありますね。

　・ってか、今回演技力が要求される重要な箇所って、一手に田野優花が引き受けているんですよね。演技力の関係から仕方なかったのかもしれませんが、ちょっと田野優花に頼りすぎでは？と思わなくもなかったです（※1）。

　・あと印象に残ったのは紙吹雪（桜？）が舞う中での最後の対決シーン。非常に綺麗でした。

　・ストーリは、マジすか学園と繋がっている部分もあったり、繋がっていない部分もあったり…といった感じ（パラレルワールド？）。

　・個人的には、ずっと前からこういうマジすか学園の“サイドストーリー”的な話はやって欲しかったんですよね。四天王やその他のメンバーがラッパッパに入ることになった切っ掛けとかを見てみたいと思っていました。

　・今回、やっとそれに近いものが見られて、満足でした。


◆チーム8全国ツアーコンサート

　日曜日は京都劇場で開催されたチーム8の全国ツアーを観光がてら観てきました。

　・ドームやSSAに比べると小さい会場ではありましたが、これぐらいの会場の方が見やすくていいな、と感じました。

　・なぜか本店のコンサートでは最近あまりやらなくなった、「シングル曲コレクション」なんかもあり、懐かしさもあって、「たまにはこういうのもいいな」と思ってみたり…^^。

　・「研究生による武道館コンサート」を見た時も思いましたが、仮に今後もずっと今回出演したメンバーだけでAKBのコンサートを行うことになったとしても、別にいいかな、と思いました。既存のAKBの曲も普通に出来ますし、（かなり出来のいい）オリジナル曲もありますしね。

　・ちなみにチーム8の全国ツアーはこの日で8県目だそうで、47都道府県を回り切るまでの道のりは、まだまだ長いですね(-∀-`)。

　チーム8のツアーでは、毎回必ず「携帯・スマホで撮影可」の曲があります。
　　

※1…もし、メンバー全員の演技力が田野優花レベルに上がったとしたら、相当すごい舞台が出来るんじゃないかと思った。

第2回AKB48グループドラフト会議

　さて、昨日行われたAKB48グループの第2回ドラフト会議。チケットが当たったので会場で見てきました。スカパーでも中継されたのでそちらを見た人も多かったようです。で、まずは指名結果をざっと…。

　　AKB48
　　　チームA → 樋渡結依
　　　チームK → 野村奈央・久保怜音
　　　チームB → 高橋希良・西川怜・山邊歩夢
　　　チーム4 → 千葉恵里

　　SKE48
　　　チームS → 上村亜柚香・一色嶺奈
　　　チームK2 → 水野愛理・白井琴望
　　　チームE → 菅原茉椰

　　NMB48
　　　チームN → 本郷柚巴・西仲七海
　　　チームM → 柴田優衣・堀詩音
　　　チームB2 → 村中有基・安田桃寧・安藤愛璃菜

　　HKT48
　　　チームH → 松岡はな・村川緋杏
　　　チームK4 → 今村麻莉愛

　　NGT48
　　　西潟茉莉奈・荻野由佳

　あとは、感想を箇条書きで…。


◆全体的な感想

　・指名に関して、今回は随分とシビアだなあ、と感じた。4チームが1巡で終了。3巡までいったのはわずか2チームだけだった。

　・特にAKBの2チームが1名で終了したのは意外だった。2名は採ると思っていたので。

　・前回はSKE48のチームK2が第5巡まで指名して、どよめきが起こるとともに、盛り上がったわけですが、今回はそういうチームが無かったのは意外に思うと同時に少し寂しく感じた。

　・前回あった「その場で判断して採ることに決めた」という事が、今回は何となく少ないような感じがした。

　・もしかしたら、メンバー自身に「（現時点で埋もれている子が沢山いるのに）もうこれ以上メンバーを増やしたくない」という思いがあるのかな、と思った。

　・あと、今回のドラフトで特徴的だったのは、「チームで採るというよりも、グループで採るという意識が強かった」ということ。AKBのメンバーも「欲しいと思った子を（同じグループの）他のチームが採ってくれたから、指名を終了した」と言っていたりしました。

　・一番象徴的だったのは、1巡指名でチームK（AKB）、チームK2（SKE）、チームE（SKE）の指名が重複した時、抽選でチームK2が獲得したのですが、その時ハズレたチームEのメンバーもテーブル席で大喜びしていた事。それを見て「ああ、わざと重複指名して、グループ全体で獲得する確率を上げる作戦なんだな」と思った。

　・その他には、とにかく若いメンバーを採っているなあ、と思った。指名された24人中、11歳が7人（パク）。可能性としては「１．10年先を見据えての採用」「２．“ポストなこみく（※1）”としての採用」「３．スキャンダル発覚の可能性を避けた結果の採用」あたりかな、と思った。

　・全体的には、それなりに期待出来そうな子を採用出来たのでは？と思う反面、イベントとしては（指名を控える傾向もあって）、前回ほどには盛り上がらなかった印象でした。

　・今後も「全チーム横並びで採用を控える傾向」や「チーム単位ではなく、グループ全体で採用しようとする傾向」が続くようだと、少しイベントとしての面白みは無くなるなあ、と感じた今回のドラフト会議でした。


◆個別のメンバーの感想

　・チームA採用の樋渡結依は私にはそれほど逸材には思えなかった。子役出身の子にありがちな、年齢の割に幼すぎるルックスが気になります。あと、経歴的にもルックス的にも向井地美音とモロ被りなんですよね。そこも懸念点です。

　・野村姉妹はお姉さん（野村奈央）だけが指名されました。うーん、もしチームKが指名していなかったら（もしくは抽選でハズレていたら）、NMBのチームB2は間違いなく妹の方も指名していたはずなので、ちょっと残念ですね。AKBグループ初の「姉妹が同時に所属」というのを見たかった。

　・東京女子流の山邊未夢の妹である山邊歩夢はAKBのチームBが3巡目で指名。質疑応答でもあまり質問されていなかったし、もしかしたら指名無しか？と思っていたので、指名されて良かったです。女子流とAKBとの接点が出来るのは面白いと思っていたので。

　・前回の惣田紗莉渚のような「波瀾万丈のアイドル人生」という点では、NGT48に指名された荻野由佳が該当するのですが（15期仮研究生のセレクション審査落選　→　バイトAKBとして加入後、バイトAKBが解散（パク）　→　ドラフトでNGT48に加入）、その辺りの事に全く触れられていなかったのが、少し残念でした。

　・NGT（新潟）48に指名された西潟茉莉奈は、ぶっちゃけ苗字で採用されたのでは？と思ってみたり……（そんな事はない^^）。

　・HKTが指名した村川緋杏について、指名した理由を指原莉乃が「（中西）智代梨や谷（真理佳）に通じるものを感じたから」と言った時は、客席が爆笑でした（笑）。そういう事もあってか、ヤフーのトップニュースにも彼女のことが掲載されました。指原莉乃に目を付けてもらうと、それだけで注目されるんですね（笑）。


※1…みんなから可愛がられるキャラ。

運動会とか、ドラフト会議とか…。

　さて、この週末はAKB関係の大きなイベントが二つあります。一つは5月9日の土曜日に開催されるAKB大運動会。もう一つは翌日に同じ場所で開催されるAKBドラフト会議です。それぞれについて思う所を少し…。

◆第2回AKB48大運動会

　この運動会、タイトルに「第2回」と付いていることからも分かるように、以前に一度開催された事があります。2009年10月のことだったので、もう5年半も前の事になります。AKBが本格的にブレイクする前だったこともあってか、今回よりも狭い会場だったにも関わらず、チケットは比較的当たりやすく、私も見に行きました。

　で、今回。既にブレイクした後ということもあり、チケットはハズレてしまいました(;--)。くそー、見たかった。

　前回は、意外な子の足が速かったり、元々足が速いと言われていた子が本当に速かったりしたのが面白かったのですが（※1）、今回もそういう場面はあるのでしょうか。しょうがないのでtwitterの実況でも見ることにしますかね…(-∀-`;)。


◆第2回AKB48グループドラフト会議

　こちらも第2回の開催となります、AKBドラフト会議。こちらは大運動会とは異なり、あまり盛り上がっていないのか、チケットの申し込みも少なかったようで、当選した人が多かったようです。ちなみに私も当選しました。

　前回はテレビ東京の「週刊AKB」でドラフト候補生に密着する企画があったりしたため、候補者のことが多少は身近に感じられたのですが、今回は地上波でのそういった企画も無いため、今回の候補者については正直、現時点ではほとんど思い入れはありません。しかも、ドラフト会議の直前に組閣してしまったため、ドラフト会議のそもそもの意義さえ揺らいでしまっています（※2）。

　なので、今回のドラフト会議は、（一部のメンバーも言っていますが）色々と疑問の残る形での開催のように思います。

　個人的には前回のドラフト会議は「偶然が重なって、たまたま上手くいった」と思っています。前回も開催直前までは「あまり盛り上がっていない」と言われていましたが、「最後の最後に指名されたのは、7年越しのリベンジを目指した最年長の候補生だった（※3）」というドラマチックな展開があったため、それなりに盛り上がって形にはなりました。

　しかし、上記のようなドラマはそうそう起こるものではないと思うんですよねえ…。さて、どうなりますことやら…。


※1…菊地あやかとか、田名部生来とか。
※2…現在のチームに足りないメンバーを補充するという名目。
※3…現SKE48チームK2の惣田紗莉渚。