夕焼けのそばにいて
今日はあの娘にしよう 駅でよく会う娘
遊園地でデートして ソフトクリーム食べようかな
~『脳内パラダイス』より~




 選抜総選挙の速報が発表され、その予想外な結果にファンもメンバーも驚いたわけですが、その中から印象に残った“総選挙を取り巻く物語”をメモとして書いておこうと思います。まずは、今回最大の番狂わせを起こした柴田阿弥から。


◆柴田阿弥 編

 今回の総選挙に至るまでの彼女を取り巻く状況や、彼女の思いを時系列で書いていきます。

 ●2010年9月、SKE48に4期生として合格。同年12月、チームE結成と共に昇格。

                ↓

 ●当時在籍していた高校から芸能活動の自粛を要請されたため、休業を余儀なくされたり、大学の推薦合格を取り消されたり、初期から若干不遇なメンバーだった。

                ↓

 ●目が大きく、印象的なルックスだったのと、握手対応が良かったため、握手人気が上がる。

                ↓

 ●だいぶ前の湯浅支配人(当時)のインタビューで、「(SKEシングル)選抜まであと一歩の所まで来ている」との発言あり。

                ↓

 ●ファンが選抜入りを期待するも、不人気メンバーが選ばれたりして、一向に彼女は選ばれず。

                ↓

 ●選抜常連だった矢神久美、秦佐和子、小木曽汐莉らが卒業したため、「今度こそ選抜だろ」という期待が(本人、ファン共に)高まる。

                ↓

 ●2013年7月発売予定の次のシングルでも、やはり柴田阿弥は選ばれなかった模様。

                ↓

 ●モバメで「これから何をどう具体的に頑張っていけばいいのか分からない」「わたしに光が当たる日は本当にくるのかなぁ?ってこと(笑)」「努力して努力して努力すればどんな夢も叶えられると思ってたけど、まだ努力が足りないのかな(・ω・)」など、珍しくネガティブな心情を吐露する。

                ↓

 ●投票開始日の前日、「明日から人生がかかった大切な日々になります。」と、総選挙に並々ならぬ思いを抱いている事を告白(※1)。

                ↓

 ●速報発表の前日、「まず明日の速報にあやの名前がありますように(>_<)」と、「分かってんだろうな、速報から本気出せよ(意訳)」とヲタに発破をかける(パク)。

                ↓

 ●さらに、「総選挙ランクインがわたしのSKEの活動での最大の夢なんです。(※2)」と、ヲタでさえ初耳な事を突然宣言する(パク×3)(※3)。

                ↓

 ●上記の宣言はさておき、さすがにファンもSKEの選抜からまたもやハズされた事に対する抗議の意味も込めて、投票を頑張った模様。

                 ↓

 ●上記の結果、速報で8位にランクイン。柴田阿弥はモバメで「去年から辛いことがたくさんあったけど、一瞬で吹き飛びました」と喜びつつ、「正直言うと、この子は大丈夫かなって思われちゃって最終的に圏外になるのが一番怖いです。」「速報がよくても、圏外になってしまった方をたくさん見てきたから。」「それに最終順位がここからものすごく下がってしまったら...(;_;)」と、「分かってんだろうな、これで安心せずに、まだまだ投票しろよ(意訳)」とヲタに釘を刺す事も忘れません。


 さて、最終結果の発表は6月8日。どうなりますことやら…。


<補足>
 今回、柴田阿弥やそのファンが総選挙に賭けているのには、SKE特有の事情が関係しています。AKBの場合、総選挙でランクインしても総選挙曲以降の曲で選抜されるとは限りません。代表例は佐藤亜美菜で、彼女は選挙曲以外では未だに選抜経験がありません。


 しかし、SKEの場合、総選挙でランクインすると、その後のSKEのシングルに選抜される可能性が非常に高くなります。大矢真那や松村香織、中西優香等が代表例。特に松村香織は運営から徹底的に嫌われていたにも関わらず、選抜に選ばれました。


 上記のような事情により、柴田阿弥およびそのファンは、「もう、(SKEの)選抜に選ばれるためには、総選挙でランクインするしかない」と考えたのでしょう。


※1…同じモバメで「もう多くは語りません。」と言いつつ、その後に「選抜総選挙ランクインできますように!!!」と書いており、「それ言いたいことのほぼ全てじゃないか」と思ってみたり…(-∀-`;)
※2…今までに公開されていた彼女の夢は、「演技のお仕事、マルチタレント」でした。
※3…ちなみに、この時点での彼女の目標は33位。既にスピーチも考えてあるとか。



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 さて、今夜、32ndシングル選抜総選挙の速報が発表されました。まずは順位を…。


  1 位 指原 莉乃 28,563票
  2 位 渡辺 麻友  14,885票
  3 位 大島 優子  14,000票
  4 位 松井 珠理奈 13,656票
  5 位 柏木 由紀 12,887票
  6 位 松井 玲奈 12,177票
  7 位 島崎 遥香 11,832票
  8 位 柴田 阿弥 11,530票
  9 位 横山 由依 10,616票
  10 位 渡辺 美優紀 9,163票
  11 位 須田 亜香里 8,753票
  12 位 宮澤 佐江 8,567票
  13 位 山本 彩 8,097票
  14 位 板野 友美 7,407票
  15 位 篠田 麻里子 7,126票
  16 位 木﨑 ゆりあ 6,891票

  17 位 松村 香織 6,616票
  18 位 高橋 みなみ 6,598票
  19 位 小林 亜実 6,536票
  20 位 小嶋 陽菜 6,502票
  21 位 梅本 まどか 6,055票
  22 位 梅田 彩佳 6,030票
  23 位 薮下 柊 5,539票
  24 位 兒玉 遥 5,096票
  25 位 斉藤 真木子 5,051票
  26 位 峯岸 みなみ 4,875票
  27 位 入山 杏奈 4,864票
  28 位 高柳 明音 4,824票
  29 位 大矢 真那 4,703票
  30 位 中西 優香 4,654票
  31 位 上西 恵 4,640票
  32 位 松本 梨奈 4,493票

  33 位 川栄 李奈 4,457票
  34 位 古川 愛李 4,392票
  35 位 武藤 十夢 4,195票
  36 位 片山 陽加 4,118票
  37 位 高城 亜樹 4,114票
  38 位 北原 里英 3,507票
  39 位 矢方 美紀 3,277票
  40 位 磯原 杏華 3,272票
  41 位 多田 愛佳 3,259票
  42 位 田島 芽瑠 3,080票
  43 位 木下 有希子 3,072票
  44 位 市川 美織 2,948票
  45 位 山田 菜々 2,872票
  46 位 大場 美奈 2,868票
  47 位 山下 ゆかり 2,864票
  48 位 金子 栞 2,821票

  49 位 森保 まどか 2,809票
  50 位 前田 亜美 2,761票
  51 位 朝長 美桜 2,740票
  52 位 藤江 れいな 2,710票
  53 位 菊地 あやか 2,704票
  54 位 倉持 明日香 2,699票
  55 位 岩立 沙穂 2,685票
  56 位 石田 晴香 2,665票
  57 位 岡本 尚子 2,660票
  58 位 阿部 マリア 2,595票
  59 位 矢倉 楓子 2,535票
  60 位 鈴木 紫帆里 2,492票
  61 位 宮脇 咲良 2,482票
  62 位 岩佐 美咲 2,406票
  63 位 田野 優花 2,394票
  64 位 木本 花音 2,275票


 例年にない程の、荒れ模様。とにかく意外なメンバーの続出で、どっから突っ込んでいいか分からないぐらいなのですが、取り敢えず気になったことを箇条書きで…。


 ●なんと、指原莉乃が1位。しかも、2位の渡辺麻友のダブルスコア。「ファンが結託して、とにかく速報に突っ込んで話題を呼ぶ作戦では?」との見方も…。


 ●ダントツで1位だと思われた大島優子が3位。ライト層が思った以上に離れているのかも…。


 ●島崎遥香が7位。次世代センターとして宣伝されまくっている訳ですが、「神7入り」で、面目を保った形でしょうか。


 ●8位にSKE48、チームEの柴田阿弥。今回最大の番狂わせ。じつはこれには伏線がありました。努力家で、SKEの握手会でも毎回握手券を完売させる程の人気メンであるにも関わらず、SKEのシングル選抜からはずっとはずされており、そういった運営に不満を持っていたファン(他推し含む)の同情票を集めたのでは?と言われています。


  かく言う私も、今回(わずかですが)速報で投票した二人のうち、一人は彼女だったりします。なので、個人的にこの順位は嬉しかったです。


 ●昨年ギリギリ選抜入りを逃したNMBのツートップ、山本彩と渡辺美優紀は二人とも選抜(16位)圏内。勢いを考えると、最終でも入りそう。


 ●須田亜香里が11位というのも、驚き。今回、劇場盤にも投票券を付けたので、やっぱり握手が強い子が上位に来るんでしょうかね。


 ●板野友美、篠田麻里子がこんな順位にいるのは初めて見ました。昨年「潰すつもりで来て下さい」と啖呵を切った麻里子さまですが、速報とはいえ、まさか支店の無名のメンバーに負けるとは思ってもいなかったでしょうね(笑)。


 ●去年のシンデレラガール、松村香織が、なんと17位。高みな、こじはるの上(パク)。今回全体的にSKEヲタの頑張りが目立ちますね。


 ●小林亜実のランクインは驚き。彼女は柴田阿弥と違い、そこまで握手人気は無かったので。


 ●梅本まどかの21位は驚きと共に嬉しかったです。彼女も柴田阿弥と同様、「選抜並みの人気にも関わらず、シングルの選抜からは干されている」メンバーだったので。


 ●兒玉遥の24位は、驚き。今ではすっかり田島芽瑠にセンターを奪われてしまいましたが、その分ファンが発奮したんでしょうかね。


 ●「因縁の26位」には峯岸みなみが。個人的には、ちょっとこれは出来過ぎに思います。というのも、26位という順位は、3年連続で平嶋夏海が獲得した後、スキャンダルでAKBを辞退。その次の選挙では、増田有華が獲得し、やはりその後スキャンダルでAKBを辞退…という、非常に縁起の悪い順位なのです(パク)。


 ●雑誌の企画やめちゃイケで推されまくっている川栄李奈は33位。まあ、これぐらいの順位が妥当でしょうかね。


 ●昨年のもう一人のシンデレラガール、武藤十夢が35位。握手人気はそれほど無いし、今年は無理だろうと思っていましたが、見事ランクイン。相変わらず選挙に強いですね。


 ●高城亜樹が37位。海外メンバーは個別の握手券は販売されないので、不利と言えば不利ですね。


 ●北原里英は順位を落とすと思っていましたが、38位というのは驚き。彼女はテラスハウスに出たのは、やはり失敗でしたね。


 ●多田愛佳は今年は圏外ではないかと思っていましたが、HKTに移籍して露出が増えたのが功を奏したんですかね。


 ●山下ゆかり、金子栞のランクインを見ていても、現チームEのヲタが今回は頑張った印象ですね。


 ●森保まどかの49位は素直に嬉しかった。あまり48グループにいないキャラだと思いますし。


 ●朝長美桜の51位はちょっと意外。もっと上だと思っていた。


 ●岩立沙穂の55位も嬉しかった。AKBと学業を両立させている数少ないメンバーでもありますし、自己紹介でのネタ「発声練習」を考え出したり、非常に工夫の感じられるメンバーなので。


 ちなみに私が速報で投票したもう一人のメンバーは、彼女だったりします。


 ●鈴木紫帆里の60位は驚き(※1)。彼女は劇場公演の生誕祭で「今年の目標は総選挙でランクインすること」と宣言し、この発言は(ファンに負担を掛ける事になるので)物議を醸したりしたのですが、こうしてみると、やっぱり「批判覚悟でアピールした方が良い」ということなんでしょうかね。


 ●去年47位の宮脇咲良、33位の岩佐美咲が60位台。速報とはいえ、下位の方まで荒れ模様ですね。


<全体を通して>
 速報の結果だけについて言うと、5回目にして初めて、私が期待していた総選挙に近くなりました。つまり「選抜常連メンバーではなく、普段光の当たらないメンバーが上位に来る」という総選挙です。今までは、結局上位陣の顔ぶれはいつもの選抜と変わらなかったので…。


 最終結果は、例年の総選挙に近くなると思いますが、今回の「荒れ模様の速報」は、個人的には非常に面白かったです。ちなみに、今日取り上げなかったメンバーで、他にも興味深い順位があるので、それはまた後日取り上げようと思います。


※1…実は、鈴木紫帆里の有名なファンで、毎年1000票近く投票していた人が、「今年は総選挙には参加しない」と宣言しており、正直今年のランクインは無理だと思っていたので、余計に驚きました。



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 さて、現在開催中の「思い出せる君たちへ」。先日、A5th「恋愛禁止条例」公演を観てきました。出演メンバーはAKBの13期生全員と14期生全員。13期生の大島涼花のみ、正規メンバーで、それ以外は全員研究生です。ざっと感想を…。


 <全体曲>
 ●長い光
 ●スコールの間に
 ●JK眠り姫
 ●君に会うたび恋をする

 懐かしい曲が並びます(※1)。特に、個人的に好きな「君に会うたび~」が聴けるのは嬉しい。ただ、最近の研究生全般に言えることですが、良く言えば“行儀が良い”、悪く言えば“覇気がない”子が多い印象です。


 9期生が主体でやっていた頃の「JK眠り姫」なんかは、すごく迫力がありました。特に石黒貴己、山内鈴蘭、横山由依が3人並んで踊る箇所なんかは、ちょっとやり過ぎじゃないか?と思ってしまうぐらい、3人ともガツガツ踊ってたり…。そんな事を少し思い出しながら、ステージを見ていました。


 <ユニット曲>
 ●黒い天使(橋本耀、村山彩希、西野未姫)

 村山彩希は日によってテンションにムラがあるのですが、この日は1曲めから機嫌が良い様子でした。で、ユニット曲まできて、「ああ、前田敦子ポジションだったから、モチベーションが高かったのか」と気付く。


 西野未姫が思いのほか良かった。彼女は公演中、基本「笑顔全開」なのですが、この曲では、歌詞に合わせて、頑張って切ない表情を作っていました。まだ表情のバリエーションで言えば、“笑顔全開”と“切ない”の二つぐらいですが、この調子でもう少し表情のバリエーションが増えると、かなりパフォーマンスが良くなると思います。


 ●ハート型ウイルス(茂木忍、岩立沙穂、高島祐利奈)

 去年と同じメンバー。曲中のセリフは茂木忍が担当。去年はまだ美少女キャラでしたが、今ではすっかり変態キャラになってしまったので(パク)、セリフに少し違和感が…(笑)。


 まあ、でも3人ともこの曲に合っていると思います。


 ●恋愛禁止条例(相笠萌、大島涼花、岡田奈々)

 相笠萌が、随分と太ったことに気付く。顔がすっかり丸くなりました。体型も太めに。ダンスにかつてのキレが無いように感じたんですが、多分それが原因なんでしょう。ちょっと心配です。


 岡田奈々は、今回のメンバーの中で一番ガツガツしていて、意欲というか、野心を感じました。常に「どんなことをしてでも、ここから這い上がってやる」という気持ちで踊っているように見えます(パク)(※2)。


 ●ツンデレ!(北澤早紀、篠崎彩奈、梅田綾乃)

 去年と同じメンツ。篠崎彩奈は、前日に、このユニットのオリジナルメンバーである板野友美に会った際に、アドバイスを求めたそうですが、板野の答えは「ツンツン、デレデレな感じでやればいいよ」だけだったとのこと…。


 技術的なことには全く触れていないわけですが(パク)、このユニット曲は振付はさほど難しくなく、キャラというか雰囲気重視のユニット曲なので、これはこれで良いアドバイスなのかも知れません。


 実際、去年よりも「チャラチャラして気だるい感じ」がよく出ていました。


 ●真夏のクリスマスローズ(内山奈月、岡田彩花、小嶋真子、前田美月)

 「スコールの間に」のラストと、この曲では、バックダンサーとして15期生が登場しました。NMBの山本ひとみに似た感じの子や、村山彩希に似た感じの子なんかが居ましたが、何となく、「14期生みたいに、人気のある子と無い子に真っ二つに分かれそう」な印象を受けました。


 <全体曲>
 ●Switch
 ●109(マルキュー)
 ●ひこうき雲

 歌謡曲っぽい「109」が好きなんですよね。感想のギターの音色も良い。この3曲は、この後のMCで村山彩希も言っていましたが、公演の中で、非常に盛り上がる箇所になっています。


  MC


 西野未姫が、今回の出演のために、去年のDVDを見たところ、自己紹介での茂木忍のキャラが、今と全然違っていて驚いた、といった話をして、会場の笑いを誘っていました。茂木忍いわく、「うるさいな、当時(1年前)はまだ可愛い系でいけると思ってたんだよ!」とのこと(※3)。やや自虐的な内容が多かったですが、この日のMCは全体的に茂木忍が、何とか盛り上げようと頑張っていました。


 ●あの頃のスニーカー

 この曲は、「学校を卒業してある程度年数が経った主人公が母校を訪れる」という内容です。この日の出演者は岩立沙穂を除いて、全員高校生以下なので、この曲を歌うには、ちょっと早いかな、という気はしました。


 <アンコール>
 ●AKB参上!
 ●ナミダの深呼吸
 ●大声ダイヤモンド

 ●掌が語ること

 大声ダイヤモンドは、ベタと言えばベタですが、やはり盛り上がりますね。A5thの元々のラストの曲は大声ダイヤモンドなので(※4)、「最後に、盛り上がって終わる」というのは良い構成だな、と改めて思いました。


 公演後、近くにいたお客さん二人組が「『ウェイティング公演』や『レジェンド公演』も悪くは無いんだけど、やっぱりちゃんとしたセットリストの公演をやった方がいいよなあ」といった感じのことを話していました。


 現在AKBで行われている「ウェイティング公演」は多くの楽曲を歌うためなのか、短縮バージョンの曲を沢山詰め込んでいるんですよね。お得感はあるかも知れませんが、「もう少し聴きたい」と思った所で終わってしまったり、全体的に散漫な印象になり、まとまりがあまり感じられない公演になってしまっている面もあると思います。


 一方、A5thのような、きちんと公演タイトルが付いているセットリストは、全曲フルバージョンですし、公演全体の雰囲気やストーリーがそれなりに考えられて構成されています。A5thなんかも、始まった当初は、結構批判も多かったセットリストですが、今改めて聴いてみると、それなりに良く出来たセットリストだと思います(※5)。


 最後に…この日の公演のMVPを選ぶとしたら、西野未姫ですかね。とにかく「笑顔全開」もしくは「切ない表情全開」で一生懸命に踊る。初ステージの頃は、あまり印象に残らなかったんですが、去年の暮れに劇場公演で「永遠プレッシャー」のセンターを担当したあたりから、劇的に表情が良くなりました。彼女がここまで化けるとは思いませんでした。


※1…A5thの劇場最終公演は2010年6月で、約3年前。去年の「見逃した君たちへ」からでも約1年ぶり、となります。
※2…もちろん、実際にそう思っているかどうかは知りませんが。今度握手する時に訊いてみるかな。
※3…今でも、見た目だけなら美少女ではあります。
※4…「掌が語ること」は期間限定で特別に歌っています。
※5…秋元氏も、この頃はまだ丁寧に仕事をしていた印象ですし(パク)。



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 さて、すっかり書くタイミングを逃してしまった感のある、この問題。メモ程度にざっくりと書いておきます。


 現在行われている、48グループの全セットリストを上演するイベント「思い出せる君たちへ」。このコンサートのチケットが、チームB2の「会いたかった」公演のみ、完売しなかったとのこと。ちなみに私はこの事実を知った時、以下のような理由だろうと思いました。


 ●5月6日という、連休の最終日に二回公演で開催したこと。遠征客は、特に夜公演を回避する可能性が高いと思われる(連休の最終日は遠征客の少ない地元のグループ、つまりAKBの公演にするべきだったと思う)。
 ●一般販売の告知が不十分。私含め、一般販売があることを知らなかった人も多数いた模様。
 ●NMBの冠番組にチームB2のメンバーがあまり登場しない(チームMのメンバーまではよく登場する)。
 ●要は、スタッフの見通しの甘さと、宣伝不足が原因では?。


 しかし、スタッフの考えは違ったようです。NMB支配人のGoogle+に、スタッフから事情を聞かされているメンバーの様子が掲載されていたりしますが、その様子と彼女たちのその後の反応を見ると、どうも「彼女たちの頑張りが足りない and 実力不足」という風にスタッフから説明されたようです。


 で、この事をスタッフから知らされたチームB2のメンバーは、悔しがり、各所(NMB劇場前、サイン会の会場、AKB48劇場等)で手作りのビラを配ったりして、知名度アップに奔走したようです。


 このやり方(ビラ配り)についても、個人的には効果に疑問があると思います。それは以下の理由。


 ●NMB劇場やNMBのサイン会の会場等、既にチームB2を知っている人が大多数の場所でしか配っていない点。
 ●ビラ配りをしている事がすぐにネットを通じてファン(主にB2ヲタ)の間に広まり、ビラ配りのメンバーに“がっついて”話し込んだりして、そもそもビラ配り自体が捗らない点(パク)。


 一番効率が良いのは、冠番組等に出演して、宣伝させてもらうことなのですが、そういう事はしないんですよね。ただ、このビラ配り、直接的な宣伝効果はあまり無かったと思いますが、ネットニュースやまとめサイト等で話題になり、結果的に宣伝としては成功したようです。


 で、その後、チケットの再販が決定し、無事完売したことがコンサートの最後で上枝キャプテンから発表され、めでたしめでたしになった訳ですが…。


 終わってみて思ったのは、効率の悪い「ビラ配り」のような地味な努力をさせたのは、おそらく「どん底から地道な努力で這い上がる」というストーリー仕立て(感動の物語)にしたかったから、ではないでしょうか。そして、こういう形でしか、もう48グループからは“物語”は生まれないのかなあ、という少し寂しい気もした、今回の出来事でした。



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 さて、最近の出来事で、書けていなかったことをざっと…。


◆こくまろ選抜

 ハウス食品の「こくまろカレー」のCMに、AKBから7人が選ばれていますが、そのメンバーは以下です。


  篠田麻里子、柏木由紀、島崎遥香、大島優子、渡辺麻友、中塚智実、小嶋陽菜、


 この手の選抜に選ばれたことがない中塚智実がいて、一瞬、えっ!と思いましたが、彼女は一応「AKB料理部 部長」という肩書きがあったのでした。本当は、もっとこういう「そのメンバーの特技を活かした選抜」があっていいはずなんですけれどね。


◆二人は同級生 その3(※1)

 HKT48の1期生中西智代梨と2期生の谷真理佳は、HKTに入る前の中学生時代、同級生で親友だったそうです。谷真理佳がHKT48のオーディションを受ける時に、既にHKTに所属していた中西智代梨に相談した所、中西は「ああ、いいんじゃね?」と返事したとのこと(笑)。


 この二人、仲が良かっただけあって、キャラがそっくりなのですが(ふてぶてしく前に出るキャラ)、最近になって、谷真理佳の方が、バラエティ番組でも目立つようになってきました。彼女の方が機転も効くし、柔軟に対応出来るからかもしれません。


 そしてさらに、先日の武道館公演にて披露された次のシングルのカップリング選抜(アンダーガールズ)にも、谷真理佳は選ばれていました。中西智代梨は選ばれていませんでしたから、後から入ってきた同級生に、追い越されてしまったことになります。


 ということで、中西智代梨は、谷真理佳をHKTに誘ったことを後悔しているのではないか、と思ってみたり…(-∀-`;)。


◆二人は同級生 その4

 AKB48の10期生加藤玲奈と13期生の北澤早紀も、小学・中学の同級生だそうです。北澤早紀によると、学校では同級生なので「玲奈ちゃん」と呼ぶそうですが、仕事の現場だと先輩なので「れなっちさん、おはようございます。」と敬語になるそうな…(パク)。


 何だか面倒くさい関係ですが、そういや、仲谷明香も前田敦子に対して、最初は敬語だったような気がします(後にタメ口になりましたが)。


◆総選挙の基礎票

 劇場盤の6次申し込みの段階で、20部完売している子が実に40人もいます。一部あたりの枚数を、少なめに見積もって300枚だとしても、既に6000票の基礎票がある計算になります。


 ちなみに昨年の64位は5400票ぐらいでしたから、彼女たちは既に昨年のボーダーを超えていることになります。もちろん、全ての票がその子に投票されるとは限りませんが、一つの目安になると思います。


 しかも、1、2部しか完売していないメンバーとは、既にこの時点で数千票の差がついているわけで…。この差は、ちょっとやそっとではひっくり返せないんじゃないかなあ、と思っているのですが…。


◆兼任解除の波紋

 武道館コンサートで今まで複数のグループを兼任していたメンバーの兼任解除と、新たな兼任の発表がありました。


 ●北原里英、横山由依、石田安奈、小谷里歩の兼任解除

 ●新たな兼任
  AKB 大場美奈  SKEチームKII兼任
  AKB 市川美織  NMBチームN兼任
  SKE 古畑奈和  AKBチームK兼任
  NMB 矢倉楓子  AKBチームA兼任
  HKT 兒玉遥   AKBチームA兼任
  SNH 宮澤佐江  AKBチームK兼任
  SNH 鈴木まりや AKBチームA兼任
  JKT 高城亜樹  AKBチームB兼任。


 ・傍目にも、やっと慣れてきたかなあ、と思った時期の兼任解除は疑問。

 ・新たな兼任のうち、姉妹グループ → AKBの兼任は、今が旬の、運営側が売り出したい子を軒並み選んでいる印象。

 ・その一方で、AKB → 姉妹グループの兼任は、やや旬を過ぎた人を行かせているような印象を受ける。

 ・SNH48は、一向にビザが降りる気配も無いし、もう撤退しようよ…。

 ・高城亜樹は、明らかに兼任を嫌がっている雰囲気で、twitterを見ていても、明らかに日本にいる期間の方が長い印象だったので(パク)、本人の意向を汲んだんでしょうかね…。


 思ったよりも長くなってしまったので、「チームB2チケット売れ残り問題」については、また次回…。


※1…ちなみに「その1」は前田敦子と仲谷明香、「その2」は今出舞と村上文香です。



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 さて、書きたいネタが溜まっていたり、プロフィール一覧をSKE48の組閣を反映したものにしたかったり…と、色々とやりたいことはあるのですが、風邪をひいてしまい、この二日間はほとんど家で寝ていました(パク)。やっと少し元気になったので、少し更新…。


◆さながら、元AKBメンの同窓会

 5月1日に渋谷に行ったついでに、「Live iDolspot vol.1」というライブを観て来ました。このライブには、以下のグループが出演していました。


 ●THE ポッシボー/夢みるアドレセンス/Prizmmy☆/愛乙女★DOLL/Starmarie/S(ハート)A


 ちなみに、“愛乙女★DOLL”には上遠野瑞穂(現・愛迫みゆ、元AKB7期生)、佐野友里子(元AKB8期生)が、“S(ハート)A”には植木あさ香(元AKB8期生)、石黒貴己、絹本桃子、森杏奈(以上、元AKB9期生)が所属しています。


 ここまで元AKBのメンバーが揃うライブというのも珍しいでしょう。さながら、「AKB同窓会」の様相を呈していました。


 まずは“愛乙女★DOLL”。上遠野瑞穂にしろ、佐野友里子にしろ、AKBに居た頃よりも、ハジけた感じで踊っていました。伸び伸びやっている彼女たちを見て、AKBよりもふさわしい居場所を見つけたのかな、と感じました。


 そして、この日のお目当ては勿論“S(ハート)A”。“S(ハート)A”の4人が登場したとき、会場の盛り上がりが凄かった。おそらく、この日来たお客さんのうち、半分以上は彼女たち目当てだったと思います。


 曲目は「アイドルなんて呼ばないで」「そばかすのキス」「大声ダイヤモンド」の3曲。盛り上がるし、良い選曲だったと思います。ただ、個人的には10曲ぐらいやって欲しかったですが(笑)。歌は生歌ですが、ボイトレもやってないでしょうし、正直厳しかったですが、ダンスはあの頃と変わらず、手慣れた感じでした。まあ、何百回とやっているから、体に染み付いているんでしょう。


 彼女たちの服装は私服。でも、一応イメージを合わせているように見えました。事務所に所属して本格的に活動していくわけではなく、今回はまだ素人の状態で集まったそうなので、仕方ないでしょうね。ちなみにグループ名の“S(ハート)A”ですが、意味は「Spotlight once again」の略とのこと。onceのoをハートにして、略す時はoは読まないらしい…。セレクションで落ちた子もいますし、「スポットライトをもう一度」というのは、ちょっと切ないグループ名ですね。

 

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 終演後にはハイタッチ会がありました。ハイタッチに参加する人が多かったため、流しがキツ目で時間は短かったですが、彼女たちともう一度話せたのは嬉しかったです。森杏奈は覚えていてくれたようで、私の顔を見るなり、「あー!お久しぶりです!」と言いながら手を振ってくれました。「久しぶり。弟くんによろしく。」と言っておいた。


 いや~、この日のライブは本当に楽しかったです。本家のAKBのライブよりも楽しかったかも(パク)(※1)。円満な卒業ではなく、志半ばにしてAKBを辞めた子が多いため、ファンも「まだまだ彼女たちが歌って踊る所を見たかった」という人が多かったでしょうし、彼女たちも「またステージに立って歌ったり踊ったりしたい」という思いが強かったため、余計に盛り上がったような気がします。


◆藤本美月 最終公演

 4月29日に久々にSKE48の公演へ。研究生公演で、既に卒業を発表している藤本美月の最終公演でもありました。


 出だしから盛大に“みつき”コールが叫ばれました。彼女のパフォーマンスを見ながら、体操をやっていたため、身体能力は高いし、声も個性的だし、せっかく昇格したのに、ここで辞めちゃうのは、やっぱり惜しいよなあ…とぼんやり考えながら見ていました(※2)。


 藤本美月は5期生ということで、この日は別チームの菅なな子や古畑奈和も駆けつけ、同期が全員揃いました。5期生の持ち歌である「目が痛いくらい晴れた空」を全員で歌唱。本編の最後には、同期で仲の良い岩永亞美と二人で「わがままな流れ星」を歌ったり。


 で、最後、ファンの方に向けてのコメントで彼女は「一つ私と約束して下さい。幾つになっても夢は持てると思うので、みなさんも、一つ夢を持って下さい。大きな事でもいいし、小さな事でもいいので。夢を持つと、そのために頑張れます。だからみなさん、夢を一つ持って下さい」といったような事を言いました。


 卒業するとき、こういう(若干説教じみた感じの)事を言った子は初めてだったので、ちょっと驚きました。普通は自分の夢を語って、あとはファンに対する感謝の言葉だけを述べて去っていくのが普通なので…。彼女は保育士を目指すためにSKE48を辞退したのですが、確かに保育士や教師に向いているのかもなあ、と彼女のコメントを聞きながら思いました。


※1…最近のAKBのライブは、大きな会場で出演メンバーも偏っていたりしますからね。
※2…バク転・バク宙が出来るメンバーは今のところ彼女だけなので、いわゆる替えのきかないメンバーだったんですよね。



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