夕焼けのそばにいて
今日はあの娘にしよう 駅でよく会う娘
遊園地でデートして ソフトクリーム食べようかな
~『脳内パラダイス』より~




 コンビニで上記のムック本を見掛け、パラパラめくってみると思いのほか面白かったので買ってきました。中には明らかに間違ってる記述もありましたが(パク)、貴重なインタビューもあり、全体的にはなかなか良かったです。で、その中から印象に残ったエピソードを…。


◆後輩を初めて叱った前田敦子

 10期生の入山杏奈が、以前モバメで「西武ドームコンサートのリハーサルで、研究生の振る舞いが悪く、前田(敦子)さんに叱られた」と書いてきたことがあり、結構物議を醸したのですが、その時の詳しい様子が、高みなのインタビューで語られていました。


 その記事によると、「マジすか学園」の曲のリハーサルをやっていた時に、研究生からは一生懸命さが感じられず、歌詞も覚えていない子が多かった(※1)ため、高みなが叱った後、今まで後輩を叱ったことが無かったあっちゃんが「私も言う」と後輩を叱ったとのこと。


 前田「もっと一生懸命やろうよ。私たちがいなくなった後、AKBを支えるのはみんななんだよ!」


 高みなによると、あっちゃんが後輩を叱ったのは初めてらしい…。「どうして?」と聞いてみたところ、「現在出演中のドラマ『イケパラ』で、先輩の俳優が若手の俳優を叱ったりアドバイスしたりしているのを見て、AKBもそうならないと…と思ったから」とのこと。


 外部の仕事をして、先輩としての自覚が出てきたのは良いことですし、この心懸けは立派だと思います。ただ…、上記の後輩を叱ったときの言葉が少し引っ掛かります。


 あっちゃんは去年の総選挙で「AKBに一生を捧げる」と発言しました。また、高みなは今年の総選挙で「AKBを去っていく仲間達を見守り続ける」と、「ずっとAKBに居る宣言」とも取れる発言をしています。彼女たちの周りの人間も、AKBの人気がよほど落ちない限りはAKBを辞めさせないでしょう。


 今回叱られた研究生の中で、あっちゃんや高みなが卒業するときに、まだ在籍している子は、果たして何人いるんでしょうか…。


 あっちゃんに叱られたとき、研究生たちは何度もうなずいたり、涙を流したりしていたそうですが、中には「何言ってんだ、AKBからいなくなる気なんてさらさら無いくせに!」とか思ってたりした子もいるんじゃないでしょうかね…。


 (念のために書いておくと、私はあっちゃんや高みなを非難しているわけではなく、今のAKBの体制が歪んだ形になっている、という事を言いたかっただけです。)


※1…前日に急に「この曲をやれ」と言われ、さらにスタッフの手違いで、事前に配られるはずの歌詞が配られていなかったとのこと…って、これスタッフの落ち度であって、研究生の責任じゃないじゃん(苦笑)。



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