キンポウゲ科のヒメウズです。
本州の関東地方から四国、九州に分布する多年草です。
下のほうの葉は3出複葉、小葉は円形で3枚に深く切れ込み、切れ込んだ葉はもう一度浅く切れ込みます。
高さ10センチから20センチに立ち上がって枝分かれします。上部の葉は短く小さいです。
下向きにさく白い小さな花びらに見えるのは5枚の萼(がく)、内側にうすい緑色の花びらが5枚あります。
「ウズ」というのはトリカブトのことで、姫とつくのは「小さくかわいい」なので「小さなトリカブト」という名前だそうです。
キンポウゲ科のヒメウズです。
本州の関東地方から四国、九州に分布する多年草です。
下のほうの葉は3出複葉、小葉は円形で3枚に深く切れ込み、切れ込んだ葉はもう一度浅く切れ込みます。
高さ10センチから20センチに立ち上がって枝分かれします。上部の葉は短く小さいです。
下向きにさく白い小さな花びらに見えるのは5枚の萼(がく)、内側にうすい緑色の花びらが5枚あります。
「ウズ」というのはトリカブトのことで、姫とつくのは「小さくかわいい」なので「小さなトリカブト」という名前だそうです。
シギ科のタシギです。
ユーラシア大陸で繁殖して東南アジアで越冬する渡り鳥です。
暖かい房総に越冬でやってきたんだね。
体は褐色のしま模様です、おなかは白色、くちばしがまっすぐで長いのがとくちょうです。
昆虫や植物などを食べる雑食性です。
名前は、田んぼでよく見るので「タシギ」とよばれるそうです。写真は休耕田の水たまりです。
バラ科のノイバラです。
北海道から本州、四国、九州に分布する落葉低木です。野原や林の近くで見られます。
高さは1から2メートルくらいで、よく枝分かれするのでヤブになります。
枝には鋭いとげがあるので、手を傷つけたり洋服にひっかかるので注意が必要です。
葉は互生、奇数羽状複葉です、写真では5枚になっています。小葉はギザギザのある卵型。
初夏に白い花びら5枚の花をつけます。秋から冬にかけて紅い実がつきます。
チドリ科のケリです。
東北から近畿地方の本州に分布します、冬は暖かい地方に移動します。房総では冬に見られる鳥です。
全長は30から40センチ、チドリのなかまでは一番大きな鳥です。
くちばしは黄色で先が黒くなっています、目は赤く黄色のリングがあります。
頭は灰色、背中は薄い褐色、おなかは白色で胸には横に黒い帯があります。
羽根を広げると、背中の褐色から白色で先端は黒色、尾の先端も黒色です。
目立つ鳥ですが警戒心が強くすぐに逃げます。
水辺や水田で見られ、昆虫やカエルを食べます。
鳴き声は「ケリ、ケリ」と聞こえるのでケリと名がついたようです。
望遠レンズが限界、こちらを見て飛び立とうとしています。
ナデシコ科のコハコベです。
北海道から本州、四国、九州に分布する越年草です。
葉は対生、先のとがった卵型、葉や葉柄には細かい毛があります。
白い花びらは10枚に見えるけど、付け根がつながっています。
5枚の花びらの先が分かれて10枚に見えるのがとくちょうです。
花の中央のメシベの先が3つに分かれています、よくにた「ウシハコベ」は5本なのです。
春の七草は、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロです。
七草の「ハコベラ」がこの「コハコベ」のことです。