ミソハギ科のミソハギです。
北海道から本州、四国、九州に分布する多年草、少し湿った日当たりの良い場所で見られます。
高さは50センチから1メートル、株から多数の茎がでて密生します。
葉は対生、細長い卵形で縁はなめらか、先は少しとがった感じです。葉は90度づつズレてつきます。
茎の上部に花がさきます、苞葉とよばれる葉の付け根に2個から3個さきます。
紅紫色の花弁は6枚、雄しべは12本あります。
お盆の行事で使われるので、集落近くで水田や畑の脇などに植えられている場合があります。
写真は市内のお寺の前の土手で撮影しました。
「ミソハギ」の花穂を数本束ねて筆のようにして精霊様の送り迎えに使ったり、花を盆棚に飾ります。